2001/12/25 - 2001/12/28
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さとう1970さん
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【2001年12月25日(火)】ロサンゼルスの長い一日
今回の旅行で使う切符はロサンゼルスまで往復19000円の格安チケットです。空港利用料や税金はこれとは別に取られたんだけど、それでも激安です。おそらくこんな金額が出るのは最初で最後だと思い、即決で購入しました。
航空券は当日空港渡しなので、早めにチェックインすることもできずちょっと不便でした。しかも、あらかじめ席が指定されており、私は窓側。トイレに行くのに2人に迷惑をかけなければいけないので、長距離路線ではぜひ避けたいところでした。
ノースウエスト航空NW2便の出発時刻は14時40分。ところが搭乗直前になって「機材整備」のため搭乗が遅れると発表がありました。ノースウエストのジャンボはもう古くてぼろぼろなので、いつものことです。去年ミネアポリスへ行ったときもそうでした。結局「機材変更」することにとなり、飛行機を用意するため出発時間は17時になってしまいました。
超格安チケットのおかげか、この日はノースウエストのアメリカ行きはどの便もほぼ満席。ニューヨーク行きはオーバーブッキングでミネアポリス経由に変更するボランティアを3人募っていたほどです。後から知ったのですが、このニューヨーク行きもエンジントラブルを起こし、滑走路手前で6時間足止めの上、結局翌朝出発になったそうです。
私のロサンゼルス行きはなんとかその日のうちに離陸できました。ロサンゼルスまでの飛行時間は案外短くて8時間程ですが、窮屈な窓側席に縮こまっていた私は、やはり後半は調子が悪くなりました。
時間をさかのぼってしまい、ロサンゼルスに近づいたのはまた25日の朝です。右窓側の席だったので、明るくなっても海しか見えなかったけど、ロサンゼルスに着陸する前に一度内陸に入ります。すると下にはロサンゼルスの街が一望できました。天気はまさにカリフォルニアらしい晴天です。きれいな海岸、大きなヨットハーバー、これから着陸する空港、それにハリウッドパーク競馬場も見えました。ダウンタウンの高層ビルを眺めながら右に大きく旋回して、今度はあのハリウッドサインが見えます。なんだかロサンゼルス一周観光がもう終わったような気分でした。辛かった窓側席だけど、このロサンゼルス遊覧飛行のお陰でやっぱり窓側がいいかな?と思い直しました。見慣れない飛行機がいっぱいのロサンゼルス国際空港に着陸したのは9時頃でした。
ロサンゼルスの空港は何かすっぱい臭いがするなー?と思っていたら、入国審査を待つ列の中に怪しい男が一人。彼の手荷物の風呂敷の中には、どうやらキムチが詰まった大きなタッパが入っていて、長旅の振動に耐えきれず液が漏れていたのでした。すると、毛皮を持ったおばさんが彼のもとに詰め寄り、「あんたのせいで毛皮が汚れちゃったわ!どうしてくれるのよ!」とかなり御立腹の様子。彼は座席の上の荷物入れにキムチのタッパを入れていたのか!席が近くじゃなくて良かった。その後、税関でキムチが没収されるんじゃないか?とか、おばさんとの話はつくのか?とか、最後まで見届けたい気持ちはあったけど、先を急ぐことにします。飛行機の荷物入れの中がちゃんと掃除されたかどうかも心配です。
入国審査をスムーズに通過し、出たところにあったスターバックスで休憩。一番小さいアイスドラテを頼んだのに、間違えて一番大きいのを作られました。サービス(?)でそれを貰い飲んでいると、量が多すぎてかえって気持ち悪くなります。そんなことをしている間に空港では事件が発生していました。外に出てみると私が降りた第2ターミナルの前で、警官が発煙筒をたいて交通規制しています。何があったのかはわからないけど、LAXには9つターミナルビルがあり、そこを規制するとそのうち6つのターミナルには行けなくなります。おかげで道路は大渋滞。シャトルバスに乗るために仕方なく隣の第1ターミナルまで歩きました。そこで無料シャトルバスの路線Cが来るのを待ちますが、いつまで経ってもCは来ません。シャトルCは路線バスのトランジットセンターまで行くので、そこでバスを乗り換えてサンタモニカへ行くつもりなのに。たまたまメトロレールの駅まで行くシャトルGが来たので、ここで今日の予定を変更。まずダウンタウンへ行くことにして、シャトルGに乗り込みました。
メトロレール・グリーンラインの駅につくと、グリーンラインは地下鉄ではなく、フリーウェイの中央分離帯を走る電車でした。片側5車線のフリーウェイを車と並んで走ります。ブルーラインへの乗換駅インペリアルは、ロサンゼルス市内でも最も治安の悪い地域にあるらしいのですが、明るい昼間はそれほど危険な感じもしません。それでも怖い感じのお兄さんはいるので、なるべく人の多い場所を選んで電車を待ちます。今度のブルーラインも地上を走る電車で、貨物線の脇に新しく作ったような感じです。途中からは路面電車になりました。グリーンライン・ブルーラインとも、昼間は特に危ない感じはしませんでした。でも夜はまずいかも。改札が無いので誰でも自由に入ってこれるし、車掌さんもいないので。
ダウンタウンに入り、ピコという駅で降りると、そこにはステイプルズセンターがあります。そこはNBAのレイカーズ、クリッパーズ、NHLのキングスの本拠地です。今日はクリスマスの祝日の昼間なので、人が居なくて怖いくらいです。裏側に回り込むと、そこには前売窓口があり、ちょっとした行列ができていました。そこに並んで明日のロサンゼルスクリッパーズvsフィラデルフィア76ersのチケットを買います。トナカイの角のかぶりものをした、白人のかわいいお姉さんに当たりました。お姉さんが何か聞いてくるので、つい適当に"Yes"と答えたのが大失敗。どうやら彼女は席の種類を確認していたらしく、私は$75の1階席を希望している客になってしまったようです。何を聞いていたのか$25だと思い込んでいた私が$30を出したら、お姉さんに足りないと責められました。かわいいお姉さんに「$10の3階席にしてください。」と言うのもなんだか恥ずかしくなり、カードを取り出しそのチケットを買ってしまいました。まあ、生でNBAを見るのは一生に一度かもしれません。失業者にとっては超高額のチケットだけど、母親に1万円餞別を貰ってきたので、それで買ったことにしてあきらめることにします。
次はブルーラインとレッドラインを乗り継いでアムトラックのユニオンステーションに向かいます。レッドラインは地下鉄でした。ユニオン駅では観光として駅を見たかったのと、明日競馬場へ行くときのバスの乗り継ぎ方がわからなかったので、現地確認の下見を兼ねています。それにしてもダウンタウンには人がいません。ユニオン駅の向かいにある公園だけは、お祭りのようなことをやっていて賑やかでした。
いよいよハリウッドへ行きます。レッドラインで1本です。ハリウッドはさすがに世界各地からの観光客でいっぱい。新しくできたハリウッド&ハイランドの巨大施設も賑やかでした。ところが、もともとまだオープンしてないテナントもある上に、クリスマスの祝日でほとんどのお店はお休み。昼食にも困るくらいでした。バーガーキングは開いていたので「ホッパー」というトマトがたくさん入った大きなハンバーガーを食べました。今後、食事にありつけないこともあるかと思い、テイクアウトで非常食も調達しました。
いったんユニオン駅に戻り、裏のバスターミナルでサンタモニカ行のバスに乗ります。ところが、夕方のバスターミナルには私ひとりぼっち。誰か怪しい人が近づいてきたら、いつでも逃げられるようにきょろきょろしながら待ちました。サンタモニカ市営ビックブルーバス10系統は、映画「スピード」に出てきた路線で有名らしいのですが、私は全然知りません。サンタモニカまでフリーウェイを飛ばして行きます。まさにアメリカらしい感じです。バスだけど・・・。途中で乗ってきたじいさんに「この1ドル札をコインに両替しておくれ」と言われました。アメリカのバスには両替とかお釣りのシステムが無いので、小銭が無いときはこうして他の乗客に両替してもらってから払うのだそうです。日米関係に影響を与えると困るので、仕方なくクォーターを4枚あげたら、私が明日バスに乗る分のクォーターが無くなってしまいました。どこかで調達しなくては。
サンタモニカに着いたら、残念ながらもう太陽は海に沈んでいました。それでもサンタモニカは大観光地らしく人がいっぱい。思っていたより大きな街です。明るい海岸も見たいので、また来ることにしてホテルへ向かいます。ホテルは空港のすぐ近くで、今度はビックブルーバスの3系統に乗ります。一日かけてロサンゼルスを一周してしまいました。ホテルはフォーポインツ・ロサンゼルス・エアポート。シェラトン系のちょっと安めのホテルです。一泊$65で予約したのですが、メンバーカードのおかげでスイートルームにしてくれました。部屋の窓から続々とやってくる着陸機を眺めながらくつろいでいます。
【2001年12月26日(水)】バックパックとお別れ?
今日はまずロサンゼルス郊外にあるサンタアニタ競馬場へ向かいます。まずメトロバスの42系統に乗ってダウンタウンへ。途中でリトル東京を通ったので車窓から見ることができました。噂どおりリトル東京の手前、3rd St.以南の地区はゴミが散らばる危ない感じの地区でした。ユニオン駅横のバス停で降り、乗換の79系統を待ちます。なかなか79系統は来ないけど、臨時バスだと思われる379系統の競馬場行は時々通り過ぎます。でも、いかにも競馬好きそうなおやじたちで満員なので、関係ないふりをして、あくまでも定期便の79系統を待ちます。やっと来た79系統は空いていて座ることができました。ロサンゼルスを出てサンマリノ市に入ると、そこはなんだか今までと違う安全・高級な雰囲気。やはり地域によって差がはっきりしています。三和銀行なんかもあるので日本人も多いのかもしれません。競馬場の隣「サンタアニタファッションセンター」にはデパートが3つくらいあり、今日から始まったクリスマス後のバーゲンに来た車でいっぱいでした。
サンタアニタ競馬場は山が近くに見える場所にありました。青い空、熱帯風の木、きれいな山ととっても爽やかで気持ちがいい競馬場です。5ドルの入場料を払いますが、間違えて1ドル札を渡してしまい恥ずかしかった。場内はかなり混んでいます。指定席はもう売り切れたようです。お休みのシーズンなのと、G1開催もあるからでしょう。日本ではただで貰えるプログラムが2ドルしました。読めもしない競馬新聞を買って4ドル。何かと経費がかさみます。コースは外側にダート、内側に芝の左回りです。それとは別に変則の芝コースがバックストレッチのさらに奥に延びており、4コーナーでダートを横切って芝の直線に入ります。
日本と違うのは、馬券を買うためにまずお金をバウチャーという券に替えることです。当たり馬券はバウチャーと同じ役目をするようです。それを窓口に差し出すか、自動機に差し込んで馬券を買います。マークシートもあるんだけど、タッチパネル式の自動機が便利でした。ピック3(連続3レースの勝馬を当てる、3重勝)やスーパーフェクタ(4着まで順番に当てる、4連単)などで高額配当を狙いましたが、6レースの「マリブステークス(G1)」まで見て、一つも当たりませんでした。メインレースの後、まだ3つもレースがあるけれど、これ以上傷口を広げたくなくて帰ることにします。
帰りも79系統のバスに乗りましたが、乗ってみてびっくり!日系か韓国系かどっちかわからないけど、すごくきれいな女性ドライバーだったのです。バスの運転手は立派な体の黒人さんが多くて、女の人も結構いるけど同じように立派な方ばかりなのに、その人はスリムだし本当にきれい!歳は私と同じくらいだろうか?もっと若くも見えます。ちょっと冷たそうな感じだけど、西陽がまぶしくなってかけたサングラスが似合ってて、ずっとミラー越しに見とれていました。交差点で曲がるときは細い腕で一生懸命ハンドルを回しています。でも、こんな美人が一人で運転してて、ロサンゼルスの夜は大丈夫なのでしょうか?心配になってしまいました。
次はNBAの試合を見るため、ダウンタウン南側のステイプルズセンターへ向かいます。早めに着いたので、FOXのスポーツバーに入りゆっくり夕食です。私が入ってからしばらくすると満席になって行列ができていました。実はアメリカでチップが必要な飲食店に入るのはこれが初めてです。いつもファストフードで十分なので。
食事を終え、いよいよ会場に入ろうとして、荷物検査の列を眺めていると、バックパックを持った人が止められています。あれ?と思って注意書きを読んでみると、8×11インチ以上のバッグは持ち込み不可と書いてあります。これは大問題発生!知らなかった!せっかくのNBA観戦なのに、バックパックを背負っていると入場できないのです。困って、しばらく外のベンチに座り対策を考えます。コインロッカーも無いし、荷物預かりもしてくれないようです。一度ホテルに帰るのも時間とお金の関係で無理。仕方なくまず荷物を整理することにしました。幸い着替えとかはホテルの部屋に置いてきたので、それほどの荷物ではありませんでした。まず調べたものをプリントしてきた紙を全部捨てます。バックパックの中には、小さいパソコンを入れているA4ほどのパソコンバッグと、お財布なんかを入れるのに使っている小さな四角いバッグがあったので、残りのガイドブックと辞書なんかは無理矢理、その2つのバッグ中に詰め込みました。カメラを首からぶら下げると、なんとかバックパックをからっぽにすることができました。そしてバックパックはどこかに放置することを決断!ステイプルズセンター隣のコンベンションセンターは、夜は開いていないのでひっそりしていることに目をつけ、こそこそと建物に近づき、チケットブースみたいな小屋の陰にぽんと置いて逃げてきました。誰かに見つかったら爆弾でも置いているのかと思われかねないのでひやひやでした。いやに小さな荷物が多い客だけど、それで荷物検査は問題なく通過。隣ではやはりバックパックのお父さんが、係の人ともめてました。
レイカーズに比べると人気がないクリッパーズだけど、今日の客の入りは9割程度。3階までまんべんなく入っています。相手はフィラデルフィア76ersで、去年までは強かったらしいです。昨日はレイカーズに逆転負けしたのをテレビで見てました。まず国歌斉唱。アメリカらしくていい。隣のクリッパーズ大好きおばさんが「エクセレント!」とか言いいつつ、私に同意を求めるのでうなずいて答えます。なぜか3割ほど76ersのファンもいて、拍手とブーイングが同時に起きます。それにつられて、一度だけ間違えて76ersの選手に拍手をしてしまい、ブーイングをしている隣のおばさんの失笑を買いました。
試合は前半までは一時クリッパーズが逆転したりして盛り上がりましたが、後半徐々に引き離されあえなく敗退。フィラデルフィア100-86クリッパーズでした。でもクリッパーズファンは味方のしょぼいミスも結構楽しんでいるように見えました。とてもおもしろかったです。アメリカのスポーツはいいですね。みんな陽気で楽しくて。アメリカに来たらぜひメジャースポーツを見るべきだと思います。
試合が終わり、急いで放置したバックパックの元へ向かいます。もう無くなっているのを覚悟してたのですが・・・ありました!そのまま。良かった〜!
タクシーが近くに見あたらないので、仕方なくメトロレールに乗ることにします。どこか離れたところにタクシープールがあるのかも?試合後の人の流れに乗ってさえいれば、夜のメトロレールもなんとか大丈夫でした。変な連中も乗ってきたけど、大勢の善良な黒人さんたちに紛れているので平気です。乗換駅のインペリアルあたりはやはり怪しい雰囲気。ところが、パトカーが何台も停まっていて警備中。それで今日に限っては心配ありませんでした。でも、警備が必要だってことは、やっぱり危ないのでしょう。
【2001年12月27日(木)】気持ちに足がついていかない
ロサンゼルスに来てから、毎朝早く目が覚めて、KTLAという地元テレビ局のモーニングニュースを見ています。毎朝ヘリコプターを出してフリーウェイの渋滞状況を生中継していたりして、すごくアメリカらしくておもしろいです。逃走車が事故を起こして、警官が銃を持って囲む中、運転していた女の子が手を挙げて出てくるなんてシーンも放映されています。パトカーと一緒に追いかけてるんだろうか?
ロサンゼルス最終日は、特にこれといって予定を入れていないので、気が向くままにちょろちょろします。まずは空港見物。最近、大きな空港へ行くと、一度は隅から隅まで見てみないと気が済まなくなってしまいました。ロサンゼルス国際空港はアメリカ系の航空会社が使う1〜8までのターミナルと、アメリカ以外の会社が使う国際線ターミナルの9つのビルがあります。1〜8はアメリカの空港らしく、荷物検査の前には航空会社のカウンター以外何もありません。テロ以来、航空券を持っていないと荷物検査は通過できなくなっていますので、食事すらできずつまらないです。アメリカでは通常時なら荷物検査さえ受ければ誰でも搭乗ゲートまで行けます。
国際線ターミナルだけには荷物検査前におみやげ屋さんやフードコートがあります。そこで中華ファストフードの昼食を食べました。ただ、各国の国際線が集中するこのターミナルはものすごい行列ができています。検査通過までにかなり時間がかかってしまいそうです。自分はJALやANAじゃなくて良かったと思いました。
全体的に見ると、空港はかなり落ち着きを取り戻しているように感じました。乗客以外荷物検査を通れないことと、検査がちょっと丁寧になっている以外は、去年までの様子と大差ありません。安心してアメリカへ行きましょう!
次はもう一度サンタモニカへ行きます。先日行ったときは日没後になってしまい、明るい海岸も見てみたかったからです。残念ながら今日は少し雲が多く、海岸ももやがかかっている感じでしたが、それでもきれいな海岸で気持ちがいいです。
先日サンタモニカへ来たときはクリスマス当日だったので、ほとんどのお店がお休みでした。そこで今日はサンタモニカプレイスというショッピングモールへ行きます。シアーズやメイシーズ、ロビンソンズメイといったデパートや、モール内の専門店を見て歩きました。アフタークリスマスセールということで、どの店もとても賑わっています。特にクリスマス用品やギフトなどは軒並み半額でした。
ところが、今日は朝から歩いてばかり。まだまだ見て歩きたい気持ちがあるのに、足がついてこなくなりました。半額になっている物をいくつかおみやげとして購入し、まだ時間的には早いのですがホテルへ帰ることにします。モールのすぐ隣にあるサードストリートプロムナードという遊歩道にも行きたかったのにあきらめました。モールでのショッピングは楽しいけれど、かなり足が疲れます。モールへ行く前に空港探検をするような失敗が無いよう、今後の教訓としたいと思います。
サンタモニカからの帰りのバスでアクシデントがありました。大きな黒人の男が、急に泡を吹きながら痙攣しだして、バスの床に転がったのです。そのうち苦しみだして、バス停に停まったバスから転げ落ち歩道をのたうち回ります。ドライバーが電話で通報し救急車が来るまで、そこのバス停に足止め。救急車と同じくらいに、後続のバスが来たので、全員それに乗り換えて帰ってきました。ヤク中かな?
【2001年12月28日(金)】日本の不況を実感
今日はノースウエスト航空NW1便にて日本へ帰ります。早めに空港へ行ったらまだ国際線エコノミーのカウンターは開いていませんでしたが、マイレージのカードを見せてビジネスクラスのカウンターでチェックインさせて貰いました。今度は何も言ってないのに通路側の席になりました。良かった。ガイドブックで勉強した「人から預かった荷物」に関する質問もなんとか英語でクリア。その後の荷物検査もひっかからず拍子抜けしました。パソコンは電源を入れてチェックされるという噂もあったけど、それほど厳重な感じはありませんでした。
機内では通路側の席なのに加え、運良く隣が空いていたので、来るときよりだいぶ楽な感じです。窓側に座っていたソウルへ帰るというおじさんが、何度かすまなさそうにトイレに立ちますが、もちろん快く通してあげます。ところがしばらくすると、そのおじさんは通路側に空席を見つけたらしく戻ってこなくなりました。
機内映画は「猿の惑星」。元シンクロの選手だったエステラ・ウォーレンが出ています。実は来るときも同じ映画をやっていて、その時はヘッドホンをせずに中国語字幕で見ていました。帰りはちゃんと日本語吹き替えで聞きます。2本目の映画がつまらなかったので、いつのまにか寝てしまいました。時差ボケの予防のためには、アメリカからの帰国便ではなるべく寝ない方が良いらしいのですが。
機内は8割ほどの搭乗率に見えます。日本人は少なくてそのうち2〜3割しかいません。外人さんたちもほとんど成田でアジア方面に乗り継ぐお客さんで、日本への入国書類が配られた時も受け取る人はほとんどいませんでした。こんなところにも日本の不況が現れているような気がして、ちょっと寂しかったです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
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ステイプルズセンター
NBAのレイカーズ、クリッパーズ、NHLのキングスの本拠地です。 -
ハリウッドサイン
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ロサンゼルスのダウンタウン
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ハリウッド&ハイランド
ハリウッドに新しく出来たショッピングモールです。 -
サンタモニカの夕景
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サンタアニタ競馬場の4コーナー
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サンタアニタ競馬場の直線
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サンタアニタ競馬場の変則芝コース
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バドワイザーの馬車
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ステイプルズセンター内部
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ロサンゼルス・クリッパーズvsフィラデルフィア76ers
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クリッパーズのチアリーダー
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ロサンゼルス国際空港
アメリカトランス航空のリゾート気分な機体。 -
サンタモニカピア
サンタモニカピアは1908年に作られたという木造の桟橋です。木造の桟橋の上になんと遊園地が作られています。その風景を見て、昔見たことがあるぞと思いました。昔見た「1941」という戦争コメディ映画で、日本軍がハリウッドと間違えて攻撃したのが、確かこの遊園地ではなかったかな?と思います。 -
サンタモニカのビーチ
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