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ずっと行ってみたかった場所<br /><br />世界遺産『熊野古道・伊勢路』・・・とは?<br />伊勢神宮から熊野速玉大社へと向かう、巡礼者や旅人が歩いた古い街道です。<br />『熊野古道・伊勢路』は紀北町から尾鷲市、熊野市へと18のコースで続いてます。<br />私達は、その古道の中でも難所と言われている<br />『八鬼山越えコース』 総歩行距離約9.3km<br />所要時間約4時間 に挑戦しました。<br /><br />「伊勢」から「熊野」へ、聖地を結ぶ祈りの道です。<br /><br />登山口駐車場に車を止め、<br />リュックにはお弁当♪首にはタオル!手には地図!!<br />さぁ、しゅっぱーつ!!!・・・と歩き始めましたが、どうも様子が変。<br />だってこの道、舗装道路なんだもん。<br />車が通ってくんだもん・・・<br />マイナスイオンたっぷりの石畳はどこ?と<br />不審に思いながらもズンズン歩くこと30分!<br /><br />国道にぶちあたった!!!<br />あれー?道、間違えてるよ〜<br /><br />その道は、古道ではなく町道でしたー!ガックリリリリ・・・

熊野古道『八鬼山越え』を歩こう

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2006/11/04 - 2006/11/04

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jiji

jijiさん

ずっと行ってみたかった場所

世界遺産『熊野古道・伊勢路』・・・とは?
伊勢神宮から熊野速玉大社へと向かう、巡礼者や旅人が歩いた古い街道です。
『熊野古道・伊勢路』は紀北町から尾鷲市、熊野市へと18のコースで続いてます。
私達は、その古道の中でも難所と言われている
『八鬼山越えコース』 総歩行距離約9.3km
所要時間約4時間 に挑戦しました。

「伊勢」から「熊野」へ、聖地を結ぶ祈りの道です。

登山口駐車場に車を止め、
リュックにはお弁当♪首にはタオル!手には地図!!
さぁ、しゅっぱーつ!!!・・・と歩き始めましたが、どうも様子が変。
だってこの道、舗装道路なんだもん。
車が通ってくんだもん・・・
マイナスイオンたっぷりの石畳はどこ?と
不審に思いながらもズンズン歩くこと30分!

国道にぶちあたった!!!
あれー?道、間違えてるよ〜

その道は、古道ではなく町道でしたー!ガックリリリリ・・・

同行者
カップル・夫婦
交通手段
自家用車

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  • 『八鬼山越えコース』の登り口は<br />駐車場のすぐ前に、あります。<br /><br />ホントすぐ目の前にあったのに<br />なんで気付かなかったのぉ〜!!!<br />

    『八鬼山越えコース』の登り口は
    駐車場のすぐ前に、あります。

    ホントすぐ目の前にあったのに
    なんで気付かなかったのぉ〜!!!

  • さてと、気を取り直して<br />八鬼山山頂めざして再スタート!<br /><br />うーん 3830メートル 130分か。<br /><br />でも、私達もう60分歩いてんだよねー

    さてと、気を取り直して
    八鬼山山頂めざして再スタート!

    うーん 3830メートル 130分か。

    でも、私達もう60分歩いてんだよねー

  • ありました有りました石畳の道<br />これだー!<br /><br />ホーと深呼吸。。。。。。<br /><br />マイナスイオンだわぁ〜

    ありました有りました石畳の道
    これだー!

    ホーと深呼吸。。。。。。

    マイナスイオンだわぁ〜

  • ちょろちょろと<br />湧き水なんかもあったりして。

    ちょろちょろと
    湧き水なんかもあったりして。

  • 途中、心痛むものを見ました。<br />落書きです!<br />(カメラを向ける気にはなれなかった為、<br />写真はありません)<br /><br />古道の傍らの石に、杉の幹に、湧き水の岩にと<br />いたるところに黄色やピンクの蛍光塗料スプレーで書かれてました。<br />何かを批難しているような言葉です。<br />どうも、地元住民は古道が世界遺産に登録されたのを反対しているようで、<br />ユネスコや、私達のような古道を訪れる観光客を批難する言葉でした。<br /><br />「地元住民は自然を古道を守ってきた。<br />じゃまをしないでほしい。迷惑だ。」<br /><br />たて看板には、こんな内容の文面も書かれてました。<br />確かに反対意見もあるでしょう!<br />でも、だからといって落書きとはどうでしょう!?<br /><br />しかも、守るべき自然に落書きだなんて・・・<br />

    途中、心痛むものを見ました。
    落書きです!
    (カメラを向ける気にはなれなかった為、
    写真はありません)

    古道の傍らの石に、杉の幹に、湧き水の岩にと
    いたるところに黄色やピンクの蛍光塗料スプレーで書かれてました。
    何かを批難しているような言葉です。
    どうも、地元住民は古道が世界遺産に登録されたのを反対しているようで、
    ユネスコや、私達のような古道を訪れる観光客を批難する言葉でした。

    「地元住民は自然を古道を守ってきた。
    じゃまをしないでほしい。迷惑だ。」

    たて看板には、こんな内容の文面も書かれてました。
    確かに反対意見もあるでしょう!
    でも、だからといって落書きとはどうでしょう!?

    しかも、守るべき自然に落書きだなんて・・・

  • その反面、ポイ捨てゴミは無くて<br />自然を守りたい観光客のひとりとして<br />嬉しかったですねぇー<br /><br />しかし山の中腹で飴の包み紙がひとつ<br />ポイ捨てされてました。<br />うぅ〜んザンネン!<br /><br />

    その反面、ポイ捨てゴミは無くて
    自然を守りたい観光客のひとりとして
    嬉しかったですねぇー

    しかし山の中腹で飴の包み紙がひとつ
    ポイ捨てされてました。
    うぅ〜んザンネン!

  • さあ、いよいよ峠にさしかかってきました!<br />西国第一の難所『七曲り』です。<br /><br />【上り五拾丁、下り三十八丁<br /> 聞きしに勝る難場なり<br /> 石ばかりの上を歩行する・・・<br /> 誠に難渋なる山坂なり】<br />   江戸時代の旅人の日記より

    さあ、いよいよ峠にさしかかってきました!
    西国第一の難所『七曲り』です。

    【上り五拾丁、下り三十八丁
     聞きしに勝る難場なり
     石ばかりの上を歩行する・・・
     誠に難渋なる山坂なり】
       江戸時代の旅人の日記より

  • 峠は、勾配がきつく石も大きくなってきて<br />一歩一歩、よいしょヨイショとのぼります。<br />「心臓が口から飛び出すって・・・<br />      こんなかんじなんだぁ」<br /><br />ハイペースの旦那に追いつけず、<br />ふと山の中にひとりぼっち・・・<br />石畳の傍らには、<br />行き倒れた巡業者を弔う墓碑・・・(ゾクッ)<br />硬い山の空気の中、<br />ひんやりした木霊がぴょんぴょん跳ねてるようで、あわてて旦那を追いかける。<br />杉林の向こうから「おーい、大丈夫かぁ〜」<br />と声が聞こえホッとする。

    峠は、勾配がきつく石も大きくなってきて
    一歩一歩、よいしょヨイショとのぼります。
    「心臓が口から飛び出すって・・・
          こんなかんじなんだぁ」

    ハイペースの旦那に追いつけず、
    ふと山の中にひとりぼっち・・・
    石畳の傍らには、
    行き倒れた巡業者を弔う墓碑・・・(ゾクッ)
    硬い山の空気の中、
    ひんやりした木霊がぴょんぴょん跳ねてるようで、あわてて旦那を追いかける。
    杉林の向こうから「おーい、大丈夫かぁ〜」
    と声が聞こえホッとする。

  • 『ゴットン石』・・・ 何だと思います?<br />そう!踏むとゴットンとなるやつ。<br /><br />石はきっちりと組まれてるけど<br />時々ゴットンとなる。<br />だから『ゴットン石』っていうんだって、<br />ホントの名前だよ。

    『ゴットン石』・・・ 何だと思います?
    そう!踏むとゴットンとなるやつ。

    石はきっちりと組まれてるけど
    時々ゴットンとなる。
    だから『ゴットン石』っていうんだって、
    ホントの名前だよ。

  • 登り口から、歩くこと2時間。<br />標高627メートルの頂上に辿りつきましたー!<br /><br />八鬼山の頂上からは熊野灘が<br />一望できる絶景ポイントなのに、<br />霞がかかってしまってて、ごらんのとうり・・・

    登り口から、歩くこと2時間。
    標高627メートルの頂上に辿りつきましたー!

    八鬼山の頂上からは熊野灘が
    一望できる絶景ポイントなのに、
    霞がかかってしまってて、ごらんのとうり・・・

  • 山頂に咲き群れる小さなお花

    山頂に咲き群れる小さなお花

  • な〜んにも考えないで、<br />はるか昔この道を歩いた人々の事を思いながら<br />ただ、もくもくと登り、そして下った。<br /><br />小さな川を越えれば、<br />もうすぐゴールです。

    な〜んにも考えないで、
    はるか昔この道を歩いた人々の事を思いながら
    ただ、もくもくと登り、そして下った。

    小さな川を越えれば、
    もうすぐゴールです。

  • 山をひとつ越えて行くコースです。<br />下山口は当然、車を置いた駐車場の反対側。<br />ローカル電車でトンネルをガタゴトと<br />ひとやま戻ります。<br /><br />この電車、ワンマンカー(?)なんです。<br />ドアは自分で開けるんですよ!<br /><br />

    山をひとつ越えて行くコースです。
    下山口は当然、車を置いた駐車場の反対側。
    ローカル電車でトンネルをガタゴトと
    ひとやま戻ります。

    この電車、ワンマンカー(?)なんです。
    ドアは自分で開けるんですよ!

  • とっぷりと日も暮れて、<br />慣れない山歩き峠越えに、<br />足腰も限界を越えた.......<br /><br />ふたり並んで<br />ヨタヨタとペンギン歩きの夫婦は、<br />帰路についたのでした---<br />

    とっぷりと日も暮れて、
    慣れない山歩き峠越えに、
    足腰も限界を越えた.......

    ふたり並んで
    ヨタヨタとペンギン歩きの夫婦は、
    帰路についたのでした---

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