2006/11/02 - 2006/11/02
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Elliott-7さん
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鳥取県東伯郡三朝町にある天台宗の仏教寺院で、山号を三徳山(みとくさん)と称する三仏寺のある三徳山に登ってきました。
三仏寺は、鳥取県のほぼ中央に位置する三徳山(標高900メートル)に境内を持つ山岳寺院なのです。
この三徳山のメインは何といっても「投入堂」(なげいれどう)の通称で知られる奥院の建物で、垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられており、このような木造建築物は他に例がなく、国宝に指定されているのです。
三仏寺は、今年開山1300年祭を迎えたそうで、世界文化遺産への登録を目指しているようです。
このたび念願が叶い、三徳山へ無事登ることができました。その登山の様子を写真に収めてきましたので紹介させてもらいます。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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この苔むした石段を登って山門まで行くのです。
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緑の苔が年代を感じさせてくれます・・・
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石垣には見事な苔が生えていました・・
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参詣者受付案内所です。
ここで大人一人400円支払うのです。 -
皆成院という寺院があります。
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正善院という寺院です。
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輪光院正面です。
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さらに急な石段を登って行きます。
両サイドには、開山300年の幟が立ち並んでいました。 -
石段を登ったところに「宝物殿」があります。
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またまた、石段がありました、
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磨り減った石段が年代を感じさせます・・・
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ようやく、三仏寺本堂が見えてきました。
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本堂脇で狛犬が参詣者を睥睨していました。
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この日も多くの参詣者が三徳山を訪れていました。
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ここで入山料・大人200円を払います。
入山届け(入山者名と入山時刻)の記入をしなければなりません。
いよいよここから急峻な山登りが始まります。この赤い橋の欄干からスタートします。 -
川原の岩に見事な苔がついていました。
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急峻にむき出しになった、蔓・カズラを握って一歩一歩登っていくのです。
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先行者がすぐ頭上にいます、いかに急峻な崖かわかると思います、
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このように、蔓・カズラが地面を覆っているので登るのには助かります。
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こういう所は大変登りにくいのです。雨水で崖が切り崩されています・・・
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この場所が難所の一つでした。ようやく文殊堂が見えてきました・・・
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文殊堂を支えている柱です。よくこんなところまで資材を担ぎあげたものだと感心してしまいます。
見事な建築技術には脱帽です・・・ -
下から参詣者が登ってきました・・・
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文殊堂脇にある太い鎖・チェーンを伝って登っていくのです、
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ようやく、文殊堂に到着しました・・・
四方にこのような廻り縁が張り出ています、
「土足禁止」ですから履物を脱いで上がります。 -
文殊堂の側にある鎖を伝って登ってくる参詣者が真下に見えます。
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文殊堂の周囲はこのような縁がありますが、手すりはありません、眼下は何もないので高所恐怖症の人は出ないほうがいいでしょう!
一周する勇気があればどうぞ・・・・
決して下を見ないようにしましょう、恐怖心が先にきてしまいますよ、 -
文殊堂よりさらに登ったところに「地獄堂」があります。文殊堂と同じく国の重要文化財に指定されています。こちらの方がかなり傷んでいるようでした。
登山者が一休みしていました・・・ -
縦位置で撮ってみました。
清水の舞台なぞ比較にならないくらい高いのです・・、 -
地獄堂の上に行くと、工事中の柵で囲まれている「鐘楼堂」が見えました。
これは県の重要文化財だそうで、目下改修中です。 -
「鐘楼堂」の屋根を吹き替え中でした。改修が終わったらまた是非来てみたいと思いました。
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いよいよ、終点の「投入堂」が近づいてきました。
これは、国の重要文化財の「納経堂」です。 -
こちらは、県の重要文化財の「観音堂」です。「納経堂」の方は国の重要文化財でこれは県ですから、小さくても「納経堂」の方が格が上でしょうか?
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観音堂の前に巨大な杉の木が立っていました。
樹齢およそ数百年にもなるのでしょうか・・・・ -
観音堂の裏を廻ると、元結掛堂と書かれた小さな社がありました。
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観音堂の裏を廻って反対側から見た「観音堂」です。
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観音堂を過ぎると、やっと目的の「投入堂・なげいれどう」が眼の前に現われました。
岩陰の断崖にへばりつくように建っている建築物を目の当たりにすると、どうやってこんなところに誰がどういう目的で建てたのか脳裏をよぎりました。 -
「投入堂・なげいれどう」をアップで撮ってみました。
三徳山・三仏寺の奥の院で、日本でも代表的な建物だそうです。
前面は断崖に向けての舞台作りで、近づく道すらない垂直な崖に、浮かぶとも立つとも表現しがたい優美な姿をかもしている。
慶雲3年(706年)役の行者が法力で岩屋に投げ入れたといわれ、「投入堂」と人々が呼ぶようになったという。・・・三仏寺案内書より -
「投入堂・なげいれどう」の側に、小さな「不動堂」が投入堂を見守るかのように佇んでいました。
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「投入堂・なげいれどう」を縦位置から撮ってみました。
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登山も難行ですが、それ以上に下山も大変です。
足元を確かめながら慎重に一歩一歩下りていかなければなりません。 -
途中でこのような警告板がありました。
「左転落現場、右側を登って下さい」と、
実際に、ここで転落死された人がいたのです。修験者にとって三徳山登りは今も昔も命がけだということがよくわかります。 -
下山届けを済ませて境内まで戻ったら、十二支のお地蔵さんが柔和な表情で出迎えてくれました。
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このような大きなポスターを境内で目にしました。
「一隅を照らす」という言葉は、「社会の片隅でもよい、必要とされる人物となれ」「縁の下の力持ちになれ」という意味があるそうで、天台宗では「一隅を照らす運動」を展開されているとか・・・、 -
風雪にうたれて表情がわからなくなった、名もなき石地蔵が幸せそうに野に咲く花に囲まれていました。
このページは終わりです・・・・
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