2006/09/27 - 2006/10/08
10位(同エリア19件中)
bigHさん
旅行のクチコミサイトフォートラベルのカナダ・エイビスレンタカー4日間分無料レンタルクーポン券プレゼントモニターキャンペーンに当選し、9日間紅葉の映える秋のカナダ・メープル街道をドライブした記録です。トロント空港で車を借り、ナイアガラの滝を手始めに、アルゴンキン州立公園、オタワ、ガティーノ、オメガ・パーク、モン・トランブラン、モントリオール、イースタンタウンシップス、ケベック、オルレアン島を周り、モントリオール空港まで戻って車を乗り捨てるまで2400kmを走りました。
9月28日(木)
トロントより小雨の中ナイアガラフォールズへ。雨なので人は少なく、霧の乙女号にも乗り、ナイアガラの滝の迫力を肌で感じる。全身ビショ濡れでホテルへ。
9月29日(金)
昨日とうってかわり晴天。予定変更し、アルゴンキン州立公園へ紅葉を見に行く。ガソリンを満タンにして60号線をひたすら走る。道の両側の紅葉にうっとりし、大満足。通行料金$11.89を払い、アルゴンキン州立公園内に入る。いくつかあるトレイルのうち、ルックアウトトレイル1.9kmにチャレンジ。昨日の雨のためか道がぬかるんでいる。でも、登り切ると素晴らしい景色が眼下に広がる。本当に来て良かった。
オタワまで道を間違いながらなんとか走る。21:00やっとオタワのホテルに到着。
9月30日(土)晴れ
ガティノー駅からウェィクフィールドヘ蒸気機関車での旅。ガティノー川対岸の紅葉が素晴らしい。片道1時間半かけてゆっくり走る列車から紅葉を堪能する。
10月1日(日)雨
オタワ市内観光。雨が降ったり止んだりの一日。
10月2日(月)晴天
オタワを出発し、ローレンシャン高原のモン・トランブランヘ。途中オメガパークに立ち寄り、車でサファリ。レッドディアーににんじんをいっぱいやる。モン・トランブランまでの道の両側は紅葉が素晴らしい。この時期どこを走っても紅葉が美しく、レンタカーにして良かったと実感する。モン・トランブラン山頂へゴンドラで上がり、徒歩で下山したが、途中道に迷って大変だった。
10月3日(火)曇り
モントリオールよりイースタンタウンシップスまでドライブ。コーティクックの世界一長い吊り橋へ。3時間かかってコーティクック公園にたどり着き、入園料を払って園内へ。360°視界の開けた展望台より紅葉を堪能し、モントリオールへ帰る。モントリオール市内の渋滞はひどく、市内に入ってからホテルに辿り着くまでに1時間以上かかる。
10月4日(水)曇りのち雨
モントリオール市内観光。ジャンタロン・マーケット地下の駐車場に車を預けて、地下鉄でダウンタウンへ。お昼過ぎより雨。雨の中スモークミートサンドイッチやメープルシロップアイスクリームを食べて満足。
10月5日(木)晴れ
昨日とうってかわり晴天。モントリオールのホテルをチェックアウトし、ケベックへ出発。3時間半でケベック市内へ。モンモラシー滝を見た後オルレアン島ヘ渡り、島を一周する。どこも紅葉の真っ盛り。桜に例えるとトロントは五分咲きくらいだったが、ケベックは満開というところか。島の北端にある展望台からは360°視界が広がり、ここでも紅葉を満喫。ケベック市内のホテルにチェックインし、車をおいて徒歩で市内観光。
10月6日(金)
ホテルをチェックアウトし、午前中はアッパータウンよりシタデルへ。テラスデュフラン(板張りの遊歩道)からはセントローレンス川とシャトーフロンテナックがきれいに見える。12:00ケベックを出発し、モントリオールへ。途中トロワリビエールの町に立ち寄る。モントリオールではまた渋滞に巻き込まれ、午後5時過ぎにやっと空港近くのホテルにチェックイン。明日は早朝の出発なので、モントリオール空港にレンタカーを返しに行く。
全走行距離2417km。車の調子も良く、大きな車にして良かった!この時期のカナダはどこへ行っても紅葉が見事で、ハイウエーを走っているだけで満足する。レンタカーにしてほんとうに良かった。
10月7日(土)晴れ
モントリオール→トロント→バンクーバーと乗り継ぎ、カナダに別れを告げる。
10月8日(日)
16:40関空着。私達のメープル街道旅行はいろいろな思い出と共に終了。それに、ハロウィーンのお飾りでどこに行っても楽しい、可愛いカボチャや人形と出会った。ハロウィーンの人形もしっかりスーツケースに入れて帰宅した。
(写真と説明を順次追加します)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- エアカナダ
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IMAXシアターの駐車場に車を置きました。ナイアガラ川までは歩いても僅かで、すぐ隣にスカイロンタワーがあります。周辺の景色が一望できるはずですが、ここも閑散としており、雨で視界が悪かったので登るのは止めました。Murray St.を下って川に出たところからすぐアメリカ滝が見えます。
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右側にはカナダ滝が望めます。
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ナイアガラフォールズを下から見上げる霧の乙女号(なぜかMaid of the Mistという英語名がこのように訳されています)
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ナイアガラ川沿いにレインボーブリッジの方向に少し行くと、アメリカ滝の正面に霧の乙女号のボートツアーの乗り場があります。普通なら行列して待たなければ乗れないようですが、すぐに乗船できました。乗船する前に、使い捨ての青い透明プラスチックのポンチョを貰って頭からかぶります。ポンチョは持ち帰っても良くて、ほとんどの人がそのまま雨具として着続けていました。船は3隻あるようですが、2隻が交互に発着していました。
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先ずアメリカ滝に寄ってからカナダ滝に向かいます。カナダ滝に近づくにつれて、白い水の泡飛沫が綿のように飛ぶのが見られます。船はカナダ滝の真下近くまで行きますが、それ以上は水の流れが速くて、全速力で前に進もうとしているようですが、一定の位置に止まったままです。巨大な壁のような滝はさすがにすごい迫力でした。ポンチョはあまり役に立たず、すっかり濡れ鼠になりました。
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霧の乙女号を下船後IMAXシアター駐車場の車に戻り、今度はナイアガラパークウエイを通ってワールプールまで行きました。ここはナイアガラ川がヘアピンカーブのようになっているため、水が渦を巻いているところです。ワールプール・エアロカーというゴンドラに乗って渦の上を渡ることができます。これに乗るつもりで来たのですが、案外つまらなさそうなので止めました。
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今回エイビスで借りたレンタカーの白のポンティアック・グランプリです。フルサイズだったので、高速でも安定して走ることができました。
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ナイアガラ・ワインルートで立ち寄ったワイナリーの一つです。
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9月28日の宿泊地、セント・キャサリンではちょうどワイン・フェスティバルが開かれていました(実はこれが目当てでここに泊まったのです)。ナイアガラ・ワインルートのワイナリーが自慢のワインを持ち寄り、地元の食べ物と一緒に売っていますのでアイスワインなど色々なワインのテースティングができました。これは野生イノシシのソーセージとほうれん草のパイです。
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バイソン(バッファロー)のハンバーガーとジャーキーです。
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アルゴンキン州立公園には60号線沿いに長短いくつものトレイルがありますが、その中でも短くて景色の良いルックアウト・トレイルに行きました。昨日の雨で道は泥濘でコースの指示通りに行くと歩きにくいのですが、コースを逆行すると泥濘を通らずに山頂に着けます。
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途中、紅葉の中を通って行くので、とても綺麗です。
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山頂に出ると、視界が開け、遠くまで錦の絨毯が広がっています。心がすーっと透き通っていくような清々しい気分になれます。
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60号線のアルゴンキン州立公園のイーストゲート近くにあるビジターセンターの裏の展望台です。
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オタワのバイワードマーケットではハロウィーンの飾りがいっぱい並べられていました。小さなパンプキンにはおもしろい顔がペイントされて売られています。
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ハロウィーンの飾りはパンプキンだけではなく、案山子のわら人形や魔女の人形などもあります。
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バイワードマーケットの裏手にあるメープルシロップなどを売っている屋台です。ここのおばさんの息子さんが作っているので安いそうです。日本人の女性が売り場を手伝っていたので、日本人観光客が大勢土産を買っていました。
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バイワードマーケットのそばにあるビーバーテールというビーバーのしっぽのように平べったい形をした揚げパンの店です。トッピングによって値段が変わります。他に食べたいものがいっぱいあるのでここでは食べず、モン・トランブランにある店で食べました。
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バイワードマーケットの本館?です。中には大衆食堂、カフェやテイクアウトの店が入っています。食材を売っているのはこの建物の周囲の店や屋台です。
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オタワの北、ガティノーからウエイクフィールドまでガティノー川沿いに走る蒸気機関車Hull-Chelsea-Wakefield Steam Trainの切符売り場です。1時間半かけてゆっくりと走るので紅葉が眺められます。列車は座席指定ですが、ガティノーからウエイクフィールドに向かって右側にガティノー川が流れているので、右側の席が絶対お勧めです。帰りも機関車を反対側に繋いで帰ってくるだけですので、左側の席は損です。尤も、団体客はウエイクフィールドで降りて観光バスで帰ってしまうので車内はガラガラ、どこに座ってもよろしいということになります。
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Hull-Chelsea-Wakefield Steam Trainの車窓から見たガティーノ川の景色です。川幅が広いので湖のようです。
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Hull-Chelsea-Wakefield Steam Trainの車窓から見たガティーノ川の景色です。川の両側には紅葉が続きます。
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各車両には英仏2カ国語で話すガイドが付いて説明してくれますが、この二人のようなミュージシャンが車両を回ってのエンターテイメントもあります。
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蒸気機関車はウエイクフィールドで方向転換して客車の反対側に繋ぎ替えます。大きなターンテーブルの上に載せて、先ほどの二人のミュージシャンが人力で回します。
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ウエイクフィールドでは1時間の自由行動の時間があります。道路沿いに色々な店がありますが、ここでもハロウィーンのデコレーションがありました。
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ウエイクフィールドノ街外れには屋根付き橋があります。ここまで歩いていくと自由時間が終わってしまうので、行くのは止めました。
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帰りの列車は降りた駅から乗ることもできますが、たいていの人は道路沿いに町の端まで歩いてくるので、ここの第2プラットフォームから乗り込みます。
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翌日は雨だったのでオタワ市内観光をしました。市の中心部にあるバイワード・マーケット近くのホテルに滞在したので、主なところは歩いて回れる範囲にありました。日曜日の朝だったのでこのノートルダム大聖堂ではミサが行われていました。
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ノートルダム大聖堂の向かい側にはガラス張りのカナダ国立美術館がありますが、側の広場には巨大な蜘蛛のオブジェがありました。
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立派な建物は国会議事堂です。
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国会議事堂横のリドー運河です。ここからアレキサンドラ・ブリッジが見えます。
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オタワ川の夕暮れです。川沿いは公園になっています。
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翌日の月曜日は打って変わった好天でした。雨の日と晴れの日が交互にやってくるようで、これまでのところ、晴れの日は紅葉観光、雨の日は市内観光というパターンがうまくいっているようです。この日はオタワを後にし、セントローレンス川北岸沿いに走るケベック・オートルート50号線でローレンシャン高原に向かいました。途中、モンテベロから北に向かって分岐するケベック・ハイウエイ323号線におりて少し行くと、オメガ・パークというサファリ・パークがあり、カナダの野生動物が放し飼いにされています。敷地を車でゆっくりと回ると約1時間かかります。オフィスでにんじんを1袋2ドルで売っていて、動物ににんじんをやることもできます。
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立派な角を持った鹿(レッド・ディアー?)も見られます。
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「もののけ姫」に出てくるようなのもいます。
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ビッグホーンです。
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オメガ・パークのオフィスの裏手はきれいな湖があります。
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ローレンシャン高原までの323号線はずっと紅葉の中を通るのでとてもきれいでした。323号線から行くと、モントリオールからオートルート15号線〜ハイウエイ117号線で行くのとは逆に、一番奥のモン・トランブランに先ず着きます。モン・トランブランの第1駐車場に着くと曇っていました。ここでは午前中は雨だったようです。駐車場からすぐ紅葉の山が目に飛び込んできます。
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モン・トランブランでは駐車場から無料のCabrioletで中腹のゴンドラ乗り場まで上がれます。
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Cabrioletから見たモン・トランブランの町並みです。
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Cabrioletから見たモン・トランブランの町並みです。紅葉にとけ込んでとてもきれいです。
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ここにもありました。ビーバーテールの店です。
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これがビーバーテールです。一口かじったあとでごめんなさい。
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モン・トランブランはスキー場なのでゲレンデやリフトがたくさんありますが、スキーの時期以外はリフトは運転していません。山頂へはゴンドラで上がります。チケットは片道と往復があるので、往復を買っておくことをおすすめします。実はInformationでトレッキングルートCを薦められて山頂から歩いておりたのですが、雨の後だったので道はずっと泥濘でおまけに道に迷ってしまいひどい目に遭いました。
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ゴンドラからは昇るにつれ眼下に湖と紅葉の素晴らしい景色が広がっていきます。
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ゴンドラは2台が往復するのではなく、いくつもあるので次々に乗ることができます。
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山頂にもハロウィーンの飾りがありました。無料のリンゴが1箱おいてあり、自由に取って食べることができます。
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山頂は霧の中でしたが、1時間程待っているとすーっと霧が晴れて下界の湖や紅葉の樹海を見渡すことができました。
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山の反対側にも樹海が広がっています。
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トレッキングのコースを下りたため、途中道に迷い、仕方なくゲレンデを伝って下りることにしました。おかげで途中のすばらしい紅葉を見ることができましたが、危うく遭難するところでした。途中で野生の鹿を見ましたが、熊なども出没するそうです。ゲレンデを下りきったところは駐車場からは遠く離れた山の中腹で、交通機関は何もありませんでした。幸い道路工事の現場があり、人が働いていたので事情を話したら、親切に車で駐車場まで送ってもらうことができました。何とかその日のうちにモントリオールに辿り着くことができました。
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翌日はやはり雨模様だったので、モントリオール市内観光にでかけました。まず、ジャンタロン・マーケットに行き、そこの地下駐車場に車を駐めて、地下鉄で町の中心まで行くことにしました。これはジャンタロン・マーケットのハロウィーン飾りの巨大パンプキンです。
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地下鉄Scherbrooke駅から10分くらい歩いたところにある有名なSchwartz'sのスモークミート・サンドイッチです。ペッパーがよくきいていておいしいです。全くの大衆食堂で店は小さいですが、店の前に行列ができるほどはやっています。私達の後ろに並んだビジネスマン風の2人はわざわざタクシーで乗り付けました。込んでいるので相席でしたが、隣に座ったおばさんたちはカリフォルニアから来たということでした。安くておいしいのですが、残念なことは飲み物にアルコール系がないことです。
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Scherbrooke駅近くの公園の楓の落ち葉です。全く真紅の色をしています。
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地下鉄Champ de Mars駅近くのジャック・カルティエ広場から見た市庁舎です。近くにはノートルダム教会などがあります。
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サンポール通りにある土産物店にはムースの頭の剥製が飾ってありました。
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ノートルダム教会の内部です。中に入るのには入場料が必要です。
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翌日はやはり快晴でした。オートルート40号線を一路ケベックへと向かいます。ドライブしながら紅葉を楽しめます。
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オートルート40号線です。
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ケベック市を通り越したハイウエイ138号線沿いは、左に続く丘の紅葉がとても綺麗です。
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ハイウエイ138号線沿いの景色です。
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ハイウエイ138号線沿いにあるモンモラシー滝です。
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モンモラシー滝から見たオルレアン島とオルレアン島橋です。島へ渡れるのはこの橋だけです。
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モンモラシー滝の上には吊り橋が架かっています。滝はすごい水量です。
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オルレアン島は道路が一周していて1~2時間で回れます。全島紅葉しています。島の道路ではパトカーが隠れてスピード違反を取り締まっているので、ゆっくりと走ってください。
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オルレアン島の北端には展望台があり、360°の景色が見渡せます。
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展望台からの風景です。
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オルレアン島の楓です。本当にこの色です。
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翌日も快晴でした。ケベック旧市街のホテルシャトー・フロンテナックは工事中でした。
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シャトー・フロンテナックのセントローレンス川沿いは木製の床の遊歩道になっていて、ここからの景色も素晴らしいです。
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ケベックからモントリオールへ戻る途中、トロワ・リビエールという町に寄りました。シーズンオフのためかひっそりとしていて、観光施設はほとんど閉館していました。セントローレンス川沿いに公園がありました。
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この旅行記へのコメント (1)
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- Yasuko Sasakiさん 2023/08/02 20:34:46
- レンタカー
- 初めまして、ログ読ませていただきました。
秋にカナダへ行って、紅葉が見たいのでモントリオールからロレンシャンまでレンタカーで行こうと思っています。bigHさまがレンタカーで行かれたとのことでお聞きしたいのですが、
モントリオール空港からロレンシャンまでは1~2時間と聞いていますが、道に迷うことはないでしょうか?
高速?と一般道があるかと思うのですが、安全性はどうでしょうか?
レンタカーで動いていて、こんなことで困ったとかいうことがありましたら教えていただけないでしょうか?~駐車場のこととか?
カナダは前にも行ったことがあり、今回もPEIで車は乗るのですが、モントリオールは
初めてでちょっと緊張しています。女1人旅です。
安全を考えてバスも検討はしたのですが、時間の制約が多く、レンタカーで例え予定よりも時間が掛かってもそちらのほうが自分のペースで動けるかなと考えて選択しました。お忙しい中申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
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