2005/01/07 - 2005/01/10
443位(同エリア519件中)
ふぁさん
秋になるとダイバーな人達はみな、この冬をどう過ごそうかと考える。常夏の海外の島に行く人、反対にドライスーツで近場の冬の海を楽しむ人、春までダイバーを休業する人・・。では冬の沖縄の海ってどうなんだろう?
南の島とはいえ沖縄には四季がある、当然冬もある。水温は21〜23℃まで下がるし、海から上がると北風が冷たい。それが分かっていたから、今までは冬には沖縄の海に行かなかった。
でも、経験を積んで自分のダイビングスキルに自信が着いたら行きたい所が一つあった。それが冬がダイビングのトップシーズンと言われる与那国島。
ダイビングを始めて三年余り・・、そろそろ大丈夫かな、期待と少しの不安を持って向った与那国の海は、それまで潜ってきた沖縄の海とは全く異色の海だった。
DS:与那国ダイビングサービス(宿併設の老舗です)
1/8 宮殿沖、宮殿沖(二回目)、海底遺跡
1/9 赤土沖、赤土沖(二回目)、光の宮殿
- 同行者
- その他
- 交通手段
- JALグループ
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石垣空港を経由して、石垣からはRAC(琉球エアコミューター)のプロペラ機で30分で到着。定員は40人くらいだったかな。
機体が小さいため万が一積み込めないことも考えて、ダイビング器材は事前に宅配便でDSなど現地に直接送っておいた方がいいです。 -
小ぢんまりしてるけど、わりときれいな与那国空港。
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与那国は海の中だけでなく、陸の景色も沖縄の、八重山の島々の中では異色。ふつう沖縄の島というと、青い海に白い砂浜というイメージだけど、与那国は島の周囲のほとんどを50mの断崖に囲まれていて、また断崖が海の中にも続いてすぐに水深が深くなってるせいだろうか、海の色も青というより黒っぽい。
一言で言うとまるで沖縄らしくない印象、そして武骨で男っぽい島だ。 -
お世話になった与那国ダイビングサービス。与那国には、北に祖納、西に久部良という大きな集落が二つあって、与那国DSは日本最西端の西崎灯台を望む久部良集落にあります。空港から西へ車で10分程。
このすぐ右には併設の宿「よしまる荘」。
午前の2ダイブを終えた後は、宿の部屋に戻って昼寝・・リラックスしてダイビングを楽しむには宿併設のサービスに限るということを実感したサービスです。港も宿のすぐ眼下にあって、歩いて一分。とにかく便利がいいサービスです。 -
1/8 1本目、2本目 宮殿沖
朝起きると外は風がビュービュー、波はザッパンザッパン・・、不安な幕開け。でも西崎の南へ回り避難港へ行くと北風が防がれて波も弱くなり、なんとか出航できそう。
冬の与那国といえば何といってもハンマーヘッドシャーク。冬の与那国に来る人はほぼ100%このハンマーを狙って来てるんじゃないかな、国内でハンマーを狙って見れる所は与那国くらいだから。
与那国は断崖の島、外洋の潮がガンガン当たるわけで、ダイビングスタイルは潮に乗って流すドリフトがメイン。ハンマーを狙うときはドリフトになります。 -
ここで自分が体験した、与那国ならではのダイビングスタイルについて紹介したいと思います。
?ボートの後ろに一列に並んで座って、せーので同時に前に滑るようなエントリー。
?ドリフトなのでアンカーはなし。一斉にフリー潜降。耳抜きやスキル不足でのもたつき、遅れはNG、これが与那国でのダイビングが経験を要求される所以でしょう。写真は一斉にフリー潜降している最中の光景。
?なぜ「一斉フリー潜降」なのか。それは底が深い与那国の海では着底せず、−10mの中層で集合するからです。中層には潮の流れがありますから、潜降が遅れると離れ離れになって置いてけぼりを食いかねません。 -
?で、ハンマー狙いのときはひたすらガイドさんの先導に従って、潮の流れに乗ってダイビング。
でも与那国だからといって、それで必ずハンマーに遭えるかといえばそうでもなく・・俺は二本潜って外しました。1本目にボンヤリシルエットが見えた程度。二本目なんかひたすら青い海の中を流されただけ・・。大物狙いのダイビングって得てしてゼロサムだけど、与那国のハンマー狙いは外すと見事なくらいに何もなかった。
写真はタマゴイロイボウミウシの交接シーン。 -
1/8 3本目 海底遺跡
約10年前マスコミで発表されて以来、与那国といえば「海底遺跡」といわれるくらいの世界的に有名なポイント。ダイビングを始めたからにはいつかは必ず潜りたいと思っていただけに、潜る前からテンション↑。
写真は海底遺跡への入り口?である「城門」と言われる穴で、大きさはダイバーがちょうど一人通り抜けられるくらい。 -
「城門」をくぐってまず目の前に現れるのは「二枚岩」。長方形の巨岩が空に向ってそそりたつ様は神秘的。その大きさにまず圧倒される。
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遺跡のような岩場が好きなのかな、サザナミヤッコが結構いた。
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そして海底遺跡の一番有名な所「メインテラス」。
他のポイント同様、海底遺跡にも流れがあって、流れが強い時にはメインテラスには近づけないこともあるとの事。
幸いこの時はほとんど流れは無く、、メインテラスの階段?に座ることができた。段差は1mくらい、もしこれが陸の上ならよじ登るのも一苦労。やはり人工物ではないのかも・・。 -
人工の物か、自然の仕業か・・。
でもこの幅10cm程の直線の「水路」。こんな切れ込み、どうやったら自然の力でできるんだろう・・。 -
そして「亀のモニュメント」。
手を左右に広げ、頭を突き出したカメの形。台座には、頭の三角形と対になるような三角の切れ込み。左右対称、幾何学的なその形状を見るとやはりこれは人工物、遺跡なのでと思ってしまう。
でも「これが人工のものでなく自然の力だとすれば、その方が驚嘆すべき事だ」とたしかジャック・マイヨールは語っていたっけ。 -
海底遺跡に現れた宇宙人?
フード被ってますが、たしかに沖縄の海といえ冬は寒いです。水温は22℃前後、僕はフードは苦しそうなんでしたことないですが、寒いのが苦手な人はそれなりの対策がいるでしょうね。とはいえドライスーツはフリー潜降には不利なんでおすすめできません。フードベストを重ねたり、厚いスキンのロクハン(6.5mm)を着たり、中にホットカプセル着込んだりして防寒することになります。 -
今回通った海底遺跡のコース取り。
城門→二枚岩→メインテラス→水路→カメのモニュメント→ドーム
写真はドームで野球?をしているところ。 -
ダイビングサービスのすぐ傍で飼われている与那国馬の「シマ」ちゃん。与那国馬は天然記念物、小柄、寸胴で頭が大きいのが特徴。まだ生まれて4ヶ月くらいだったそうですごく人なつこい。
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海をはさんで西崎を望むロケーション。ガジュマルの木の下で雨をしのぐ「シマ」。
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1/9 1本目、2本目 赤土沖
昨日のリベンジということで、場所を変えて再びハンマー狙いのダイビング。
1本目、昨日から数えて3本目でようやくハンマーに遭遇。ハンマーは冷たい水を好むのか、水深の深いところにいて、遭遇したのも−25m〜30mの中層。しかし、わりと近くを横切ったにも関わらず、写真はボケボケ・・はぁ。2本目はまたはずれ、完全なるブルーウォーターダイビング。 -
1/9 3本目 光の宮殿
晴れて光が射していればすごくきれいな地形のポイント。しかしあいにくこの日は曇りの宮殿。 -
与那国古代の文字である「カイダ文字」らしきものが刻まれた岩。牛や山羊に見える。
四回もトライしたのにまともにハンマーを見れず、海底遺跡を除いたら正直さえなかったダイビングだったけど、与那国ならではの独特のダイビングスタイルを経験できたことは大きな財産になった。思ったよりアクセスも良く行きやすい場所だったんで、またリベンジのチャンスはあるだろうし・・。
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