美術研修旅行４（トレド）

2002/02 - 2002/03

マドリード→トレド→バルセロナ

５日め。
トレド観光。世界遺産指定。城砦内へは近代的なエスカレーターで入りました。
アルカサルの見えるアルカンタラ橋付近の絶景ポイントで写真を撮りまくった後、トレドの伝統工芸の象嵌細工の職人さんのところを訪問ました。その後、サント・トメ教会でエル・グレコの「オルガス伯の埋葬」を観て、グレコ家を眺めつつカテドラルへ。カテドラルは地下４階まであり、その地下道を通っていくと川に出て逃げれるようになっている造りだそうだ。宝物館を見学して、大司教の着替えの部屋というところに入ると、そこにはグレコ、カラヴァッジォ、ゴヤ、ラファエロなどのすっごいメンツの絵画が並べられていました。
外へ出てアルカドラを目指す。トレドは全体的に茶褐色の街並みで、道が狭く、家と家の間隔がとても近い。夏は５０℃近く気温が上がるために、家同士で日陰を作っているらしい。なるほど。よそ者からは迷路のように作られている街並みも、住民へ向けては、家々の間からカテドラルがしっかり見えるような造りになっているそうです。ほんとステキな街並みで、私は大興奮、大はしゃぎでした。

エリア トレド(スペイン)