中欧3ヶ国巡り　ザルツ・カンマーグート編

2006/09/24 - 2006/09/24

サウンド・オブ・ミュージックの舞台となったモントゼーとモーツアルトのお母さんの家があるザンクト・ギルゲンを中心に湖水地方を回りました。
この日のハイライトは何といっても世界遺産のハルシュタットです！

エリア ザンクト・ギルゲン(オーストリア)

映画サウンド・オブ・ミュージックの撮影に使われたモントゼー教会です。
この日は日曜日なのでミサが始まる前に急いで教会に入りました。

マリアとトラップ大佐の結婚式のシーンを撮影した教会です。ミサが始まるので、この1枚だけ撮って1ユーロ寄付して出ました。祭壇の左側は工事中で撮影できず、3分もいませんでした。

モントゼー教会前の広場です。村の人が集まっています。

モントゼーは小さい村ですが教会の付近に役場やレストランなど可愛い建物が並んでいました。
写真の建物は役場です。

モントゼーのメインストリートです。

教会を見た後は次のザンクト・ギルゲンへ行くので住宅地を通って駐車場まで歩きます。

民家の壁に洋ナシ、トマトがなっています。
狭い空間を利用して小奇麗に家庭菜園を楽しんでいます。

隣の家では美しくバラが咲いています。

素敵な並木がありますが、時間がないので写真だけ。
でも、草原が続いてステキな所なのです。

おっと、ビーグル犬を発見！
飼い主さんとお散歩中です。リードは付けていませんが、日本人には興味がないようです。
ウチの子だったら人が大好きなので喜んで跳んで来ますが・・・今頃、どうしているだろうか？
旅先でビーグルを見かけるとホームシックになります。

モントゼーの次にザンクト・ギルゲンに向かっています。
大きい画像にすると見えますが可愛い赤と黄色のロープウェイが山に向かって動いています。
昔、雅子様がこのロープウェイに乗られたというエピソードがあり、村の人々は雅子様ファンのようです。

モーツアルト広場に到着です。
建物は役場ですが、まるでペンションのようです。左側に幼い頃のモーツァルトがバイオリンを弾いている銅像があります。

向かい側の建物にはPOSTと書かれてます。昔、馬を休ませていたところだそうです。
小さい広場は銀行、役場、郵便局に囲まれています。

ザンクト・ギルゲンは馬車がとても似合います。

モーツァルトのお母さんの家です。
ここからすぐヴォルフガング湖があります。

ヴォルフガング湖です。
日曜日なので地元の子供達が遊びに来ました。
こんなに美しい所で暮らせる子供は幸せです。

ヴォルフガング湖
湖の色は青くボートでクルーズしたらそう快だと思います。
ザンクト・ギルゲンはミネラル成分が多い岩塩が有名で、向かい側のショップにはおしゃれに包装したお土産用が売っています。見た目の可愛さと体に良いという言葉に反応して一杯買いました。

ザンクト・ギルゲンの観光を終えて世界遺産のハルシュタットに来ました。
写真はケルト人の石像で、日本の二宮金次郎と同じだそうです。

ハルシュタット湖です。
う〜〜ん！！美しい！！
湖の色は黒っぽくてケーニヒス湖にはかないませんが、水面に空と山が映し出されて見事な景観です。
街は氷河が削られて出来た一本道だけで、平野はありません。家は山の斜面に立ち並んでいます。来て良かったとしみじみ思いました。写真では臨場感がないので残念ですが最高でした！！

もう、美しいの一言です。

山が鏡のように水面に映って綺麗です。

鴨が気持ちよさそうに泳いでいます。

湖で見かけた白鳥は人間によく馴れています。餌がもらえると思っているのかしら？

午後の一時、こんな時間を過ごせたら幸せです。

小さなマルクト広場に三位一体の柱が建っています。

左側の上に一番小さく見える白い家はハルシュタット最古の家で500年位前に建てられた木造の建物です。
ここで暮らしているお年寄りを見かけましたが、あんなに高い所じゃあ、上がれないでしょうし、どういう暮らしをしているのか気になりました。

広場の前にある建物です。湖だけでなく街並みも美しいです。

真っ青な空に教会の時計台が良く映えます。
日本ではこんなに青い空を見たことがありません。

こちらも教会です。目と鼻の先にあって、小さい街でもカトリックとプロテスタントと両方あるそうです。

博物館です。
真ん中の垂れ幕の下にカタツムリの丸い絵が描かれていますが、これはハルシュタットの紋章だそうです。

正面の壁にカタツムリの形をしたハルシュタットの紋章が描かれています。

山の斜面に美しい家が並び、窓には溢れんばかりの花で飾られています。

この階段の上が玄関になっているようです。段数は多くて大変そうですが、足が鍛えられていいのかも知れません。

こちらも家まで階段を上がっていくのですが、足元が大丈夫でしょうか？私なら昼間でも転びます！

こちらは玄関のアプローチにお花が綺麗に咲いています。

奥に入ってみたくなります。

こちらの路地も素敵です。

庭先にロープが張ってあります。ここで洗濯物を干しているみたいです。

ベンチには猫ちゃんがお行儀よく座って可愛い。
ハルシュタットの街は居心地が良さそうです。

この家は道路沿いにあるので高い所まで階段を上がらなくてもいいですね。自転車を発見です！

可愛い木製のフラワーボックスにゼラニウムの赤が映えて素敵な家です。外壁も雨戸も木製で綺麗な模様になってます。
街を散策してハルシュタットの暮らし振りが少し見えた気がします。湖も家並みも楽しめる街でした。

ヴォルフガング湖（後ろ）とハルシュタット（手前）で買った岩塩です。
何故、塩を山で掘るのかというと何億年も昔、地球が出来た頃、ヨーロッパは地中海の中にあったそうです。ハルシュタットのハルは塩という意味なんだそうです。綺麗な薄ピンクや茶系の色をした塩でミネラル成分が多く含まれ塩辛くありません。塊で売っている物もあり、見た目はお砂糖です。とても塩には見えませんでした。

この旅行記へのコメント （4）

• wiz さん 2007/01/31 19:59:16

  ハルシュタット

  エムさん、こんばんは〜♪
  
  お気に入りの中欧エリアの旅行記にまたまたお邪魔してます。
  ハルシュタット、やっぱりきれいですねぇ〜･･･
  他の方の旅行記も見て思うんですが、
  ９月のヨーロッパの空の青色がとてもきれいだなぁと思いました。
  
  そうそう、チェスキー・クルムロフ城の中のあたりで
  あまり写真を撮っていなくて、エムさんの旅行記で思い出していました！
  
  エムさんは次回はどのへんをご旅行されるんでしょう･･･？
  次回が決まっているとウキウキしますよねー♪
  
  また遊びに来まーす！
  
  P.S.遅ればせながら･･･、
  　　お気に入り登録ありがとうございました♪

  エムさん からの返信 2007/01/31 21:51:34

  RE: ハルシュタット

  voodooさん、こんばんは！
  
  ハルシュタットは素敵なところでしたよ。
  湖の透明度が高い訳ではないけれど、景観が素晴らしくて絵に描いたような美しさでした。ヨーロッパで見た湖ではNO'１です。
  
  チェスキー・クルムロフの街もおとぎの世界でしたね。
  中世の街並みに青空が映えて美しさが倍増でした。
  
  今年はオランダに行きたいなぁ〜！と思っていますが行けるかどうか？
  写真で見ると、5月はキューケンホフ公園が天国のように綺麗なので行ってみたいと思って・・・
  
  南仏、北欧、スイス・・・うーーん、行きたい所だらけ！
  
  voodooさんはどこへ行かれますか？
  旅は終わりがありませんね。
  
  では又、お越し下さーい。

• 鳩摩羅汁さん 2006/10/05 00:10:11

  昔と風景は変わっていませんネ

  私がハルシュタｯトを偶然に訪れたのは１９７０年頃でした。
  その当時、私は北欧に２年間デザインの勉強の為、滞在していて夏にはヒｯチハイクでヨーロッパ各地を旅していました。ザルツブルグの近くでドイツの観光客の車に乗せてもらった時にこの湖の風景の素晴らしさを聞いて半信半疑で訪れました。
  勿論、その当時は世界遺産でも無く、まして日本人の観光客など皆無でホテルでは思いがけない歓迎を受けました。帰国する翌年の夏に再度訪れてお別れの挨拶をした思い出がありました。近年この地が有名になつて初めて岩塩の鉱山であることを知りました。今では懐かしい思い出でいっぱいです。
  

  エムさん からの返信 2006/10/05 15:00:35

  RE: 昔と風景は変わっていませんネ

  鳩摩羅汁さん、ご訪問と書込みありがとうございます。
  
  鳩摩羅汁さんは30年以上前にこの美しいハルシュタｯトを訪れていたのですね。
  不変の美しさは今後もずーっと続くでしょうね。
  
  この景色が目的で選んだツアーではなかったのですが、結果的に一番印象に残っています。すっかり魅了されました。
  
  一本道にあるショップで豊富なミネラル分が含まれるというを岩塩を買いました。
  山で塩を掘るというのは想像もしませんでしたが、綺麗な色の塩がたくさん売られています。
  ハーブ入りもありパッケージが美しいのでお土産にも喜ばれました。
  
  ハルシュタットの美しさは忘れられません。
  又、訪れたい場所の一つです。
  
  エム