行っちゃったリビア！＜ベルベル人の古代都市＆古代食料庫＞

2005/10 - 2005/10

カサル・アル・ハジ、ナルート、カバウ。ベルベル人の古い都市＆共同食料庫です。700年以上前のもの。

エリア リビア

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 航空会社: エミレーツ航空

ベルベル人の食料倉庫、カサル・アル・ハジ。
外側にはほとんど、窓がない、円形の倉庫です。
要塞のようです。

中は、このように見渡しの良い広場になっていて、
360度、倉庫の入り口で囲まれています。

外から見たときに外壁になっている部分が、倉庫になっています。

ものすごく、合理的な作りだと思いました。
ここなら、万が一、食料泥棒がいても、
この見渡しの良い広場なら、一目瞭然。

倉庫の中はそれぞれ、このように小部屋に別れています。
素焼きのpottery jarに、小麦やオリーブなど
食料を貯蔵していたそうです。

続いてナルート。
カサル・アル・ハジがわかりやすく「倉庫跡」だったのに対して、ここは、本当に「古代の街の跡」。
高台にあります。
見晴らしがいいです。

城の跡。

ナルートの倉庫。
迷路のようです。

迷路はどこまでも続きます。
どこを撮っても、同じような・・・

絵になりますね。

城砦の外側に突き抜けた窓に向かって。

この下は崖です。

数日たちまして、ガダメスートリポリを走行中です。

「カバウに寄りたい？」
リビア人の友人が聞きます。

カバウとは何ぞや？

わからないけど「行けるもんは行っとけ！」

で、カバウに寄りました。

素敵な場所でした。
行ってよかった。

カバウも、ベルベル人の古代の都市です。

ここは、おなじみ食料庫。

どこも似たような構造ですね。

外側は入り口・窓がなく

内側は広場になっています。

このときは、ベルベル人のおじさんが、
イタリア人観光客の求めに応じて？

倉庫の上まで登ってました。

かわいい〜。

なんだか、ディズニーランドとかのアトラクションみたい。とか思ってしまう・・・

このあと、
ななんと、私と友人、
おじさまに続いて、ここを登らせていただきました！

ダメモトで
「登りたい〜」と言ってみたら
あっさりと「いいよ」

いいのかよー！

「や・やっぱり、やめとこうかな」
しり込みする私と友人に

「何言ってんだ！早く来い！」
おじ様のいざない・・・

おじさまと競演。

イタリア人団体の皆様に
大喝采を浴びました。

さて、倉庫に登った感想は・・・

貴重なはずの文化財に
こんなに簡単に「登っていいよ」

いいんですか？

足場は不安定だし、
体重をかけるたびに崩れてしまうのじゃないかと
心配で・・・

自身の身のみならず、
文化財保護という意味で
非常に、非常に怖かったです。

ただ、滅多に出来ない経験だったかも・・・と思います。
リビアの皆さんに感謝です！

これは、カバウ旧市街遠景。