愛しの愛蘭土（2006年夏コネマラ大自然満喫編）

2006/08/07 - 2006/08/08

　ここからが旅の本番です。3泊４日の中２日間は、コネマラの大地を縦横無尽に？ドライブしまくりました。なかでも、半島をぐるっとまわるＮ59を南北に結ぶＲ344が大のお気に入りで、必要も無いのに、結局往復してしまいました。
　

エリア コネマラ国立公園周辺(アイルランド)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エールフランス

信号ひとつない道を、ひたすら西に向かいます。

羊が草を食んでいて、小川が流れ、天気が良くて最高でした。

これは夕暮れ時の写真です。名前も分からない湖だけど、湖畔の羊がとてもあっていました。

と、調子に乗って、何枚も同じような写真を撮ってしまいました。

こんな荒れた大地、コネマラに来たんだ！

急な斜面も放牧地になっています。

雄大な自然の中に馬が一匹。絵になるなぁ。

初日は、午前中にクリフトゥンまで行って、人の多さに驚いて素通りしました。北上して、この際だからと思って半島の北岸にあるクレガンの村まで行きました。さびれた港町だけど、対岸の島に行く観光船が出ているためか、それなりに明るい雰囲気でしたよ。

Ｎ59にもどって、コネマラ国立公園を目指します。海岸線を走るので、とても気持ちよかったです。でも、どこが入り口だかわからなくて、２往復くらいしてしまいました。
１番手前の青いマーチが私の愛車です。

　お昼ごろ到着ですが、もう駐車場は埋まっていました。（それほど広い駐車場じゃないです。）坂に停めて、さぁハイキングです。欧米の方は登山靴に履き替えたりしていて、サンダルに毛が生えた程度のものを履いている私はちょっと不安です。

　麓の沼沢地の草花めぐりで30分。ダイヤモンド・ヒルの麓まで行ってぐるっと回るコースで1時間。ダイヤモンド・ヒルに登って2時間半。との説明だったので、1時間コースをのんびり歩いてきました。

なだらかなハイキングコースですが、周りの土地が低いので、かなり眺めがいいです。半島北側の海が良く見えました。

　草花が豊富で、小川があったり、馬や虫がいたりと、かなり楽しめる公園です。ハイキングがあまり好きではない私ですが、ここは本当に楽しかった。景色は最高だし、歩くので適度に体も温まるし、天気はいいし。ダイヤモンド・ヒルを見上げるポイントで、持参した軽食を食べて一休みです。本格的にランチを持参している家族もいましたよ。

　ヘリテイジ・センターでは、泥炭の解説や、ここに住む生き物の簡単な説明があります。ここで多少勉強してから行くと、よりおもしろいと思います。レストランは大賑わいで、3時ごろ行ったら水を買うのにも並ぶことになりました。

　入館時間ぎりぎりに、カイルモア修道院に着きました。庭園の見学はパスして、本館に向かいます。目の前の池がとてもきれいで、魚も取れるようです。犬と一緒に舟遊びを楽しむ家族。羨ましい限りです。

貴族の館として建てられ、その後ベネディクト会の尼僧院になりました。この日も奥からは賛美歌が聞こえてきて、敬虔な気持ちになります。

　本館の内部はかなり豪華でした。なかでも、居間にあったライティングデスクが気に入りました。在りし日のヘンリー卿の優雅な生活が偲ばれます。周りに何も無いこの地方で、美しすぎる自然の中で遠乗りしたり、舟遊びをしたりしたんだろうなぁ。

小さいながらでも、雰囲気のあるゴシック教会もあります。また、ヘンリー卿とその奥方の二人の墓所は、黄色身がかった石で、ひっそりと建っておりました。

コネマラ地方は夕暮れ時も最高です。ドライブ満喫！

この旅行記へのコメント （2）

• ももんがあまんさん 2007/07/18 15:52:14

  う〜ん、素晴らしい

  　お久しぶり、riaさん
  
  　素晴らしい！、良い写真ですね！
  　感動モノです。
  
  　また、アイルランドに行ってみたいです･･･。
  　

  riaさん からの返信 2007/07/31 21:58:55

  いきたいなぁ

  こんばんは。メールをありがとうございました。
  
  そーですよねぇ、ドネゴールとかスライゴーとか、夏が一番ですもんね。
  アルスター地方にはいつか行きたいなぁと思いつつ、計画倒れが続いて
  います。
  今回の旅も、まだ南部で行っていない所をまわるようにしたいなぁと
  考えていたら、旅行日数が足りなくなってしまいました。。。
  でも、これで南に未練がなくなるから、来年は北を目指したいです！
  （倹約生活続行ですね。）
  
  あと10日後にはアイルランド♪
  がんばって計画を立てますね。
  
  ria