1996/11 - 1996/12
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buchijoyceさん
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一日クルーズの船は7時半には出港する。お迎えも早い。
大きな遊覧船ってとこ、乗客は多い。船内に案内のスピーチが流れる。しかしこれが大変、乗っている人の言葉なのか、数ヶ国語が流されるから、スピーカーの声がやむことがない。ということはすこぶるうるさい。日本語もある。ただし日本人が話しているのではないから聞き取りにくい。甲板に出た。こっちの方がはるかに気持ちがいい。
ワン デイ クルーズはサローン湾のエギナ、ポロス、イドラの島々を巡る。
船が港に着く。勝手に島内を見学、時間に遅れなければほっつき歩いていても大丈夫。で、勝手に歩き回って写真を撮っている。その代わり写真しかないので、どれがどの島だか区別がつかない。
船が着くとネコが何十匹もお迎えしてくれた島があった。
ロバが待っていてくれた島もあった。乗ろうと思って、カメラをカメラバッグにしまっていたら、最後の1頭が客を乗せて行ってしまった。でもぶらぶら歩きはたのしかった。ピスタチオの木がめずらしかった。
網を修理しているおじさんに会った。おじさんは、この網は日本製だと言った。「日本のものは質はいいですか?」と聞くと、「とてもいい」と満足げに答えてくれた。こんな遠くで日本の網が役に立っているのはうれしい。
昼食は船内で、食堂に全員入れないので交代制で。お皿を持って並ぶと、流れ作業でお皿に料理を盛ってくれた。リンゴも1ケついてきた。食事の仕方を見ているとおもしろかった。日本人グループは料理用の切れないナイフで一生懸命リンゴの皮をむいていた。ヨーロッパ人は丸かじり。
パンとリンゴをポケットに入れて甲板に出た。カモメがパンを目当てについてくる。毎日クルーズ船が来て、パンをくれるので覚えてしまったらしい。何羽も船の周りを飛び交う。まるで映画の「鳥」みたいだね。中には手から受け取っていくのもいる。こういうことは大好きなオバサン、喜んでパンを投げると、上手にとる。
そうそう、リンゴの食べ方の続き。甲板でリンゴをかじっている男性を見ている。もちろん丸かじり、芯は残すかなと思ったら芯もタネも食べてしまった。残ったのはガクだけ。それをぽいと海の中へ。これだけ全部食べてくれればリンゴも本望でしょうね。
ドイツでもまだ硬い洋ナシをこりこりかじっていたっけ。そういえば捨てたのはガクだけだったな。食文化のちがいだろう。
カモメの写真を撮っていると、ふと視線を感じた。そちらの方へ目をやると、ヨーロッパ人がじっと私のカメラを見つめている。その時使っていたカメラはコンンタックスRX、レンズはツァイスのゾナーだ。Papasanに「あの人の使っているカメラ見てきて」というとさりげなく見て、「ライカだよ」と教えてくれた。なるほどね。
海はきれいだし、風景はきれいだし、海岸めぐりの馬車にも乗ったし、お茶も飲んだし、たのしかった。夕日もきれいだった。
帰ったのは日が落ちてからだった。暗くなった港に船が波しぶきを立てて入ってくると、なにやら黒いものは周りを飛んでいる。よくよく見るとカモメたちだ。もうねぐらに帰っていてもいいのに、何をしているんだろう、もっとよく見ると暗い水面に何かが跳ねている。小魚だ。船の波に巻き込まれて小魚が水面に飛び出していたのだ。カモメはこれを狙って食べにきていたというわけ。これも毎日の経験なのだろう。賢い。たいしたものだ。
明日はクレタ島へ飛ぶ。
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