中野探訪　春編

2006/04/03 - 2006/04/03

　いよいよこの季節となって参りました。『夕凪の街　桜の国』を完読して以来初の春です。となればここへ行くしかないでしょう！そう、中野だ！桜がある中野へ行こう。そんな趣旨で今回も中野へ行ってきました。ちなみに写真は冬編とあまり変わらないかも…。

エリア 中野(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩

　やはり路地裏。冬編のときとあまり変わらないですね。今度来たときはこの辺で良い雰囲気の珈琲屋さんでも探してみようかな。

　今回はすぐに中野通りへ出てみました。この日はとても風が強く、満開の桜も相まって見事な桜吹雪となっておりました。

　ではまず、新井薬師前駅へ向かいましょう。

　おっと！見事な桜のトンネルです。本当にまんがの世界へ入ったみたい。

　新井薬師（注：お寺の名前です）の前であるだけにお土産やさんも並んでいます。

　駅前、というよりも駅の脇の道の様子。数回しか訪れたことはないのですが、なぜか懐かしい風景です。こうのさんの画が懐かしく感じるのはこうした街の雰囲気が一役買っているのかもしれません。

　上の写真と同じところから沼袋方面へ向かっての一枚。この線路はもうひとつの舞台へもつながっている…。

　線路脇を歩いていると時々電車が通り過ぎていく。

　お、ここにも桜が一本だけ。本当に良い天気だ。

　ん！？これは見たことない色の電車です。新しいやつなのかな？

　流し撮り、とは言いませんがそれに似たようなことを試してみました。

　さて、再び中野通りへ戻って片山橋へ向かいます。

　おおっ！まさにあのコマ（写真はちょいとずれてしまいましたが）！！下を走る車も丁度良い感じです。

　今度は反対側から。実はこんな風になっていたんです。ちなみに階段は片側だけ。

　さて野方配水塔へ向かいましょう。中野通りをずっと行ったこの先の丘の上です。

　坂を上がっていきなりぬっと現れた異様な物体、いや失礼。建物。これが野方配水塔。建設当時は水道用貯水タンクでしたが現在は消火用貯水タンク（だったと思う）となっています。通称、水の塔。

　ここが「水の塔公園」。野方配水塔の足元にあり、水の塔幼稚園と隣接しています。

　公園から野方配水塔を見上げたところ。これと同じデザインの配水塔は他に二箇所あるそうですが、内一箇所はすでに撤去されたらしいです。もうひとつの配水塔は双子さんです（名前忘れた…）。

　やはりこの画も抑えておかねばね。

　水の塔幼稚園から見たところ。さっきとは丁度反対側ですね。手前の窓が連なっているところは階段室でしょうか？

　ちょいと寄り道して来ました。野方配水塔とは目と鼻の先にある哲学堂公園にある哲学堂。天気のせいもあってたくさんの観覧者がいました。

　せっかくですから、桜と一緒に逆光で。ちなみに公園内は、お花見のお年よりや子供たちでにぎやかでした。

　今度は片山橋の上から野方配水塔を見てみます。

　ハイライト直前にはこんなコマもありましたよね。と、ここでフィルム終了。

　今回は冬編に引き続きKodachrome64というフィルムを使いました（実は広島の厳島神社でもこのフィルムを使用し、冬編で使ったものは広島へ持っていったうちのあまりです）。独特な発色とシャープな画像が特徴的で今後のリバーサルカラーの主力になりそうです。では、今度は夏に行きましょう！