小さなバチカン市国は偉大だった

1994/01/08 - 1984/01/08

サン・ピエトロ寺院は今まで私が見た聖堂の中で別格の存在感をもって迫ってきた。　ミケランジェロの設計によって再建された建物自体の美しさもさることながら、彫刻、壁画・・・・とにかくすべてが筆舌に尽くしがたい雰囲気をたたえ偉大だった。
ナポリにも足を運んだ、とくにイタリア人は大げさで「ナポリを見てから死ね」という言葉もある、しかしそこまでもなかったがボーメロの丘からの眺めは素晴らしかった、歌に出てくるサンタルチア港とその背景の山、ゲスビオス火山は、島原眉山そして雲仙岳にそっくりだった。この火山は１９００年前の大噴火でボンベイの町を一度に埋め尽くしたいわくつきの山だ。
丘から帰り道、駅まで歩いているうち、に下町に出た、下町はどこの国も同じく庶民的だ、大きなエプロンをしたお母さんがソフィアローレンよろしく大手をふって坂を下っていくシーンはいかにもイタリアらしさを思わせた。

エリア バチカン(バチカン)

サン・ピエトロ広場

サン・ピエトロ寺院

ミケランジェロ作品

バチカン美術館？

サン・ピエトロ寺院衛兵
制服がかっこ良い

ナポリの丘からゲスビオス火山をみる