ペリト・モレノ氷河は寒い／アルゼンチン

2002/02/14 - 2002/02/14

今回はチリ・パタゴニアがメインでしたので、
日帰りでロス・グラシアレスのペリト・モレノ氷河へ

現地発のツアーに入り、国境を越えアルゼンチンへ。
陸路で途中にイミグレがあります。
だだっ広い草原の中にポツンと建物があります。

草原の彼方、パイネの山を見ながら延々と走ることでカラファテの街につき、そこから更に一時間程度でペリト・モレノ氷河の雄姿が現れます。

展望台が整備されており、又、展望台の手前から遊覧船もでております。

ペリト・モレノ氷河の流れは世界有数の速さであり、
眺めていれば崩落が見られることで有名です。
とはいってもそれは条件次第で、次々と見られる場合も、全く見られない場合も。

展望台から写真撮影をしましたが、崩落は数回、規模の小さいものでした。途中で曇ってしまいましたので、もう少し気温が高いと規模も大きく、回数も多かったかもしれません。

地球温暖化がさけばれ、氷河の後退があちらこちらで報告されていますが、ペリト・モレノも何年も対岸にくっつくことが無くなったそうです。

遊覧船にも乗船しましたが、氷河の手前を３，４回往復するものでした。私的には展望台の方が好みですが、時間があれば両方お試しください。

ひとつ自らの経験でご報告を。
よく寒冷地ではカメラ等のバッテリーのもちが悪いといいます。
通常の生活では気にすることはありませんでしたが、
夏といっても、天然の冷蔵庫状態のこの地、撮影途中で一つのカメラが動かなくなりました。バッテリーは２ＣＲ５タイプでしたが、本数もそんに撮ったものでなかったので、びっくりしました。
もう一台のモータードライブにリチウムが８本入った方は大丈夫でしたが、一台しかなかったらと思うとぞっとしました。

それ以降ですが、寒冷地撮影では、
カメラには貼付用のカイロをつけてます。
(冷えて時間が経つと取りにくくなるのでご注意）

エリア ロス・グラシアレス国立公園周辺(アルゼンチン)

展望台から。

遠景です。

遊覧船から望む氷河の先端部。
長時間、強い圧力がかかると中の空気が排出され、
青くなります。