2002/07/26 - 2002/07/28
75位(同エリア103件中)
EMUさん
オリンピアでは2泊した。
ギリシア国内ペロポンネソス半島をばたばたと移動してきたので、
この旅で初めて泊まるギリシアの町だった。
オリンピアは、非常に不便な場所にある。
電車もバスもアテネから行くのにほぼ1日がかり。
しかし、そこには世界遺産のオリンピア遺跡があり、
この旅でどうしても行きたかった場所のひとつだった。
遺跡は、競技場を中心として、神殿跡などが広がり、古代の様子が偲ばれる。
遺跡のまわりの街もゆっくりとしていい雰囲気で気に入った。
写真は競技場入り口。
オリンピアには、ピルゴスからバスで夕方到着した。
遺跡の閉館直前だったので、この日に遺跡に行くのを諦め、翌日に備える事にする。
この日の宿は、ピルゴスで会ったブラッドピット似のオーストラリア人と一緒に
オリンピアのユースホステルに泊まる。
確か1泊2〜3ユーロ。
安いだけあって、小さなベッドが4台ある部屋だった。
宿の主人に次の目的地スパルタ行きのバスの時間を確認する。
すると翌日翌々日の早朝しかバスがない。
オリンピア遺跡を観光して夕方のバスでと思っていたのだが、
予定が狂ってしまう。
仕方がないので、翌々日のバスでスパルタに向かう事にした。
しかし、結果としてゆっくりとする事ができたので良かったと思う。
オリンピアの街は、オリンピック発祥の地だけあって、
色々なオリンピックグッズが売っていた。
2年後にアテネ五輪という事もあり、そのグッズもある。
小さいけど田舎の観光地という感じで雰囲気は気に入った。
また、ちらほらと日本人ツアー観光客も見かけ、
よくこんな所まで来るなあと自分の事を棚に上げ、感心していた。
この日の夕食は、街の中をふらふらと歩いていて見つけた
いい雰囲気のタベルナ(ギリシアの食堂)で食べた。
結果から言うと、このタベルナ大正解。
無茶苦茶おいしかった。
直前までのトルコでうまい料理がなく困っていたので、感動的だった。
家族で経営しているらしく、お父さんがすごくいい笑顔で親切。
一応、ギリシア料理名物のムサカを食べたのだが、これがとにかく絶品。
他にスタッフドトマトと言うトマトをくり抜いて、ご飯を炊いたものも食べた。
これも絶品だった。
そもそもトマトはあまり好きではないけれども、
私の嫌いなトマトの酸味がご飯と混ざってすごくいい味になっている。
他にパンもでたが、これもうまい。
翌日もこのタベルナには行った。
今まで経験したレストランでここほど感動したレストランはない。
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オリンピア遺跡の前にある柱。
このすぐ近くにチケット売り場がある。 -
遺跡内の柱跡。
チケット売り場で遺跡と美術館分のチケットを購入した。
朝一で入ったので当初は、ぱらぱらとしかいなかった観光客が、途中から増えてきた。 -
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オリンピックの聖火を点火する場所。
オリンピックの時に聖火リレーをオリンピアから開催国の会場まで聖火リレーが行われるが、その聖火を点火する場所。
ボールを半分にしてくり抜いたような金属で光を集めて点火するみたい。
この様子が絵葉書とかになっている。
誰か友人に送ったけど、誰に送ったのかすっかり忘れてしまった。 -
ゼウス神殿。
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こんな感じで遺跡群があります。
オリンピアの街では、あまり日本人を見かけなかったが、遺跡には、2つくらいツアーの団体がきていた。
しっかりと日本語で解説をしている。
せっかくなので、後ろを黙ってついて行き解説だけ聞いていた。
ツアー客は、だいたい中高年。
しばらく黙ってついて行っていたが、途中で声をかけてみた。
オリンピアを2時間程観光した後、他の遺跡に行き、この日のうちにアテネに戻るそうだ。
オリンピアの遺跡はいい遺跡だが、ぐるっと回れば1時間くらいで見れる程度の規模。
私も当初の予定であれば、この日の午後の便でスパルタに向かうはずだった。
しかし、前述の通りバスがない。
ツアーは個人旅行好きには、自由が利かず不便だと感じているが、
公共交通が不便な場所でも問題なく行ける。
しかも金額的にもお得な場合が多々ある。
時間と金を有効に使うには便利だなあと改めて思った。
最もそれでも個人旅行の方がいいけれど。
ツアーのおばちゃんに声をかけると、私が日本人なのかどうかわからないけど、
どうも付いてきているらしいというのは気づいていたみたい。
おばちゃんには、一人でこんな辺鄙な場所にある遺跡に来るのは信じれないらしく、
恒例の「カメラとか一緒に来ているの?」
という質問を受けてしまった。
電波少年以来、こんな質問をツアーのおばちゃん達からはよく受ける。
その他、色々な世間話とかをした。
年をとってからも海外を旅できると楽しいだろうなあと思った。 -
競技場入り口。
古代オリンピックがここで開かれ、この入場門をくぐれば、その先に観衆がいたのであろう。
その様子を想像しながら、この門をくぐるのは胸がわくわくした。 -
競技場。
190mくらいあるらしい。
ここで競技を行い、芝生の部分には一面に観客がいる。
自分がその観客の一人となって競技を見ているのを想像しながら、ここでゆっくりとしていた。
オリンピアの遺跡は、規模や美しさはないが、その一つ一つが過去生きていた人々の息吹を感じることができ、あたかも自分がその中の一人でいるかのような錯覚を感じさせられる、素晴らしい遺跡だと思う。 -
オリンピア遺跡の美術館の像。
あまり美術館には期待していなかったが、行ってみると意外と良かった。
一つ一つの像が美しく、力強い。とにかく素晴らしかった。 -
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美術館に飾ってある兜。
漫画や映画で見る兜。
こんなもの本当にかぶっていたんだなと実感させられた。
暑く重く視野が狭そう。 -
美術館をでて、オリンピアの街をふらふらした。
街自体小さいので、遺跡を見終わったらする事が無い。
一応、オリンピック歴史博物館なるものがあったので行ってみたが、展示物の数も少なく寂れていた。
あまり行く価値はないけれど、博物館の管理人のおじさんと世間話をしたのが楽しかった。
ユースホステルに戻ると、一緒に来たオーストラリア人が、旅立つタイミングだった。
この後、パトラに行き、イタリアに渡るそうだ。
この後、ユースホステルで昼寝をして、再び遺跡に向かった。
だめ元で一度使ったチケットで再入場できなかの交渉をしてみた。
すると入り口のおじさんが普通に通してくれた。
こういうアバウトなところが好きだ。
競技場の遺跡はお気に入りなので、ここで観光客を観察していた。
写真は、競技場の入り口入った直後。
おそらく、徒競走をする場合のスタートラインだと思われる。
この場所で、外人の観光客は、皆、スタートラインでクラウチングスタートの体制をとる。
走るのかな?と思いきや、そのスタート体制を写真に撮って終わり。
深夜特急のテレビ版では、大沢たかおと外人の観光客が競争をして、走っていた。
それを見ていたので、ぜひ走ってみたいと思っていたのだが、誰も走る様子はなかった。
しばらくすると、一人の日本人らしい青年が来た。
話しかけてみると日本人だった。
で、何気なく深夜特急の話をしてみると、彼も見たことがあるらしく、そのシーンをよく覚えていた。
そこで二人で競争する事にした。
他の観光客と同じようにスタート体制をとり、スタートをした。
この直線190mくらいあるらしく、運動不足の私にはかなりつらかった。
勝負は負けたが、他の観光客の誰も走りきるとは思っていなかったらしく、
走りきって戻ってきたら、スタンディングオベーションで迎えてくれた。
ちょっと古代オリンピックの選手の気分になってみた。
この競技場でしばらくゆっくりした後、一緒に走った彼と食事をした。
この日はスタッフドピーマンを食べた。
これも美味。この食堂は本当に当たりだった。
翌日、午前8時頃のバスでスパルタに向かう為、トリポリ行きのバスに乗った。
途中、バス1台分しかない山道をものすごいスピードで走っていくのに驚いた。
山々を走る景色はすごく綺麗だし、街並みも見る事ができて良かった。
昼過ぎにトリポリに到着し、スパルタ行きのバスに乗り換える。
夕方、スパルタに到着。
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