伊丹空港・豊中旅行記(ブログ) 一覧に戻る
西宮に移ったソフィは、1981年ごろより次第に視力が衰え、室内の壁や柱に頭をぶつけるようになった。<br />続いて足が弱り、歩きながらもよろけるようになる。<br /><br />とくに西宮の庭付きの家から千里のマンションに越してからは、顔の生傷が絶えなくなった。<br />消火器や泌尿器にも老化は忍び寄り、絨毯はしみだらけになる。<br /><br />それでも毎日を懸命に生き抜いている様は、悲壮感を通り過ぎて神々しくさえある。<br />そして1983年、彼女は15年間の命を、ついに閉じた。<br /><br />彼女はパリに生まれ、東京で育ち、大阪で臨終した。<br />その間家族と共に生活経験を重ね、喜びと苦労を一緒に味わってきた。<br /><br />家庭に一員として皆に愛され、幸せな犬だった。<br />そして生命の尊さを教えてくれたり、皆の心を癒してくれたりしながら自らの存在を示し、家庭の一員としての責任を果した。<br /><br />今も冥土を走りまくり、頑固一徹に自分の生き方を貫いていることだろう。<br />あるいは、私がやってくるのを、首を長くしながら待っているかもしれない。<br /><br />瞑目、合掌。<br />

愛犬ソフィの物語【20完】冥土でも幸せに

0いいね!

1973/01/20 - 1973/01/20

784位(同エリア845件中)

0

0

ソフィ

ソフィさん

西宮に移ったソフィは、1981年ごろより次第に視力が衰え、室内の壁や柱に頭をぶつけるようになった。
続いて足が弱り、歩きながらもよろけるようになる。

とくに西宮の庭付きの家から千里のマンションに越してからは、顔の生傷が絶えなくなった。
消火器や泌尿器にも老化は忍び寄り、絨毯はしみだらけになる。

それでも毎日を懸命に生き抜いている様は、悲壮感を通り過ぎて神々しくさえある。
そして1983年、彼女は15年間の命を、ついに閉じた。

彼女はパリに生まれ、東京で育ち、大阪で臨終した。
その間家族と共に生活経験を重ね、喜びと苦労を一緒に味わってきた。

家庭に一員として皆に愛され、幸せな犬だった。
そして生命の尊さを教えてくれたり、皆の心を癒してくれたりしながら自らの存在を示し、家庭の一員としての責任を果した。

今も冥土を走りまくり、頑固一徹に自分の生き方を貫いていることだろう。
あるいは、私がやってくるのを、首を長くしながら待っているかもしれない。

瞑目、合掌。

この旅行記のタグ

0いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP