ネパールの聖地へ。5（ムクチナート～ジョムソン）

2006/01/01 - 2006/01/01

とても静かに元旦を迎えた。
ムクチナートからジョムソンへ一気に下る。

エリア ネパール

そういえば新年。とりあえず「あけましておめでとう」と友人と起き抜けに言い合ってみた。
朝食を食べに行き、恐ろしく頭が痛いことに気がついた。う〜んどうやら寝袋から唯一出ていた頭が寒さに耐えきれなかったみたい。。。せっかく出して貰ったチベット風のパンが美味しいと思うのに飲み込めない。優しさで出来ている頭痛薬を飲んで、とにかく出発。ただただシスティにお任せで下り始めた。

同じ馬子のお兄さんの馬に乗る人と一緒になった。しばらく３頭で歩いた。
このころになるとシスティの性格がわかってきた。前に前に行きたがる。最初は一番後ろにいたのに、隙を見てショートカットして一番前に出ようとする。もう、システィ！なんでこの道選んじゃったの？とか言いながらしがみついた。

荷を運ぶロバさん。おつかれ。

行きにも寄った所でチャを頂いて休憩した。
薬も効いてきた。

遠くに、行きに泊まったカグベニの村が見えた。

すっかり頭痛も無くなり、腹ぺこなことに気付いた。朝ご飯食べてないもんなぁ。
カレー味あんかけのカタ焼きそば。麺はどうやらインスタントラーメンの麺みたいだったけど、腹ぺこも手伝って美味しく完食。
食べ終わった頃、馬子のお兄さんがサーランギーを弾き歌い始めた。やっぱ良い声だなぁ。

ジョムソンへ向かってカリガンダキ川を行く。
午後には毎日強風が吹く。
乾いた大地を強風が吹き抜け、巻き上げられた砂が正面から襲ってきた。とても目を開けていられない。システィも顔を背けながら、砂が入るのかぶるぶる鼻を鳴らしながら、それでもしっかりと進んでくれた。

ジョムソンに到着。もう全身砂だらけ。ポケットの中や鞄の中にまで入っていた。

ロッジに着いた。チャを飲みながら一息ついた。