海のシルクロード館

2005/12/26 - 2005/12/26

◆江戸時代に「千軒在所」と呼ばれる陶器商人の白壁土蔵作りの町家があった・・平成３年に整備され「陶器商家資料館」として公開された屋敷と「海のシルクロード館」を訪ねてみました。

文政８年に建てられた妻入二階建「うなぎの寝床」みたいに細長く、屋根は本瓦葺で外観は白壁土蔵造で建築学からも貴重なもので興味がありました、展示してある陶磁器は１６４０年代１８７０年代の古伊万里の磁器製品があります
街中のあちこちに古伊万里焼きが設置されています、現在も港町らしく外国人を良く見かけます

◆ MR 伊万里駅２階に古伊万里・鍋島ギャラリーがあります「古伊万里」「鍋島」の染付・色絵・青磁の代表作が展示してあります

エリア 佐賀

建物入り口です

案内板です

案内板です

古伊万里１７８０−１８００年代色絵松竹唐花唐草文皿です

古伊万里１８００−１８２０年代色絵井戸文皿です

古伊万里１８４０−１８６０年代、色絵桐鳳凰麒麟文皿です

古伊万里１８５０−１８７０年代、色絵草花文大皿です

そば猪口、古伊万里１８世紀後半
生活骨董として人気があるそうです

古伊万里１６４０−１６５０年代青磁唐花文大皿です

古伊万里１６５０年代染付鳳凰文皿です

古伊万里１６６０年代色絵芙蓉手花鳥文皿です

古伊万里１６６０−１６８０年代染付人物文瓶です

古伊万里１６７０−１６８０年代染付芙蓉手花鳥文皿です

古伊万里１６８０−１６９０年代染付山水文水注です

古伊万里１７００−１７４０年代色絵牡丹椿文皿です

古伊万里１７００−１７４０年代色絵鳳凰文蓋付鉢です

「肥前一国絵図」に舟大小60艘ほど留まるとあります

観光の女性客です

この場所の展示品は寄託品なので写真撮影は
ご遠慮くださいとのことでした

屋敷２階の展示品を鑑賞中の観光客

買い付けの陶器商人たちは長期滞在のため、地元商人たちは彼らを招いて国学・漢学、商家の子女達は琴・三味線・舞踊などで慰めたといいます「伊万里まだら」が聞こえたそうです

陶器商家資料館の案内をしてくれました

相生橋の欄干に古伊万里の焼き物です

古伊万里１７５０−１７７０年代染付紋章文皿です

古伊万里１８００−１８４０年代染付寿字文蓋付椀です

古伊万里１８１０−１８４０年代染付染付眼鏡文輪花皿です

古伊万里１８３０−１８４０年代染付地図皿です

古伊万里１８３０−１８６０年代色絵牡丹文角皿です

古伊万里１８６０年代染付出島図皿です

古伊万里幕末−明治色絵蝶文珈琲椀です

肉屋の店頭にありました

呑んベ衛横丁の入り口です

陶板で出来た案内図です

街角に建つ二人の古伊万里人形です

正面から

左が JR 伊万里駅、右が MR 伊万里駅です

MR 伊万里駅の２階にギャラリー古伊万里・鍋島があります

１階の観光案内所に喧嘩祭りに使用する神輿がありました
実物の１／３だそうです

本物です「写真撮影には許可証が要ります」
色絵婦人立像１７００−１７４０年代です

いろえたいこのりにんぎょうです

手振れでごめんなさい
色絵太鼓乗人形です「柿右衛門人形」1670-1685年代

この旅行記へのコメント （7）

• shinesuniさん 2006/01/04 09:44:03

  謹賀新年

  新年明けましておめでとう御座います。
  今年も宜しくお願い致します。
  
  この焼き物ずっときになっていました。
  見栄えはするのですが、よっぱらいやヤンキーに壊されないかと
  心配です。
  本当に街に映えていますが本物の陶器なのでしょうか？
  
  PS　ようやく風邪も退散し体も元に戻ってきました。
  気管支炎が多少残っているのが気になるところですが...

  kokonoさん からの返信 2006/01/04 12:30:11

  RE: "saruzake" などで消毒しては如何かと ??

  hinesuniさん
  
  ご年賀をありがとうございます
  こちらこそ、宜しくお願い申し上げます
  
  お風邪の具合が少し好くなってきたとか、ちょとは安心しました
  まだまだ、空気の乾燥は続きます安心は禁物ですよ
  "saruzake" などで消毒しては如何かと ??
  
  本物です !!
  何れの壷にも陶板で下部に付記してあります、本物のコピーです
  
  毀れの心配ですがこれには少々の細工がしてあります・・
  磁器に強化材を使用しているとのこと、多少のつわものでも跳ね返されるでしょうね !!
  ポーセリンパークの盗難の場合は接着剤の使用方法が適切ではないように思います
  
  もしも、毀れるようだとそれは完成品ではありませんどなたでも壊して下さい
  私は責任を取りませんがね、器物損傷で捜査の対象になることは間違いありません・・
  
  これからもご質問については判るまで調べていく所存です。kokono
  
  
  
  

  kokonoさん からの返信 2006/01/04 15:05:53

  RE: shinesuniさんへ訂正文です

  shinesuniさん
  
  まことに、失礼をいたしました・・
  肝心のお名前に脱字があることに気がつきませんでした
  
  コピーで済まそうとしていた自分が恥ずかしいです
  以後、注意いたします。kokono

• obaqさん 2005/12/30 23:36:18

  海のシルクロード館 拝見しました。

  あの絵皿・・・
  見たとたんイスタンブールトプカプ宮殿の宝物殿 を思い出しました。
  まさにあそこに飾ってあったものと同じでですね〜。
  十数年前、トルコへの旅行のときに、強大な勢力を持っていたオスマントルコが遙か遠くの日本からシルクロードを通して得たことを聞いたのです。
  それから、なんとしてもシルクロードを陸路でたどってみたいと思い、念願を叶えたのがその２年後・・・
  それが５５日間のユーラシア横断旅行でした。
  当時色々な国や人種を介して２万キロ近い距離を、あの絵皿たちが旅をしたのだと思うと、壮大な歴史にめまいがするようです。
  あのような素晴らしい絵皿は日本には残っていないのかと思っていましたが、在ったのですね。
  初めて知りました。　　有り難うございました。
  

  kokonoさん からの返信 2005/12/31 10:24:32

  RE:古伊万里焼きの展示品を観ていただきうれしいです !!

  obaqさん
  
  古伊万里焼きの展示品を観ていただきうれしいです !!
  絵皿のコメントをありがとうございます
  
  海のシルクロード館・資料館へは３回ほど訪ねました
  ギャラリーへは今回が初めて、でしたが魅力がありました
  
  写真撮影は一部を除き制限されています、許可申請が必要とのことです
  ややこしいことがあります、後日調べて再度挑戦してみます・・
  
  ギャラリー内の展示品はすばらしい物がたくさんありました !!
  総数３５点・初期伊万里・古九谷様式・柿右衛門様式・金襴手伊万里・古伊万里延宝様式・古伊万里人形・松ヶ谷手などです
  
  中でも世界に３点しかないと言う作品がありました、次の内のどれかだと思います
  ?　色絵婦人立像　　　　　　１７００−１７４０年代　　古伊万里人形
  ?　色絵太鼓乗人形　　　　　１６７０−１６８５年代　　柿右衛門様式
  ?　色絵幔幕花鳥文輪繋鉢　　１７００−１７４０年代　　金襴手伊万里
  
  珍しいのでは・・フランスで上部の飾りを施したもの
  色絵菊花文壷　　　　　　　　１７００−１７４０年代　　ランプ１８３６−１８４０年代　１対
  
  何かの参考にでもと思い記してみました、２００６年に調べますkokono

• とんちゃん健康一番さん 2005/12/30 17:52:41

  ☆海のシルクロード館☆

  kokonoさん！こんにちわ♪お邪魔します☆
  建物や古伊万里の焼き物、歴史を感じられますね。
  橋の欄干に焼き物！！！
  見て思わず「えっ！何？すごい！」と驚いてしまいました。
  こんな素敵な橋の欄干を見たことがありません。
  貴重な物を見せて頂きました！ありがとうございます☆
  あと、肉屋さんの「でっぱった牛さん」の看板！最高です♪
  
  お話が変わりますが、
  kokonoさんと知り合うことが出来てとっても充実した年でした。
  そしてたくさんのコメントをして頂きありがとうございました。
  今年も残すところあと2日となりました。
  良いお年をお迎えください☆
  
  kokonoさん、来年も宜しくお願いいたします！
  

  kokonoさん からの返信 2005/12/30 20:16:43

  RE: ただいまー、伊万里温泉から、たったいま戻りましたぁー

  とんちゃん健康一番さん
  
  ただいまー、伊万里温泉から、たったいま戻りましたぁー
  古伊万里のコメントをありがとうございます、うれしいです、励みにもなります !!
  
  牛さんの看板面白いですよねー、伊万里牛です、おいしいんです !!　
  近くのステーキハウス「児玉」で食べれます、お値段もリーズナブルですよ
  
  こちらこそ大変楽しい1年でした !!
  とんちゃんさんの愉快なコメントには本当に参りました
  
  ２００６年も元気でがんばりましょうね、宜しくご指導をおねがいします。kokono