フィリピン旅行

2005/09/03 - 2005/09/11

フィリピンに行ってきました。

エリア マニラ(フィリピン)

家を出たのは早朝五時半。京浜東北線とスカイライナーと乗り継いで午前9時30分発マニラ行きPR431便に乗り込んだ。ついに初フィリピンだ。

これが機内食。肉は薄くて甘ったるくてお世辞でもおいしいとはいえなかった。でもこれがフィリピンスタンダード。

4時間半飛行機に揺られてマニラに到着。入国審査は大阪空港国際線ターミナルを髣髴とさせるほどの大混雑。並ぼうにも列が交錯していて皆不快な表情。日本各地の親父の方言が飛び交う今まで経験したことの無い独特の雰囲気だった。

入国審査を終え、両替を済ませてからターミナルを出るや否や迎えてくれるのは人の山。中国の駅みたいだった。慣れていない人はこんなん見たらびびるやろなぁ…

エアポートタクシーに乗ること40分あまり。友人の住んでるEastwoodに到着した。と、その途端大雨。ちょうど9月だからタイと同じで雨季とのこと。

Eastwoodってちょっと上等な亀戸サンストリートみたい。

腹が減っていたので友人に「めし食いに行こう」と誘い、つれてってくれたのがMax`sというチェーン店。
Tapaという牛肉を甘く煮たものにぼそぼそのご飯プラス目玉焼き。これでTapsilogというそうな。あんまりおいしくない…結局夕ご飯は韓国料理屋にいって肉食うことに…

これが一泊目のお宿、Adriatico Pensionne Inn。この香港のチュンキンマンションのようなくそ狭い部屋で一泊700ペソ(=約1400円)!!!おまけにシャワートイレ共同!!!

これだからフィリピンにはパッカーが来ないんだそうな。

結局翌日宿を変えることにした。前日の宿から歩いて南に5分ほどのところにあるMalate　Pensionne。

Deluxe Roomで1050ペソ(=約2100円)とちょっと値が張るが、趣のある部屋でシャワーもあるしとても快適。

これがMalate PensionneのすぐそばにあるRemedios Circle。いっぱい人が住んでいるので中に入るのは遠慮ましました。

タクシーに乗るときに Malate, the Circle　といえばここまでつれてきてもらえるので目標物として便利です。

これも宿のすぐそばにあるRobinson Placeというでかいショッピングモール。ここMalateでは昼間に一人で気軽に入れそうな食べ物やさんをあまり見かけなかったので、ちょくちょく足を運んで飯を食ってました。

Robinson Place内のマクド。そしてその前にJolibeeの看板が。

Jolibeeとはフィリピンのいたるところにあるローカルファーストフード店。

これがJolibeeのセット。70ペソぐらいだったかな。

これがかの有名なフィリピンのスパゲティ。
けっこうあまくて日本人には大不評とのこと。

実際食べてみたところ、むか〜し食べてたスパゲティ
のような味。母親の作ってくれたオーマイスパゲティ
ってこんなんやったと思う。それで以後何回か食べて
しまうことに。

Jolibeeのハンバーガー。

お味はというと…
バーガーシティの味がする。

Jolibeeでみんな家族そろって楽しく昼食。
子供の頃、近鉄の食堂で家族そろって外食
してたのを思い出して、さみしく感じた。

ヤクルトの看板。

友人とともにAyala　Centerで昼食。

フィリピンやのになんでタイ料理やねん!!!
と自分自身でもつっこみたくなったが、
でもフィリピン料理よりうまいと思う。

お口直しにChowkingでハロハロ。

フィリピンってご飯は美味しくなくても
デザートは最高やね。

Ayala Centerの中でミサが行われていた。

友人の話によると、敬虔なクリスチャンである
フィリピン人にとって日曜日に教会に行かないのは
よろしくないこと。

でもみんな教会に行ってしまうと商売人は困る。

じゃ、ショッピングモールに神父さんを
呼んでしまおうということになったらしい。

夕食もAyala Center内ですますことに。

セブ料理なるものを食べてみることにしたが、
おいしくない…

夜のEDSA　Avenue

Malateのねこ。

翌朝。朝飯を食べようとしたが夜の歓楽街、Malate
は朝が遅いようで、店が開いていない。

そこで近所のミニストップで買ってきたのがこの
Burger Steak。

ハンバーガー用の肉2枚にグレービーソースが
かかったぼそぼその米。

まじぃTT

Burger　Steakがまずかったので(とかいいながら平らげたけど…)、結局 Pan Pacific Hotelの向かいのCountry Madeというベーグルのお店へ。

ベーグルはなかなかおいしかったけど、ちょっと
バター塗りすぎかな。

かなり重い朝食をすませてからチェックアウト。

高速バスに乗ってルソン島の北の端、ラワーグに
行くことにした。

最初は快調に飛ばしていたバスだが、
1時間半もすると高速道路も終わり。

国道に下りてとろとろ進む。

ちょうどお昼時となり、とある飯屋で
ミールストップ。

これが飯屋での昼食。

揚げた魚はなかなかのお味で
初めて美味しいフィリピン料理を
食べた。

でもごはんはぼそぼそ…

バスの車内では当然のことながら
かなりのボリュームでビデオ上映。

スティーブンセガール→007→セガール
→007→タービュランス

の計5本が上映された。

あまりにすることがないので見てはいたが、
しょうもない。もともとアクション映画は
嫌いだし。

11時間かけてラワーグに着いたのは夜9時。

疲労困憊して向かったのはロンプラに載っていた
Hotel Tiffany。前田健似のオカマが迎えてくれる。

ここが一泊550ペソ。マニラでは考えられない値段なのでは?!　

ホテルの内部。

Hotel Tiffanyの一階にはMacy`sという
アメリカ風のレストランがある。

アメリカ人のおじいが朝飯食いながら
小説を読んだりしてる。

でもアメリカに行った事ないから
ほんまにアメリカ風なんかはわからん…。

宿泊客はMacy`sで朝食が無料で食べれる。

ということで頼んだのがLonganisa(ソーセージ)。

それにしてもこの量の少なさ。

もともとこれぐらいの量がフィリピンスタンダードなのか
ただ単にケチっているだけなのだろうか。

これが乗合馬車のカレッサ。

観光用のものならマニラにもあるけど、
ここラワーグでは普通の人がタクシーとしても
使っているそうな。

ラワーグ市内の風景。

南国の人は歩くのをいやがるせいか、
こんな小さな町でもトライシクルだらけ。

これはスペインに統治されていたころの
教会の鐘楼だそうな。

街中からもよく見えて、町のシンボル的存在。

イロコスノルテの州政府庁舎。

建築物を見るのは好きだけど、あまり
知識が無いのでスペイン風なのか
アメリカ風なのかがわからん。

朝食のあまりの少なさに
腹が減って腹が減ってしょうがない。

ということでチャイニーズファーストフードの
Chowkingへ。

頼んだのはパンシット・ミキ。
かまぼこ入りの焼きそば。

しょうゆ味で日本の味に近くてなかなか美味。

町のプラスチック用具屋。

夕方6時には店が閉まってしまうラワーグ。

さっさと宿に戻って寝る。

翌朝バスに乗って、世界遺産のあるビガンへ向かった。

バスの車窓から見たサリサリストア(雑貨屋)

シャンプーやら洗剤がぶらぶらと風に
ゆれている。

写真のど真ん中のステッカーにご注目。

Please say PARA to stop.

フィリピンの看板って英語だらけやから
わからなくはないんやけど、
そこまで徹底しなくてもええんとちゃう??

ちなみにPARAとはフィリピンの言葉で
「停めて」という意味です。

ビガンには2時間強で到着。
歩いてスペイン統治時代の街並みが残っている
地域に向かう。

世界遺産なのに観光客は少なく
町は静けさに包まれている…はずがない。

人が少ないのは確かだけど、
窓から大音量のテレビの音、
パッパラパッパラクラクションをならすバスなどなど

こんな素敵な宿が何軒かあった。

こっちに泊まればよかったと後悔する。

一歩裏通りに入ると修復されていない
建物が多い。

そのほうが味があっていいんだけど、
放置すると崩壊は必死かも。

フィリピン独立運動の英雄の一人、
ホセ・ブルゴス神父の生家。

今は国立博物館となっているけど、
もうぼろぼろ。

博物館の内部。

薄暗くてぼろぼろ。

ホセ･ブルゴス神父の処刑シーン。

見学者はわたし以外全員が
地元の小学生だった。

こんなところ、と言ってはなんだけど
観光客と学生以外来ないだろうなぁ。

ビガン大聖堂のその前の噴水。

大聖堂の中

またこんなもん食べてもた…

ビガンの華僑学校。

建物はスペイン風。

子供たちは学校の前の駄菓子やへ。

ビガンの中心部。

人口5万だというのに何でこんなに
車が多いんだろう。

もやがかかって素敵よねぇ…

排気ガスですTT

町外れの大きな市場。

一体何台のトライシクルがいるんだろう…

ラワーグへ戻る時にははるばるマニラから
やって来たエアコン付きのバスで快適に。

ラワーグに着いたらもう7時。
店という店は閉まっている。

ということで夕食はまたこんなんTT

1日1ハロ。

超甘党な私です。

ラワーグの朝市。

まだ7時前だから空気もひんやりしていて
気持ちよく散歩ができる。

手前のおばちゃんが売っているのは
タバコの葉っぱ。

有名なマニラの葉巻は
もともとここイロコスで作られた
ものだそうな。

市場にはこんなに野菜があふれているのに
なんで普段の食事には出てこないんだろう…

ホテルティファニー

Macy`s Dinner

教会と霊柩車。バタックにて

バタックのマルコスミュージアム。
まだ開館時間前だった。

30分ほどぶらぶらしながら待つ。

ついにドアが開いた。

他に待つ人もおらず、管理人のおっちゃんと
二人で入る。

マルコスの遺体は西原理恵子が見たときよりは
状態はよさそう。反り返ってもいなかったし
さほど変なにおいもしなかった。

北京の毛主席記念館の前には見物客が
長蛇の列をなしているのに対して、
ここはほとんど見物客もいない。

失脚した人とせずにこの世を去った人の
違いとは、こんなにも大きい。

裏のほうには完成直前のマルコス記念ホールがあった。

壁一面、マルコスの業績を示す
写真が貼られている。

掃除する人、工事する人以外
訪れる者はだれもいなかった。

ジョリビーマルコス記念館前店。

ここにもあるか、ジョリビー。

高島屋マルコス記念館前店

この旅行記へのコメント （1）

• shinさん 2010/09/03 10:20:23

  フィリピンは何食べても不味いですよねｗｗ。

  僕も友人訪ねてフィリピン行ったことあります。
  
  食事不味いですよね。不思議なことに、フィリピン料理だけではなく、イタリアンや日本食すべて不味いのです。つまり、フィリピン料理がどうのうではなくて、調理法自体が発達してないんだと思いますね。
  
  僕はJolyBeeとかいうフィリピンのマックみたいなところでばかり食事していました。文化やポップカルチャーもこれというものが無いし、もうフィリピンにはあまり行きたくないですねえ。