灼熱の地獄

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灼熱の地獄スーダン
　アスワンからスーダン行きの船は朝11時にチェックインしても動きだすのは夕方5時過ぎというのろさ。
　船は思った以上に小さく2等は人でいっぱい、夜になると床でねている人もいたが、さいわい俺はなんとか足を伸ばして寝れるスペースを確保できた。船は翌朝アブシンベルを通過したあと昼過ぎにスーダン到着。船着場から町にいくボックスというピックアップトラックを改造したバス乗り場にはワゴンとトラックの無料送迎があったが、ワゴンには人が殺到してしまい乗り損ねてしまう。次にきたトラックのもたくさんの荷物を載せようと人が殺到したがなんとか乗ることができた。町までのバスはあきらかにぼりぼりプライスであったが暑いなか重い荷物しょって歩くきにもなれず、しぶしぶ乗ることにする。町は町というにはちいさす ぎるが、銀行や市場とまあそれなりに町といえる程度にはなっていた。宿の部屋には床がなくそのまま地面になってて、それはそれで趣があってよかったけど。
　俺の入った時のスーダンはちょうどラマダン中で、ただでさえ食いモンない国なのに余計食べ物が手に入りにくい状態になっていた。でも6時半を過ぎると人々が集まっての食事タイムになると必ずといっていいほど誘ってくれて食いモン分けてくれましたね。豆とか餅みたいなやつをカレーみたいなもんに付けて食べるのが主流ではっきりいってうまくはなかったけど、飲み物方がレモン味やパイナップル味やその他チャイもついたりして充実してました。
　しかしバスは狭いし昼間は暑いし砂埃まみれになったりと大変でした。はー辛かった。思い出すのも嫌なのでこれ以上書くのは止めときます。