1994/06/17 - 1994/08/20
74位(同エリア111件中)
JJJさん
テネリフェに着いたのは6月の半ば過ぎ。4月に日本を離れてアイルランドで英語の勉強をしていたところ、学校でであったスペイン人にとても綺麗な島だから、と聞き行ってみようと思ったのがきっかけとなった。
勢いでテネリフェに行くことにしたのは良かったが、問題はスペイン語と滞在する場所。スペイン語は一から十まで数えられる程度だった。
何とかなるさ、で空港に着いたのは金曜日の夜。さぁ安く泊まれるところをと、情報を仕入れようとあたりかまわず話しかけてみたところ、親切な地元の家族が「うちに来ればいいじゃないか、2,3日泊めてやるからその間にアパートを探せばいい」と見ず知らずの日本人の僕を受け入れてくれた。
確かに何とかなった。。。
ラテンの血なのか、単なる田舎の人たちなのか、親切な彼らは住むところを探してくれただけでなく、彼らは僕を週末はどこかに遊びに連れ出してくれた。
扱いはまるで家族の一員のようだった。ガソリン代、食事代を出すといっても、一度も受け取らず、彼らは「俺が日本に言ったら出してくれ」と繰り返す。僕ができたのは、必ず飲み物を用意して差し入れることだけ。それしか受け取ってくれなかったから。
6月27日が僕の誕生日。28日に誕生日を聞かれ、「昨日だ」と言ったら本気で怒られた。何で昨日言わなかったのかって。
私の娘か、姪と結婚しないかという親戚のおばさんもいた。家族の一員にならないかと本気で声をかけてくれた。
テネリフェを出る時は今でも忘れられない。本当に悲しかった。泣くのを我慢するのが本当に大変だったか・・・泣く顔は見せたくはなかった。
でも別れた瞬間、流れ始めた涙は決して止まることがなかった。
真っ青な空、綺麗な海、それと人懐っこくとても親切な島の人々ともう一つの家族。テネリフェで過ごした2ヶ月あまりの日々は決して忘れることができない旅だった。
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