マッジョーレ湖の遊覧船

1997/08/10 - 1997/08/16

スイスからミラノへ電車の旅です。主に北部イタリアを旅行したのですが、ほとんど友人宅で遊んでいたので、旅行らしき旅行ではありませんでしたが、ちょっとだけバカンスして地中海で水遊びして来ました。

エリア マジョーレ湖周辺(イタリア)

シンガポール経由でスイス、チューリッヒ国際空港へ。空港から電車で中央駅に移動して、EUROSTAR国際線でイタリアへ向け出発。スイスは夏でも程よい気温で、たくさんの登山客と一緒に電車に乗り込みました。でもバカンスシーズンなので、電車は全然混んでませんでした。
（写真/チューリッヒ中央駅）

スイス国内のアルプス渓谷を縫うように電車は進み、ビデオを回していた私はずっと「ハイジィ〜〜」と叫んでしまうほど、アルプス山麓の景色に見惚れていました。
３時間ほどすると電車は国境のLUGANO湖の横を走り、パスポートチェックもなく国境の街のCHIASSOを通過。
（写真/Lago Lugano）

いつものようにミラノをぶらぶらし、友達の家にお邪魔。一番上のお兄ちゃん（同い歳）に連れられマッジョーレ湖へ。湖へは車で行ったのですが、遊覧船の船着き場のあるSTRESAまで電車だとミラノ中央からスイスのバーゼルかジュネーブ行きで１時間少しで着きます。ECでも１０ユーロ弱だそうです。

メインの２島を廻るツアーでしたが、まずはIsola Bellaへ。美の島と呼ばれる小島はボロッメオ家の別荘だった島だそうです。もちろん湖の周りには避暑用の別荘がずら〜りと並んでいます。

岸からそう離れていないので、島の周りには自家用ボートで水遊びする人がいっぱい。よく見れば女性も日光浴で上半身ヌードの人が多かったかな…

次は母島（ISOLA MADRE）へ。こちらはお土産物屋さんもベタな物が多く、絵の変わるボールペンとか意味不明の絵はがきなど、なかなか楽しかったです。

なんてことない路地です…

イゾーラ・マードレといえば放し飼いの孔雀。これは親子です。白い孔雀なんですよね…。あっちこっちにいました。

船着き場のあるストレーザ。柱の上にゆりかもめみたいな鳥（？）がいたので、思わずパチリ。

友人家族のいる地中海へ。リヴィエラ海岸の西側、アラッシオ（ALASSIO）へ。別荘もそこそこある小さな街です。ここも坂が多くて、移動が大変でした。みんなで夜にディスコに行ったんですが、こ、これがディスコなの〜？って感じです（決してクラブではない）

西リヴィエラの海です。ドイツやスイスからの観光客も多くて、ビーチでは多言語な会話が飛び交っていました。

帰国３日前にアラッシオからジェノア（ジェノバ）、パヴィオなどを通ってミラノに戻り、翌日チューリッヒに舞い戻り。途中見えたアルプスの山々はやはり奇麗でした。
（写真/これは多分ダマストック山・3630m）

こちらはTRTLIS山と思われます。3239mかな。

名前も判らない山です。スイスに入るとこんな風景ばっかりです。壮大っていうか、なんにも無い岩山がだだっぴろく車窓に広がります。

アルプスを越えるとやっと緑が見えてきます。ここからは車内で空港に着く駅名を乗り合わせたお客さんに聞いていたので、写真がありません。ドイツ語圏の人ばかりで、エアポートが通じず困りました。イタリア語も通じず、結局車掌さんを発見して何とかなりました。行きはキアッソをノンストップで通過したのですが、帰りは外国人は全員電車を降りさされてパスポートチェックがありました。統一性がありませんが、現在はどうなんでしょう？