フーコック島の風景（ヌクマム工場）

2005/06 - 2005/07

フーコック島では、名産のヌクマム工場を見学しました。
臭いは強烈ですが、樽が並んでいる姿は圧巻です。
日本であれば、酒蔵か味噌,醤油の蔵元に行った気分でしょうか。

エリア フーコック島(ベトナム)

タクシーでヌクマムの工場に行ってもらいました。降りたとたん、いや、近くを通ったときからすでにヌクマムの独特の臭いは漂ってきていました。辺りの空気が、ヌクマムの瓶を開封した瞬間みたいな臭い（匂い？）がするのです。

そういえば、ファンティエットでも同じような経験をしました。道路が臭うんです。

気が付いたら臭いにはすぐ慣れました。やはり発酵食品が好きな人種であれば慣れるのでしょう。

樽から細いチューブでバケツにヌクマムを吸い取っていました。

梯子を上って桶の中を覗いてみました。
中は見てのとおりの黒い液体です。

一部の樽の表面は、白いもので覆われていました。黴でしょうか？発酵食品らしい光景でした。

ヌクマムは最初に仕込むと後はほうっておくだけと聞きましたが、まさにそんな雰囲気でした。
工場の人たちは、辺りでのんびりとしており、観光客である私達には、はにかみぎみの笑顔を見せてくれました。