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7月31日   BURGOSへ  (29,3km)<br /><br />アタプエルカという原始人の居住が確認された場所で朝食をとる。<br />ここでも、昨日のメンバーが全員揃い、そしてまたちりじりになって歩<br />き出す。<br />途中でカルメンに会い、話しながら歩く。<br />カルメンという名前を、漢字で書いたら、どんな文字が当てはまるのか<br />聞いてきた。私は考えた。良い文字が浮かばない。<br />後で考えると言って、その場をきり抜けたが、とうとう最後までそれを<br />伝える機会がなかった。<br /><br />そのあたりからブルゴスの市街地に入ったことを示す、退屈な工場が並<br />ぶ大きな道を歩くことになる。<br />この道は延々続く。平でまっすぐ延びたこの道は、日陰もなく、緑もない。<br />カルメンは気を紛らわすために、両側にそびえる大きな工場の会社名を<br />一つづつ片っ端から読む。<br />大手の会社が多いので、耳慣れた名前ばかり。今度はそれがどこの国の<br />ものか言い、歩き進める。<br />カルメンはフランス語と国語の先生をしていて、真面目だが、どんな時<br />にもめげずに、そして明るい。<br />いつ終わるのかわからない、この退屈なコンクリートばかりの道も<br />彼女のお陰で、ようやくブルゴスの旧市街に入いることが出来た。<br />彼女は子供の頃までここで育ち、今も親戚がいるので、ブルゴス<br />には詳しい。<br />もし一人でこの街に入ったら、途方にくれてしまいそうな大都会。<br />とても心強かった。<br />街中に入っても、アルベルゲまでは遠かった。(6kmと、言われていた)<br />ブルゴスは、人口17万人の、アルランソン川に沿った細長い街<br />なのである。<br />すると、見なれた巡礼者たちがいる。<br />パキ、アンヘルそしてイタリア人のアルベルトだった。<br />私たちは彼等と合流して一緒に歩き出す。<br />私が銀行でお金をおろしていると、ベンチに座っていた4人は、<br />目の前にある、ピザ・ハットに入らないかと言う。<br />店に行くと、一時まで入れないと言うことだった。<br />まだ30分以上あったが、外で待つことにする。<br />アルベルトは、トリノ出身。30代に見えるが、女性陣の間では要注意人物!<br />パキの弟アンヘルに女性の探し方を伝授していたりするのだが、彼自身もいつも<br />だれかを口説いている。<br />そんな彼だが、仲間の一人としては、楽しい存在である。<br /><br />やっと店が開き、特大のピザをたべながら、今日歩いた道の話をする。<br />「中学の時、メセタという言葉を地理の授業で習ったわ。」と私が言うと<br />「私たちは何か日本のことを習ったかしら?」パキがみんなに聞く。<br />みんなは、う〜んっ、と唸り、考えた挙げ句、何もないと言う。<br />せいぜい電化製品や車、輸出したアニメくらいしか知らないようであった。<br />この店内は冷房が効き、スペインにいるのも自分達が巡礼者であるのも忘れて<br />なごやかな、そして現実に戻ったような一時を過ごした。<br /><br />途中大聖堂の前を通り、階段に座って、しばらくの間、壮大な建物を眺める。<br />ちょうど、目の前を、結婚式の入場を待っているおめでたいカップルが現れる。<br />いつまでたっても、みんなは立ち上がろうとしなかった。

スペイン巡礼3(ブルゴスからカリヨンデロスコンデスまで)

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2004/07/31 - 2004/08/03

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night-train298

night-train298さん

7月31日   BURGOSへ (29,3km)

アタプエルカという原始人の居住が確認された場所で朝食をとる。
ここでも、昨日のメンバーが全員揃い、そしてまたちりじりになって歩
き出す。
途中でカルメンに会い、話しながら歩く。
カルメンという名前を、漢字で書いたら、どんな文字が当てはまるのか
聞いてきた。私は考えた。良い文字が浮かばない。
後で考えると言って、その場をきり抜けたが、とうとう最後までそれを
伝える機会がなかった。

そのあたりからブルゴスの市街地に入ったことを示す、退屈な工場が並
ぶ大きな道を歩くことになる。
この道は延々続く。平でまっすぐ延びたこの道は、日陰もなく、緑もない。
カルメンは気を紛らわすために、両側にそびえる大きな工場の会社名を
一つづつ片っ端から読む。
大手の会社が多いので、耳慣れた名前ばかり。今度はそれがどこの国の
ものか言い、歩き進める。
カルメンはフランス語と国語の先生をしていて、真面目だが、どんな時
にもめげずに、そして明るい。
いつ終わるのかわからない、この退屈なコンクリートばかりの道も
彼女のお陰で、ようやくブルゴスの旧市街に入いることが出来た。
彼女は子供の頃までここで育ち、今も親戚がいるので、ブルゴス
には詳しい。
もし一人でこの街に入ったら、途方にくれてしまいそうな大都会。
とても心強かった。
街中に入っても、アルベルゲまでは遠かった。(6kmと、言われていた)
ブルゴスは、人口17万人の、アルランソン川に沿った細長い街
なのである。
すると、見なれた巡礼者たちがいる。
パキ、アンヘルそしてイタリア人のアルベルトだった。
私たちは彼等と合流して一緒に歩き出す。
私が銀行でお金をおろしていると、ベンチに座っていた4人は、
目の前にある、ピザ・ハットに入らないかと言う。
店に行くと、一時まで入れないと言うことだった。
まだ30分以上あったが、外で待つことにする。
アルベルトは、トリノ出身。30代に見えるが、女性陣の間では要注意人物!
パキの弟アンヘルに女性の探し方を伝授していたりするのだが、彼自身もいつも
だれかを口説いている。
そんな彼だが、仲間の一人としては、楽しい存在である。

やっと店が開き、特大のピザをたべながら、今日歩いた道の話をする。
「中学の時、メセタという言葉を地理の授業で習ったわ。」と私が言うと
「私たちは何か日本のことを習ったかしら?」パキがみんなに聞く。
みんなは、う〜んっ、と唸り、考えた挙げ句、何もないと言う。
せいぜい電化製品や車、輸出したアニメくらいしか知らないようであった。
この店内は冷房が効き、スペインにいるのも自分達が巡礼者であるのも忘れて
なごやかな、そして現実に戻ったような一時を過ごした。

途中大聖堂の前を通り、階段に座って、しばらくの間、壮大な建物を眺める。
ちょうど、目の前を、結婚式の入場を待っているおめでたいカップルが現れる。
いつまでたっても、みんなは立ち上がろうとしなかった。

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  • メセタは続く・・・。

    メセタは続く・・・。

  • ブルゴスの街に入った。

    ブルゴスの街に入った。

  • ブルゴスの大聖堂。

    ブルゴスの大聖堂。

  • ←パキが買ったTシャツを、アルベルゲのホスピタレイロも着ていた!<br /><br />    アルベルゲは、公園の中にあった。<br />緑の多いアルベルゲは、街の中心からは遠い。<br />シャワーを浴び、洗濯をする。ここの洗濯場は、少し変わって<br />いて、長い水道管のところどころから水がぽたぽた落ちている。<br />大勢の人が一度に洗濯できるようになっているのだ。<br />洗濯場には、パキ、カルメン、アルベルトがいた。<br />水を触っているだけで楽しい。<br />夕方からアルベルゲの前にプチ・トランが来て、街中を案内してくれる<br />と言う。私たちも参加して、かわいい列車に乗り込む。乗り物は久しぶりで、<br />自分の足を使わなくても移動できる楽しさを、久しぶりに味わって、大興奮!<br />窓からの景色を見ていると、知った顔の巡礼者も歩いている。<br />街中の人に手を振りたい気分だった。<br />大聖堂に着き、そこからまだ街を回ってくれるらしかったが、私たちは<br />大聖堂を見るために、途中で降りた。<br /><br />グリちゃんは、すでに大聖堂の内部を見ていたので、広場のカフェにいた<br />オーストリア人グループの中に入って待っていてくれることになり、<br />私たちは内部に入っていった。<br />(パキ、アンヘル、アルベルト、ホワン、フリオ。)<br />内部も、度肝を抜かれるような、りっぱなものであった。<br />ホワンは60歳で、耳が聞こえない。したがってしゃべる事もできないが、<br />目で口の動きを読み、コミュニケーションが出来る。<br />英語だと、日本人の発音では読み取りが難しいと聞いたことがあるが、<br />日本人のスペイン語はけっこう通じるのであった。<br />一人で歩いているが、彼自身の明るさ、おもしろさでみんなを和ませて<br />くれる。<br />ホワンは頭も良く、足も速いので、若者達の間にすっかり馴染んでいたし、<br />みんなも優しく彼を見守っていた。<br />ホワンは、入り口でもらったパンフレットを見ながら、今、ここがどこ<br />の部屋にいるかを教えてくれる。そして、冗談ばかり言っているので、<br />おかしくてしょうがない。<br />木で出来ている礼拝堂を見て、これはチョコレートで出来ているんだと、<br />真面目な顔で言う。<br />彼のユニークな解説を聞いて歩いていると、上の方に、このカテドラル<br />の雰囲気とは異なる人物を発見。木で出来た人形なのだが、なぜここに<br />いるのか。<br />それをパキとホワンと三人で見ていた瞬間、鐘が鳴り響き、その人形が<br />動いて、鐘を鳴らすしくみになっていた。<br />7時の合図だった。<br />人形は動きだし、しっかり彼の仕事を始めた。<br /><br />ずいぶんゆっくり見ていたせいか、広場にはオーストリア人グループも<br />グリちゃんの姿もなかった。<br />ピザの店に入っていったと聞いて、見にいったが、そこにもいなかった。<br />今日はマリオファミリー(4人)、アドレアーノ達マラガ三人組、メキシ<br />コ人のアドレアーナとの最後の日となるのに、彼等は街の中心のアルベル<br />ゲに泊まっていて、消息を絶っていた。<br />私はもう一度彼らに会いたいと思っていた。まだ『さよなら』も言ってい<br />なかったのだ。<br />でも、きっとここで会えると思っていた。<br />会いたい人にはまた会えるのが、この道なのだ。<br /><br />しかし、大都会。大聖堂の回りの広場の大きさも、範囲の広さも半端じゃ<br />ないし、何の約束もない。<br />ラウラとミッチェルも加わり、店に入っていく。今日はこの店で何か食べ<br />るものを買って帰るという。<br />私は欲しいものもなかったので、アイスクリームを食べていた。<br />するとそこにマリオがあらわれて挨拶。<br />しばらくすると、今度はキケが来て、みんな広場にいるから後で会おうと<br />いうことになる。<br />広場には、アセラ、マリオJr.、アドリア−ノ,アドリア−ナ、アベルがいて<br />彼等は街中のアルベルゲで、門限は12時。パーティーをすると言っているが、<br />居残り組は、街外れのしかも10時に消灯のアルベルゲであるため、そこで<br />一人一人にお別れを告げる。<br />私はパキに教えてもらったばかりのスペイン語の挨拶を試してみる。<br />実は紙きれに書いてあってそれを読んでいたのだが、言われている本人だけには<br />見えないので、回りにいる人たちは笑っている。<br /><br />居残り組は、大聖堂を後にして、アルベルゲまで歩きだした。<br />フリオを認識し出したのは、この頃だった。明るくていつも楽しそうにして<br />いる。パキとフリオの会話を聞いていると、二人とも笑いっぱなし。<br />フリオは英語を話さないので、深い話はできないが、そばに居て、違和感の<br />ない人である。<br />フリオの携帯に電話がかかってくる。フリオは楽しそうに長話をしながら歩く。<br />今、ここに賑やかなセビリア−ノと日本人がいるよと言っている。<br />一方、アルベルトが、スペイン人にしては物静かなアンヘルをつかまえて、<br />また女性の見つけ方、声のかけ方を伝授している。<br />「アンヘルはね、実はイタリア人ぽいの。今はこんな格好をしているけれど、<br />家ではいつもアイロンをかけたシャツを着て ビシッと決めているのよ。」   <br /> パキは、少し心配そうに二人を見ながら、男同士の会話に邪魔をしないよ<br />うにしている。<br />私とパキは、巡礼中に会った、素敵な人の話題になり、パキは今日十字架の<br />横を通った人が、グッドルッキングだったと言う。これをアンヘルに話すと<br />笑われるので、言っていないのだそう。<br /><br />アルベルゲに着き、庭のテーブル付きのベンチで休む。グリちゃんも先に<br />帰っていたようだ。<br />アルベルゲの人がプリンを配ってくれ軽い食事をする。<br />だんだん日も暮れてきて、まだそこでしゃべっていると、そこに日本人の<br />女性が通りがかった。実は大聖堂を見学している時に見かけた女性だった。<br />声をかけると、仕事でカミ−ノを見学に来ているということで、一緒の<br />ベンチに座って話をする。今まで歩いてきた場所のスタンプが押してあ<br />るクレデンシャルを見せると、写真を撮らせて下さいと言われ、みんな<br />も彼女の仕事に興味津々。<br />仕事とは、カミーノの取材をし、それをある日本の観光に役立てると<br />いうことだった。<br />もう一人の男性は、受け付けでお話を聞いていたので一緒にそこへ行く。<br />そこで写真を一緒に写したりしているうちに10時になってしまったので、<br />もうお別れとなり、すでにベッドに入っていたグリちゃんを誘い出し、<br />一緒にお別れをして暗くなった部屋へ戻って行った。<br />

    ←パキが買ったTシャツを、アルベルゲのホスピタレイロも着ていた!

    アルベルゲは、公園の中にあった。
    緑の多いアルベルゲは、街の中心からは遠い。
    シャワーを浴び、洗濯をする。ここの洗濯場は、少し変わって
    いて、長い水道管のところどころから水がぽたぽた落ちている。
    大勢の人が一度に洗濯できるようになっているのだ。
    洗濯場には、パキ、カルメン、アルベルトがいた。
    水を触っているだけで楽しい。
    夕方からアルベルゲの前にプチ・トランが来て、街中を案内してくれる
    と言う。私たちも参加して、かわいい列車に乗り込む。乗り物は久しぶりで、
    自分の足を使わなくても移動できる楽しさを、久しぶりに味わって、大興奮!
    窓からの景色を見ていると、知った顔の巡礼者も歩いている。
    街中の人に手を振りたい気分だった。
    大聖堂に着き、そこからまだ街を回ってくれるらしかったが、私たちは
    大聖堂を見るために、途中で降りた。

    グリちゃんは、すでに大聖堂の内部を見ていたので、広場のカフェにいた
    オーストリア人グループの中に入って待っていてくれることになり、
    私たちは内部に入っていった。
    (パキ、アンヘル、アルベルト、ホワン、フリオ。)
    内部も、度肝を抜かれるような、りっぱなものであった。
    ホワンは60歳で、耳が聞こえない。したがってしゃべる事もできないが、
    目で口の動きを読み、コミュニケーションが出来る。
    英語だと、日本人の発音では読み取りが難しいと聞いたことがあるが、
    日本人のスペイン語はけっこう通じるのであった。
    一人で歩いているが、彼自身の明るさ、おもしろさでみんなを和ませて
    くれる。
    ホワンは頭も良く、足も速いので、若者達の間にすっかり馴染んでいたし、
    みんなも優しく彼を見守っていた。
    ホワンは、入り口でもらったパンフレットを見ながら、今、ここがどこ
    の部屋にいるかを教えてくれる。そして、冗談ばかり言っているので、
    おかしくてしょうがない。
    木で出来ている礼拝堂を見て、これはチョコレートで出来ているんだと、
    真面目な顔で言う。
    彼のユニークな解説を聞いて歩いていると、上の方に、このカテドラル
    の雰囲気とは異なる人物を発見。木で出来た人形なのだが、なぜここに
    いるのか。
    それをパキとホワンと三人で見ていた瞬間、鐘が鳴り響き、その人形が
    動いて、鐘を鳴らすしくみになっていた。
    7時の合図だった。
    人形は動きだし、しっかり彼の仕事を始めた。

    ずいぶんゆっくり見ていたせいか、広場にはオーストリア人グループも
    グリちゃんの姿もなかった。
    ピザの店に入っていったと聞いて、見にいったが、そこにもいなかった。
    今日はマリオファミリー(4人)、アドレアーノ達マラガ三人組、メキシ
    コ人のアドレアーナとの最後の日となるのに、彼等は街の中心のアルベル
    ゲに泊まっていて、消息を絶っていた。
    私はもう一度彼らに会いたいと思っていた。まだ『さよなら』も言ってい
    なかったのだ。
    でも、きっとここで会えると思っていた。
    会いたい人にはまた会えるのが、この道なのだ。

    しかし、大都会。大聖堂の回りの広場の大きさも、範囲の広さも半端じゃ
    ないし、何の約束もない。
    ラウラとミッチェルも加わり、店に入っていく。今日はこの店で何か食べ
    るものを買って帰るという。
    私は欲しいものもなかったので、アイスクリームを食べていた。
    するとそこにマリオがあらわれて挨拶。
    しばらくすると、今度はキケが来て、みんな広場にいるから後で会おうと
    いうことになる。
    広場には、アセラ、マリオJr.、アドリア−ノ,アドリア−ナ、アベルがいて
    彼等は街中のアルベルゲで、門限は12時。パーティーをすると言っているが、
    居残り組は、街外れのしかも10時に消灯のアルベルゲであるため、そこで
    一人一人にお別れを告げる。
    私はパキに教えてもらったばかりのスペイン語の挨拶を試してみる。
    実は紙きれに書いてあってそれを読んでいたのだが、言われている本人だけには
    見えないので、回りにいる人たちは笑っている。

    居残り組は、大聖堂を後にして、アルベルゲまで歩きだした。
    フリオを認識し出したのは、この頃だった。明るくていつも楽しそうにして
    いる。パキとフリオの会話を聞いていると、二人とも笑いっぱなし。
    フリオは英語を話さないので、深い話はできないが、そばに居て、違和感の
    ない人である。
    フリオの携帯に電話がかかってくる。フリオは楽しそうに長話をしながら歩く。
    今、ここに賑やかなセビリア−ノと日本人がいるよと言っている。
    一方、アルベルトが、スペイン人にしては物静かなアンヘルをつかまえて、
    また女性の見つけ方、声のかけ方を伝授している。
    「アンヘルはね、実はイタリア人ぽいの。今はこんな格好をしているけれど、
    家ではいつもアイロンをかけたシャツを着て ビシッと決めているのよ。」
    パキは、少し心配そうに二人を見ながら、男同士の会話に邪魔をしないよ
    うにしている。
    私とパキは、巡礼中に会った、素敵な人の話題になり、パキは今日十字架の
    横を通った人が、グッドルッキングだったと言う。これをアンヘルに話すと
    笑われるので、言っていないのだそう。

    アルベルゲに着き、庭のテーブル付きのベンチで休む。グリちゃんも先に
    帰っていたようだ。
    アルベルゲの人がプリンを配ってくれ軽い食事をする。
    だんだん日も暮れてきて、まだそこでしゃべっていると、そこに日本人の
    女性が通りがかった。実は大聖堂を見学している時に見かけた女性だった。
    声をかけると、仕事でカミ−ノを見学に来ているということで、一緒の
    ベンチに座って話をする。今まで歩いてきた場所のスタンプが押してあ
    るクレデンシャルを見せると、写真を撮らせて下さいと言われ、みんな
    も彼女の仕事に興味津々。
    仕事とは、カミーノの取材をし、それをある日本の観光に役立てると
    いうことだった。
    もう一人の男性は、受け付けでお話を聞いていたので一緒にそこへ行く。
    そこで写真を一緒に写したりしているうちに10時になってしまったので、
    もうお別れとなり、すでにベッドに入っていたグリちゃんを誘い出し、
    一緒にお別れをして暗くなった部屋へ戻って行った。

  • プチ・トランで観光へGO!<br />

    プチ・トランで観光へGO!

  • 8月1日   HONTANASヘ     (29km)<br /><br />今日も朝からカルメンと一緒に歩いた。<br />この地帯は、この巡礼路の中で一番暑い地域だ。<br />木もほとんどなく、延々とメセタ(台地)が続き、目指す町や村が見えない。<br />道の事情も悪い。そんな時、カルメンと歩くのは楽しかった。<br />彼女は真面目そうな顔をして、なかなかおもしろい。話が一段落すると、<br />今度は歌をうたってくれる。<br />スペイン語の歌の意味を説明してくれ、その内容の滑稽さに一緒に笑う。<br />次から次へとどんどん歌が出てくる。<br />かなり疲れていると思うのだが、歌を歌うと元気になるのかな。<br />歌の内容に、笑いながら続けてくれる。<br />真っ白い地平線に向かって、私たちはどこへ行くのだろうか。<br /><br />オンタナスの村に入ると、知った顔の巡礼者がいた。アルベルゲはいくつか<br />あるようだったが、一番手前のバルのニ階のきれいなところに宿を取り、<br />シャワーを浴びて洗濯。<br />グリちゃんと、一緒に下のバルへ行き、ジュースやビールを飲み、軽いものを<br />食べ、至福のひとときを味わう。<br />もしかしたら、私たちは、このおいしいビールのために歩いているのかもしれない。<br />

    8月1日   HONTANASヘ (29km)

    今日も朝からカルメンと一緒に歩いた。
    この地帯は、この巡礼路の中で一番暑い地域だ。
    木もほとんどなく、延々とメセタ(台地)が続き、目指す町や村が見えない。
    道の事情も悪い。そんな時、カルメンと歩くのは楽しかった。
    彼女は真面目そうな顔をして、なかなかおもしろい。話が一段落すると、
    今度は歌をうたってくれる。
    スペイン語の歌の意味を説明してくれ、その内容の滑稽さに一緒に笑う。
    次から次へとどんどん歌が出てくる。
    かなり疲れていると思うのだが、歌を歌うと元気になるのかな。
    歌の内容に、笑いながら続けてくれる。
    真っ白い地平線に向かって、私たちはどこへ行くのだろうか。

    オンタナスの村に入ると、知った顔の巡礼者がいた。アルベルゲはいくつか
    あるようだったが、一番手前のバルのニ階のきれいなところに宿を取り、
    シャワーを浴びて洗濯。
    グリちゃんと、一緒に下のバルへ行き、ジュースやビールを飲み、軽いものを
    食べ、至福のひとときを味わう。
    もしかしたら、私たちは、このおいしいビールのために歩いているのかもしれない。

  • オンタナスのアルベルゲは私営で、木をふんだんに使った、清潔な部屋だった。

    オンタナスのアルベルゲは私営で、木をふんだんに使った、清潔な部屋だった。

  • グリちゃんは部屋に行き、私はひとりで周辺の散策に行くことにした。<br />みんなシエスタをしている時間なのか、静かだ。<br />公営のアルベルゲがあったのでのぞいていると、そこへラウラとミッチェル<br />が出てきて、感激の再会の挨拶をしていたら、その声を聞いて日本人の<br />あけみさんも出てきた。先日バルでみかけた日本人の女性だ。<br />ラウラに、別の場所にカルメンがいるから一緒に行こうと連れていかれる。<br />ここに着く、ほんの少し前に別々になってしまっていたのだ。<br />その場所は学校の教室のようなところにベッドが並べられていた。<br /><br />あけみさんと、ビールを飲みに行くことになった。<br />グリちゃんは、二日前に彼女と一泊していたが、私は一度会ったきりだった。<br />これまでの彼女の旅行の話を聞いた。<br />エジプトでの貴重な体験・・・、また、以前ワーキングホリデーで、カナダに<br />在住していたこともあり、テント住まいのリンゴの収穫の話など、楽しい<br />話を聞いた。たくましく、純粋な女性である。<br />いつもまにか、数杯のビールを飲んで、ずいぶん時間が経っていた。<br />グリちゃんも加わり、次の日帰るホセもやってきて、飲み物をご馳走してくれ、<br />ベネズェ−ラでたびたび日本食レストランに行く話をしてくれた。彼は日本食が大好きだった。<br />お開きにしようと、それぞれ帰ったあと、洗濯物を取込みに外へ行くと、ホセ、パキ、アンヘル、ホワン、ラウラ、あけみさんまで一緒にこちらに向かって歩いてくる。<br />また階下のバルで飲むという事で、またホセがワインをご馳走してくれる。<br />ホアンが手品をしてくれたり、パキが私に変なスペイン語を教えてくれたり、<br />今日も笑いながら夜が更けていった。<br />

    グリちゃんは部屋に行き、私はひとりで周辺の散策に行くことにした。
    みんなシエスタをしている時間なのか、静かだ。
    公営のアルベルゲがあったのでのぞいていると、そこへラウラとミッチェル
    が出てきて、感激の再会の挨拶をしていたら、その声を聞いて日本人の
    あけみさんも出てきた。先日バルでみかけた日本人の女性だ。
    ラウラに、別の場所にカルメンがいるから一緒に行こうと連れていかれる。
    ここに着く、ほんの少し前に別々になってしまっていたのだ。
    その場所は学校の教室のようなところにベッドが並べられていた。

    あけみさんと、ビールを飲みに行くことになった。
    グリちゃんは、二日前に彼女と一泊していたが、私は一度会ったきりだった。
    これまでの彼女の旅行の話を聞いた。
    エジプトでの貴重な体験・・・、また、以前ワーキングホリデーで、カナダに
    在住していたこともあり、テント住まいのリンゴの収穫の話など、楽しい
    話を聞いた。たくましく、純粋な女性である。
    いつもまにか、数杯のビールを飲んで、ずいぶん時間が経っていた。
    グリちゃんも加わり、次の日帰るホセもやってきて、飲み物をご馳走してくれ、
    ベネズェ−ラでたびたび日本食レストランに行く話をしてくれた。彼は日本食が大好きだった。
    お開きにしようと、それぞれ帰ったあと、洗濯物を取込みに外へ行くと、ホセ、パキ、アンヘル、ホワン、ラウラ、あけみさんまで一緒にこちらに向かって歩いてくる。
    また階下のバルで飲むという事で、またホセがワインをご馳走してくれる。
    ホアンが手品をしてくれたり、パキが私に変なスペイン語を教えてくれたり、
    今日も笑いながら夜が更けていった。

  • ←公営アルベルゲの前。

    ←公営アルベルゲの前。

  • 8月2日   BOADILA DEL CAMINOへ  (25,2km)<br /><br />アルベルゲを出てすぐにホセがひき返して来た。どうしたのかと思っていたら、<br />眼鏡を無くしたという。だいじょうぶなのだろうか。<br />しかしそれ以来彼とは会えなかった。<br /><br />朝から雨、雷、稲妻。<br />初めて本格的にレインスーツを着る。<br />嵐の中を、家もないような平野の中を歩くのってけっこう恐い。<br />雷が落ちるという可能性がないとは言えない。<br />高いものと言ったら、遠くに木があるだけ。<br />しかも真っ暗なうちから歩いているのだ。心細いが、今日はあけみさんも<br />一緒に3人で歩く。<br />そのうち雷は遠のき、雨は止む。<br />

    8月2日   BOADILA DEL CAMINOへ  (25,2km)

    アルベルゲを出てすぐにホセがひき返して来た。どうしたのかと思っていたら、
    眼鏡を無くしたという。だいじょうぶなのだろうか。
    しかしそれ以来彼とは会えなかった。

    朝から雨、雷、稲妻。
    初めて本格的にレインスーツを着る。
    嵐の中を、家もないような平野の中を歩くのってけっこう恐い。
    雷が落ちるという可能性がないとは言えない。
    高いものと言ったら、遠くに木があるだけ。
    しかも真っ暗なうちから歩いているのだ。心細いが、今日はあけみさんも
    一緒に3人で歩く。
    そのうち雷は遠のき、雨は止む。

  • ←ボアディージョ・デ・カミーノの私営アルベルゲは天国だった。<br /><br />今日のアルベルゲは個人経営の庭が美しいものだった。<br />すでに到着していたマラガのマリア(マリアはオーストラリアとマラガと二人いる)が、<br />「天国へようこそ!」と言っている。<br />砂漠の真ん中のような場所で、庭には芝生が青々し、リンゴやぶどうの木があり、<br />鉄で出来たモニュメントもある。そしてプールまであるのだ。<br />いつものように、シャワーを浴びて洗濯をした後は、誰もいないプールに足を浸し<br />ながら日記をつける。<br />火照った足に気持ちがいい。<br />ここでもう一人の日本人女性のジュンコさんに出会う。<br />彼女は重い荷物を背負い、毎日ゆっくり歩いている。<br />マイペースでたくさんの人との出会いを、ゆっくり楽しんでいるように見えた。<br />私たちはビールを飲み、のんびりする。<br />プールではラウラ達が歓声を上げながら泳いでいる。<br />私はホスピタレーロのお兄さんエドワルドに、肉刺を治してくれる人はいないか<br />聞いてみたところ、後で彼がやってくれると言う。<br />また別の場所に肉刺が出来ていたのだ。<br /><br />街に適当なレストランがないことがわかり、アルベルゲで夕食をすることになる。<br />結局そこに泊まったほとんどの仲間達がテーブルを寄せあい、大きなパーティーとなる。<br />これまでピルグリム・ディナー(巡礼者用メニュー:観光用のツーリストメニュー<br />と同じような内容)は、量が多いので敬遠していたが、初めてここで食べることになる。<br />向かいに座ったアグネスは、ドイツのアーヘンから来ていた。<br />私はアーヘンに一週間程研修旅行で滞在したことがあったので、なつかしい話をした。<br />食後エドワルドに呼ばれ、我々日本人4人は受け付けのあるテーブルに集まり、<br />ココアをご馳走になりながら、日本のカミーノの本を見せられた。<br />そこには、このアルベルゲと数年前のエドワルドが写っていたのだ。<br />この本を私は持っていたが、ここに彼の記事が載っていたとは・・・。<br /><br />日本に帰った8月29日の夜に、もう一度その本を取り出し、読み終えるまで寝られなかった。<br /><br />

    ←ボアディージョ・デ・カミーノの私営アルベルゲは天国だった。

    今日のアルベルゲは個人経営の庭が美しいものだった。
    すでに到着していたマラガのマリア(マリアはオーストラリアとマラガと二人いる)が、
    「天国へようこそ!」と言っている。
    砂漠の真ん中のような場所で、庭には芝生が青々し、リンゴやぶどうの木があり、
    鉄で出来たモニュメントもある。そしてプールまであるのだ。
    いつものように、シャワーを浴びて洗濯をした後は、誰もいないプールに足を浸し
    ながら日記をつける。
    火照った足に気持ちがいい。
    ここでもう一人の日本人女性のジュンコさんに出会う。
    彼女は重い荷物を背負い、毎日ゆっくり歩いている。
    マイペースでたくさんの人との出会いを、ゆっくり楽しんでいるように見えた。
    私たちはビールを飲み、のんびりする。
    プールではラウラ達が歓声を上げながら泳いでいる。
    私はホスピタレーロのお兄さんエドワルドに、肉刺を治してくれる人はいないか
    聞いてみたところ、後で彼がやってくれると言う。
    また別の場所に肉刺が出来ていたのだ。

    街に適当なレストランがないことがわかり、アルベルゲで夕食をすることになる。
    結局そこに泊まったほとんどの仲間達がテーブルを寄せあい、大きなパーティーとなる。
    これまでピルグリム・ディナー(巡礼者用メニュー:観光用のツーリストメニュー
    と同じような内容)は、量が多いので敬遠していたが、初めてここで食べることになる。
    向かいに座ったアグネスは、ドイツのアーヘンから来ていた。
    私はアーヘンに一週間程研修旅行で滞在したことがあったので、なつかしい話をした。
    食後エドワルドに呼ばれ、我々日本人4人は受け付けのあるテーブルに集まり、
    ココアをご馳走になりながら、日本のカミーノの本を見せられた。
    そこには、このアルベルゲと数年前のエドワルドが写っていたのだ。
    この本を私は持っていたが、ここに彼の記事が載っていたとは・・・。

    日本に帰った8月29日の夜に、もう一度その本を取り出し、読み終えるまで寝られなかった。

  • 今日はみんなでアルベルゲの庭でディナー。

    今日はみんなでアルベルゲの庭でディナー。

  • ここでもエドワルドに肉刺治療を、お願いする。

    ここでもエドワルドに肉刺治療を、お願いする。

  • 8月3日     CARRION DE LOS CONDESへまで    (25,2km)<br /><br /><br />朝食をアルベルゲで食べ、6時半に出発。<br />涼しくて歩くのが楽だった。<br />その上、道の横には運河が流れ、水を感じながら歩くのだから、気持ちがいい。<br />途中で昨日会ったジュンコさんに会う。彼女の荷物は見るからに重そう。<br />寝袋も大きい。水を入れるペットボトルのカバーも持っている。<br />1gでも減らそうと、やっきになっていた私とは違って、おおらかである。<br />彼女とは、この日何度か会ったが、泊まる場所が違っていたため、もう会えなくなった。<br />グリちゃん、あけみさんと三人でバルに入り、ビールを飲みながらランチをとる。<br />若い女性が一人できりもりしている店だった。<br />すっかり疲れを癒し、ぼ〜っと時間を過ごす。<br />

    8月3日     CARRION DE LOS CONDESへまで (25,2km)


    朝食をアルベルゲで食べ、6時半に出発。
    涼しくて歩くのが楽だった。
    その上、道の横には運河が流れ、水を感じながら歩くのだから、気持ちがいい。
    途中で昨日会ったジュンコさんに会う。彼女の荷物は見るからに重そう。
    寝袋も大きい。水を入れるペットボトルのカバーも持っている。
    1gでも減らそうと、やっきになっていた私とは違って、おおらかである。
    彼女とは、この日何度か会ったが、泊まる場所が違っていたため、もう会えなくなった。
    グリちゃん、あけみさんと三人でバルに入り、ビールを飲みながらランチをとる。
    若い女性が一人できりもりしている店だった。
    すっかり疲れを癒し、ぼ〜っと時間を過ごす。

  • ←アルベルゲが満員で・・・。<br /><br />今日の目的地まであと6km。<br />カリオンに着くとカルメンに街角で遭遇。<br />二日ぶりの再会に喜び抱き合う。こうして、私たちは、会ってまた別れてを繰り返す。<br />そして、この日はアルベルゲが満員であるらしいことを知る。<br />巡礼仲間に教えられて行った場所の、やさしそうな修道女さまに導かれた先は、<br />広くはないが、学校の施設のようだった。<br />そこにマットレスが敷かれているだけのものだった。<br />その部屋にはラウラやミッチェルもいた。あまり清潔とは言えないマットレスに寝袋を敷く。<br />居心地が悪いので外に出て、夕食を食べる場所を物色していると、<br />パキ、アンヘル、ホアン、ジョセフィーヌに会う。<br />ここでも二日ぶりでも感激の再会場面となる。<br />ホアンの眉間には傷あとがあった。<br />それは、水飲み場の蛇口に顔をぶつけたためだった。<br />そう言えば、そんなウワサを聞いてはいたが、それがホアンだったとは。<br />パキはこれから景色のいい場所に行くと言うので、ついて行こうとすると、<br />急に大粒の雨!さすが主婦歴の長いグリちゃんが、洗濯物を取りに行くと<br />走り出すので、私たちも戻ることにした。<br />洗濯物の片づけも済んで、今一度町に出るが、なかなか美味しそうな店がない。<br />結局最初に開いていなかった、アルベルゲの近所のレストランで食事になる。<br />このあたりから、不自然にホタテ貝を胸にぶら下げた一行の団体に会うように<br />なってきた。彼等はバスで回っている。<br />普通の巡礼者とは一見して、何か匂いが違っていた。<br />そんな人達もたくさんいる、忙しいレストランでの食事は、値段もリーズナブルで、<br />野菜をたっぷり取り、栄養をつけた。<br />

    ←アルベルゲが満員で・・・。

    今日の目的地まであと6km。
    カリオンに着くとカルメンに街角で遭遇。
    二日ぶりの再会に喜び抱き合う。こうして、私たちは、会ってまた別れてを繰り返す。
    そして、この日はアルベルゲが満員であるらしいことを知る。
    巡礼仲間に教えられて行った場所の、やさしそうな修道女さまに導かれた先は、
    広くはないが、学校の施設のようだった。
    そこにマットレスが敷かれているだけのものだった。
    その部屋にはラウラやミッチェルもいた。あまり清潔とは言えないマットレスに寝袋を敷く。
    居心地が悪いので外に出て、夕食を食べる場所を物色していると、
    パキ、アンヘル、ホアン、ジョセフィーヌに会う。
    ここでも二日ぶりでも感激の再会場面となる。
    ホアンの眉間には傷あとがあった。
    それは、水飲み場の蛇口に顔をぶつけたためだった。
    そう言えば、そんなウワサを聞いてはいたが、それがホアンだったとは。
    パキはこれから景色のいい場所に行くと言うので、ついて行こうとすると、
    急に大粒の雨!さすが主婦歴の長いグリちゃんが、洗濯物を取りに行くと
    走り出すので、私たちも戻ることにした。
    洗濯物の片づけも済んで、今一度町に出るが、なかなか美味しそうな店がない。
    結局最初に開いていなかった、アルベルゲの近所のレストランで食事になる。
    このあたりから、不自然にホタテ貝を胸にぶら下げた一行の団体に会うように
    なってきた。彼等はバスで回っている。
    普通の巡礼者とは一見して、何か匂いが違っていた。
    そんな人達もたくさんいる、忙しいレストランでの食事は、値段もリーズナブルで、
    野菜をたっぷり取り、栄養をつけた。

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