1999/08/08 - 1999/08/11
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kodeyanさん
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イルクーツク〜モスクワ間を走る列車#9
「バイカル号」
手作り感いっぱいの看板もプリティ♪
「銀河鉄道999」この作品に登場する999号は、蒸気機関車C62がモデルになっているそうだ。私が幼い頃、このSL・C62に乗ったときは、先頭車両一番前で身を乗り出し、
助手が時々親方の運転手に叱られながら、真っ赤な火の粉を散らす釜に投炭する姿を
飽かずに見ていた。
すっかり汽車好きになっちゃったのだ。
そして旅の計画を練るとき、頭に浮かんだのが「シベリア横断鉄道」乗車。
地上最大の淡水湖そして世界一の透明度を誇る、世界遺産バイカル湖を後にして、
短い夏の8月初旬、ワクワクドキドキのシベリア鉄道にいよいよ80時間の乗車だ〜
-
これは「シベリアのパリ」といわれる、
イルクーツクの駅だよ。 -
イルクーツク駅ホームだよ。
「バイカル号」が停車中。
きれいな色使いの車体だね。
イルクーツク時間午前11時50分、定刻より
10分遅れて出発進行! -
早速コンパートメントに入ると、水にコーラ
にクッキーがある。
すると、ただ一人ロシア語を話すイギリス人
のツアーメンバーが
「これは有料だからね。封を切ったらその分
請求されるから、いいね」
各部屋を回っている。
彼には“臨時添乗員”と命名してあげよう。
クッキーが入った器の下に敷いてある、水色の紙はタイムスケジュールだった。 -
これから80時間かけて、左地図の赤線部分を
横断していくのだ。
インドの東端から西端より長いよね。 -
ここが、4人部屋の2等寝台。
左の#5,6がこでやんズ、右の#7,8は、カン
ボジアでの医療活動を終えた、フランス人
お医者さんカップル。
彼らにはバイカル湖畔リストヴィヤンカ村で
少ない水で洗濯するコツを教えてもらった。
それはね、一晩洗濯ものをタライに浸けておくの。 -
上段に泥酔して寝たら恐いかも。
しかし汚いですね〜
ごめんナスって! -
「モスクワ時間に、時計を5時間戻すように」
大事な車内放送があると、臨時添乗員くんが
順番にこんな感じのコンパートメントを回っ
てくれる。スパシーバ。 -
車窓は、モミ、トドマツ、カラマツ、エドマ
ツ、シベリアマツのタイガ・北方針葉樹林帯
が続くの。
北海道の景色みたい。 -
大きい駅では、15分くらい止まるから下車し
て買い物ができるんだよ。 -
お姉さんが移動キオスクで商い中。 -
昔のお姉さんも手作りの惣菜を売りに来てる。
おばちゃんが売ってるものは、
ふかしたジャガイモ、ピロシキ、魚ムニエル、
コロッケ、アイスキャンディー、トマト、キュ
ーリ、ラズベリー、ヒマワリの種など。
なぜか松ぼっくりもあった?? -
トマトにコロッケ、魚フライ。
ピロシキは、イルクーツクに行く列車で買っ
て食べたら、ヘビー級の下痢になったから
もう買わない。
ホームで商売するんじゃなく、列車に乗り込
んでものを売るおばさんは要注意! -
今度は食堂車でごはん♪
ビーフステーキ45ルーブル 230円
大味かな。
食堂車の雰囲気は良いんだけどね〜 -
これはチキンロースト80ルーブル 400円
こっちはまあまあ。
ビールは「バルチカ」という銘柄で15ルーブル。
このビール1番から9番まであって、番号が増え
るとアルコール度も増えるの。
9番は、ビールなのに9%もあるんだよ。
日本人には、この3番が飲みやすいと思う。 -
臨時添乗員くんが、モンゴルで相撲をとった
ドイツ人、いつしか“ウルフ”と名づけられた
おじさんの誕生祝をやろうぜ、って声をかけて
食堂車に全員集合〜 -
ひげ面ウルフの前にあるシャンパンは、1等
寝台のマフィアのおじさんからの差し入れ。
ウルフ夫婦は、145$追加して1等寝台にしたか
ら、高級スーツに身を包んだマフィアおじさん
と廊下で顔をあわせていたみたい。
1等寝台は、壁がマホガニーの紫がかったこげ茶色、カーペットも照明もクラッシックで、予想以上に良かったなあ。 -
当時流行したラ・バンバを踊りながら行進中〜 -
宴で宵が明け、乗車から50時間が過ぎたころ、
スヴェルドロフスクから41km95分で、12時15分
アジアとヨーロッパの境目に立つオベリスクが
車窓左手に見えた! -
←ASIA
EUROPE→
ウラル山脈の分水嶺を超えたあたりに立つ。
あとモスクワまで1777kmだ。 -
昼近くロシアの「母なる川」と呼ばれるヴォルガ
川を渡るとモスクワが近づいてくる。
この旅では、車掌のタチアナには世話になった。
初日の夜7時に、ローカとコンパートメントの
カーペットに掃除機をかける姿を見て、働き者
だと感心したけれど、夜中の2時でもトイレ掃
除をしていた。
お礼に日本のおみやげを渡すと喜んでくれた。
タチアナのお陰で快適な旅ができたよ。 -
ここでうれしいハプニング。
モスクワ・ヤロスラブリ駅から北東230kmの
ヤロスラブリ駅で、なんとオリエント急行!?
が停車していたのだ。 -
エンブレムはオリエント急行のものだと思う
んだけど、ヨーロッパを走る車両とは違うよ
うな・・
でも威厳というか気品は漂っていたのである。
ロシアの大地を肌で感じるシベリア鉄道の旅、いかがでしたか。
感想は、乗って良かった!
尚、2001年6月の改正で、オリエント急行と出あったヤロスラブリ駅経由からゴーリキー、ウラジミール駅経由の路線に変更され、営業キロが40km短縮されたようです。
次回#5はモスクワ編の予定だよ〜
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この旅行記へのコメント (7)
-
- Halonさん 2013/11/19 23:38:55
- 楽しそう〜
- 連続書き込みで失礼します。
ウルフに臨時添乗員、少ない水で洗濯するコツを教えてくれる人、
とかツアー仲間がいいと楽しそうですね。
モンゴルのあたりとずっと同じグループツアーなんですね。
いつか将来、アフリカや南米とか個人で回る自信のないところでは
長期間のグループツアーもありかなと思っています。
自炊しながら安く行けるやつ。
ピロシキって一番手堅そうに思えたけど、やられたんですね。
今後もピロシキ無しってことかな。
ではでは
- kodeyanさん からの返信 2013/11/21 17:24:36
- RE: 楽しそう〜
- つづけて こんにちは
北京からモスクワまでのツアーでした。
日本で英語を教えていた先生が帰省を兼ねていたりして
時間の使い方が上手だと思いました。
> いつか将来、アフリカや南米とか個人で回る自信のないところでは
> 長期間のグループツアーもありかなと思っています。
> 自炊しながら安く行けるやつ。
自炊ではありませんが、
obaqさんがユーラシア大陸横断14000? バスの旅をされていますね。
アフリカのグループツアーは過酷だけど楽しいのかも?!
体力があればチャレンジしてみたいのですが・・
ピロシキはフランス人カップルに驚かれました。
ああいうのはなかに何が入っているのか不明だから
気をつけたほうがいい、とアドバイスをもらいました。
過去で一番辛い下痢でしたぁ><
ではでは☆彡
-
- スーポンドイツさん 2008/11/09 17:54:46
- すごい!5191km!
- 蔦温泉のあと、チュニジアやロシアや懐かしいところを彷徨っております。
30年近く前にナホトカ⇔ハバロフスクの寝台列車に乗り、あとは飛行機でモスクワ・レニングラードへ行きました。
当時、車掌さんに(チップ代わりに)ストッキングを渡したら大サービスでした。9月にその時一緒だった友人と会ったところ、いつかぜーんぶ鉄道で横断したいねぇという話に・・。
実際に乗っておられた方がおられたなんて・・素敵な旅をなさったのですね。すーぽん
- kodeyanさん からの返信 2008/11/10 09:20:32
- RE: すごい!5191km!
- こんにちは
古い旅行記にもお越しいただきありがとうございます。
> 30年近く前にナホトカ⇔ハバロフスクの寝台列車に乗り、あとは飛行機でモスクワ・レニングラードへ行きました。
え〜30年前!ですか!
すごいですね〜
探してみたのですが、さすがにその頃の旅行記はない・・ですね。
シベリア鉄道の旅は忘れられません。
今でもふと車窓が頭に浮かんできたりします。
書きこみ有難うございました!
ではでは☆彡
-
- さすらいおじさんさん 2005/04/21 11:15:11
- 鉄道の旅はいいですね!
- kodeyanさん ロシアの大地を肌で感じるシベリア鉄道の旅 また楽しみました。
コンパートメントの2段ベッド兼座席、懐かしいですね。鉄道の旅を列車で知り合われた方たちと楽しまれている様子がよく解ります。鉄道の旅はいいですね!
- kodeyanさん からの返信 2005/04/21 21:14:14
- RE: 鉄道の旅はいいですね!
- さすらいおじさんさま、こんにちは。
イルクーツクのホームステイ先で、
「日本をはじめ先進国は、この50年で列車のスピードは格段に速くなった
のに、何故ロシアの国鉄は50年前から進歩がないのか?」
って質問したツアーメンバーがいたんですけど、それもまた魅力だと
思うんですよね。
私の憶測かもしれませんが、さすらいおじさんさまがシベリア鉄道で
旅した頃と、車窓も雰囲気もそんなに変わっていないんじゃないでしょうか。
本当に鉄道の旅はいいですね!!
- さすらいおじさんさん からの返信 2005/04/22 01:05:29
- RE: RE: 鉄道の旅はいいですね!
- >私の憶測かもしれませんが、さすらいおじさんさまがシベリア鉄道で
旅した頃と、車窓も雰囲気もそんなに変わっていないんじゃないでしょうか。
写真から拝見する限りは風景もコンパートメントも変わっていないと思います。スピードも5−60キロ/時で走って、駅にはゆっくり停車するのではないでしょうか。
ただ、私の時はハバロフスクーイルクーツクは蒸気機関車、イルクーツクーヘルシンキはディーゼル機関車でした。
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