初海外は中国！

1996/10/23 - 1996/10/28

初めての海外旅行とあいなった。しかも当時所属していた楽団で中国の姉妹都市で演奏するという大役つき。楽器の移動もろもろ大変なたびでした。

エリア 中国

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: 中国国際航空

もう１０年経ちました。所属していた楽団の本拠地が中国の姉妹都市と友好都市となって１０周年となるのを記念して、お偉いさんや文化使節団・・計１２０名もの大所帯で中国へ。
夕方４時発の田舎からのチャーター便でまずは青島まで。大型打楽器は中国で貸してもらえることになっていたが、チャーター機後部にはいろんな楽器が・・。
初めての海外旅行者がほとんどで大変な状態。
青島に着き、入国審査・税関とドキドキで通過。・・が数名が出てこない。打楽器メンバーがこれは持参！と持ち込んだスネアドラムを入れたジュラルミンケースが爆発物と思われたらしく、えらいてこずったらしい。
空けようとすると止められるし、説明しても分かってもらえず・・。
姿がみえたときはメンバー一同ほっとしました。

青島空港でのひとコマ。ここからはバス５台くらいに分乗して友好都市まで向かうのだが、荷物を載せるだけでも大変。ずらっと並んだスーツケース。どれが自分のだか分かりません。
１８時すぎに青島に到着。バスに乗ったのは１時間くらい後だったかな？

ホテルに着いたのは確か夜１０時前だったはず。予想以上に綺麗なホテルに一同びっくり。
相当なお値段なはず。
翌朝目覚めると、雨。昨日は夜到着だったのであまり景色が見れなかったので、朝早くからおきて景色をみてました。
ホテルの窓からパチリ。

朝から行事が盛りだくさん。９時から友好都市の市長さんやお偉いさんと交流会。
その後はグループ別に分かれての文化交流会。私らのグループは１回目の演奏会をすることに。
会場までバスで移動です。
活気溢れる中国の街に一同感激です。

リハーサルなどを終え、いざ本番。選曲をどうするか、日本の曲がうけなかったらどうしよう？？など様々な不安を抱えてのステージ。
一番いい打楽器をお借りしたのだが、日本では２０年まえくらいに使われていたようなティンパニーやバスドラムなどなど。音あわせに苦労したようです。

いざ開演してみると、満員のお客さんの反応は上々。北国の春や日本の伝統音楽をアレンジしたものも良かった。一番会場がざわついたのは、喜名昌吉さんの花のアナウンスがあったときでした。
予想以上の結果に大満足です。

演奏会後は確か友好都市１０周年を記念して、日本からも出資して建てられた小学校を訪問。
小学生の演奏や小姐たちのお出迎えにびっくり。
楽器はやはり日本では２０年以上前に使われていたようなものばかり。
数名のメンバーが小学生たちと一緒に吹いていました。

他の人たちは学校内部を見学。日本の文化を紹介する部屋もあって、日本の友好都市の玩具として「フラワーロック」が飾られてあったはず。すごく笑えて、１０年たっても覚えています。写真撮っておけばよかった。
私らは観光だけど、小学生はちゃんと授業中。たまたま通りかかった教室に、どうぞ入ってください！と言われ、小学生たちの拍手で教室へ。
短いながら交流会が始まりました。手作りの箱とかをもらいました。彼らはもう高校生くらいになっているはず。どうしているかな？？

小学校後はホテルで歓迎レセプション。地元の強い銘酒で乾杯を繰り返し、一気飲みをしてフラフラ。
市長さんも見えて、楽しい一夜を過ごしました。