☆ＢＵＮＡＫＥＮ＆ＭＡＮＡＤ・珊瑚の楽園・ブナケン島滞在記’０３

2003/07/11 - 2003/07/17

☆珊瑚の楽園を探し求め、インドネシアのスラウェシ島北部のメナド、そのまた沖１時間ほどにある離島ブナケン島を知りました。日本人の玲子さんとヨーロピアンのラフさん御夫妻が経営なされているブナケン・チャチャダイブロッジに滞在し、ウワサにたがわぬ素晴らしい珊瑚の楽園を満喫してきました。この島は日本の人にはまだまだ馴染みの無い島ですが、インドネシアで初めての海洋国立公園に指定され、世界でもトップクラスの珊瑚礁や豊かな海洋生物にめぐまれた、ダイバー垂涎の聖地です。

エリア スラウェシ島(インドネシア)

☆メナド空港　　
ブナケン島へはシンガポールまで行き、空港内のホテルで一泊し翌朝シルクエアーでメナドまで３時間半、専用ボートに乗り換え１時間かかりますが、チャチャダイブロッジに３泊以上予約すれば、メナド空港からロッジまで送迎してくれるので、意外と簡単に行く事ができます。

☆乾季の７月でしたが、メナドは土砂降りでした。天気ばかりは、どうしようもないですね。この川沿いの船着場からチャチャの専用ボートでブナケン島に向かいます。

☆お世辞にもキレイだとは言えないメナドの港から約１時間でチャチャダイブロッジが見えてきます。海はいつの間にか深淵のブルーに変わっていて、島が近づいてくると船の上からでも、美しい珊瑚のじゅうたんが広がっているのが分かりました。

☆チャチャダイブロッジは（http://www.bunakenchacha.com/jp/）
わずか６部屋の本当に小さなダイブロッジですが、ダイバーでない方も泊めていただけます。小さなプライベートビーチの先には、一面お花畑のような、世界でもトップクラスのそれは美しいサンゴ礁が手付かずの状態で広がっています。

☆全室シービューなのはもちろん、レストラン＆くつろぎスペースは海の上に張り出していて、１８０度の海と潮風を感じながら、他のゲストや玲子さん達とその日の出来事などを歓談しながら、美味しい手料理をいただけます。

☆ブナケン島はほぼ赤道直下にあります。部屋にクーラーはありませんが、ご覧のように全室海に面しているので、風が通りぬけ夜は涼しいくらいでした。

☆お料理はインドネシア料理や和食、イタリア料理などバラエティーにとんでいて、特にスラウェシ島名物のダブダブソースはピリ辛で、一押しです。

☆昼食はダイバーの方は船の上で取りますが、出かけない人は、部屋のテラスでいただく事も出来ます。もちろん冷たいビールも用意してあるので、海を眺めながらの一杯はサイコーです(^^♪！

☆チャチャは東向きなので、真向かいの島、シラデン島の方から、朝日が昇ります。

☆チャチャの前のプライベートビーチは余り広くありませんが、干潮時に海岸沿いを少し歩いていくと、隣の島“メナドトゥワ島”が望める幅広ビーチがあります。

☆ブナケン島のドロップオフは珊瑚棚からイッキに１５００ｍもの深さまで落ち込むので世界的に有名です。そのせいで海水の対流が良く、豊かな生物層を形成するのだそうです。少し泳いだだけでも、珊瑚や魚の種類の豊富さを実感できる素晴らしい海です。

☆ブナケン島の珊瑚は種類も多く、様々な色をしているので、本当にお花畑の上を泳いでいるかのようです。

☆ノウサンゴやユビサンゴ、ショウガサンゴなど種類がとても豊富です。

☆エダサンゴにデバススズメダイが群れています。

☆このうす紫の枝珊瑚もとってもキレイでしたが、本当の名称はなんでしょうか？

☆ブナケン島のベストシーズンは乾季の６〜９月。潮あたりにもよりますが、こんなにクリアで水の存在を感じさせないほどです。

☆とても大きなテーブルサンゴもたくさんあります。

☆クマザサハナムロ

☆サチコポイント近辺から見た、隣の島、メナドトゥアは富士山のようです。

☆チャチャの裏手はジャングルで、めずらしい植物や小動物がいます。この木はイチジクの一種でしょうか（？）、クスクスやコーカサスオオカブトもいるそうです。

☆ジャングルの道を15分くらい歩いていくと、小さな村があります。デジカメが珍しかったのでしょうか、村の子供達がたくさん集まってきました。メナドやブナケン島はインドネシアでは少数派のキリスト教徒が多いそうです。

☆ブナケン島は“微笑みの島”と言われるそうです。素晴らしい海以外に何にも無い素朴な島ですが、なるほど、皆さん、穏やかでのんびりしています。

☆メナドの魚市場（パサール・イカン）でカメラを向けたら、わざわざ魚を手にしてくれました（いい人だ〜）。カマスでしょうか、焼き魚状態で売られていました。

☆メナド⇔シンガポール間はシンガポール航空の子会社シルクエアーが運航しマイルは貯まります。でも機内装備、サービス、美人度（独断ですが）等シンガポール航空とは、あくまでも別もんです。ハイ！