2000/04/07 - 2000/05/06
140位(同エリア178件中)
jojoさん
「小さなボートにクジラが寄ってくる。」
そんな夢のような場所がアルと聞いて、
私はまた未知の土地を目指していた・・・☆
クジラがそこまで人なつこいなら、その周りにいる私の好きなイルカたちだって
相当人懐っこいハズだ・・・!
そんな勝手な推測を胸に、長くてヘトヘトのバス移動が続く、
バハ・カリフォルニア・・・そこは、想像をはるかに越えた「荒野」。
サボテンしか立っていない延々と続く赤い道・・・
ちょっとだけカワイイのは、サボテンがみんな風の吹く方向に傾いている角度!
空にはコンドルが、自然のドキュメントさながらに雄大に舞っている・・・。
L.A.から相変わらす寄り道ばかりして、やっとたどり着いたグレーロ・ネグロ。
まるでSFに登場する廃墟の星みたいな町。
すごい強風に、木の枝みたいなのが丸くなってころがっている・・・
笑えるぐらい孤独な町。(>v<)=>孤独すぎて、笑いがでる感じ。
物価も思いのほか高い。しょうがないので食事はいつもタコス・スタンド。
でもココのフッシュ・タコス(約1ドル)は、ヤバうま☆
「こ、こんなところで、本当にクジラに逢えるんだろうか?
第1、海なんかアルの?」
なんとか見つけた安宿に荷物を降ろして、早速町で聞き込み調査を開始。
「あのぉ、クジラのツアーはどこで申し込めますか?・扮儻譴任垢澆泙擦鵝迷
「何?あんたクジラ見にきたの?」(それ以外の目的で誰も来ないよね、こんなトコ、
現に誰もいないんだけど・・・)
「だったらかわいそうに。クジラのシーズンは先週で終わっちまったよ。」(こんな感じの訳で)
「ぇぇぇぇえええ!先週終わった!? そ、ソレ本当ですかぁ???」
そこから何軒か並んだクジラのツアーらしきオフィスをのぞく。
みんなパブリック・ホリディのように暗くてシ〜ンとしている。
パンフレットも心なしかヨレっ・・・とうなだれてる。(@−@)?!
や、ヤバイ!このために苦労してこんな荒野の半島のど真ん中まできたって言うのに。
終わった・・・ではすまされないんじゃない!?
とにかく・・・あきらめないで明日、もう一度あたってみよう。
そう決意したものの、ピュ〜〜〜ンっと、コンタクトもふきとんでいきそうな
突風が吹きぬける。
4月のバハ。 もうあったかいと思っていたのに・・・。
つづく
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