シルクロードの旅　西夏王陵　【銀川・寧夏回族自治区】

2004/05 - 2004/05

西夏王国はご存じ井上靖の「敦煌」の舞台となった王朝で、その建国者が李元昊。西夏王陵に着工したのはこの李元昊だという。西夏文字に心を奪われた漢人である主人公・行徳は、数奇な運命に身をゆだね、西夏、そして果ては敦煌へとさすらうのだ。

その西夏王国の陵墓群はほとんど砂漠化したステップ草原にあった。季節が悪かったのか、ゴビ砂漠から飛んでくる砂で目を開けるのもつらいほど。しかし、その殺伐とした荒野にたたずむ史跡は何とも言いがたい雰囲気をかもし出していた。


旅の詳細＆データは私のサイトでご確認ください！

旅人サイト　Red Pepper*
「２日目　銀川　西夏王陵、賀蘭山岩絵」
http://www.red-pepper.jp/travel/silkroad/day2.shtml

エリア 中国

銀川から西夏王陵までの公共交通手段はない。ツアーに参加するか、タクシーをチャーターするかだ。ツアーは西夏王陵をメインに他も２，３訪れるコース、賀蘭山をメインにしたコースがあり、この両方を訪れるツアーはなかった。日程的に余裕があればこれらに分散して参加しても良い。中には自転車でトライするチャレンジャーも・・・。

この廃墟具合、イケてます。こういった王墓が広い草原（砂漠？？）に点在する。

これが西夏文字。漢字よりもりりしいカンジがしませんか？？この遺跡の入り口で、西夏文字のハンコを作ってくれます！

「賀蘭山岩画」の近くにある「拝寺口双塔」。霧が立ち込め墨絵のように見えますが、実はこれ、全部砂です。。

寧夏回族自治区の首府がこの銀川。賀蘭山脈と黄河に囲まれた小さな自治区だ。

銀川の朝市の様子。朝は市場が、夜はおいしそうな屋台がたくさん出る。「寧夏回族自治区」とあるように、回族（イスラム教徒）が多く、中国の中のイスラムを味わうことが出来る。

おいしい排骨火鍋！！こうしたイスラム料理は「清真料理」と表示されている。絶品！！！