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98年のエルニーニョ現象による大雨、大地震、エビ産業の伝染病による被害、この三大被害により、バイーヤの町は大きな被害を受けた。住民たちの一部は、エビ産業や開発により大量のマングローブを伐採(国土の95%が伐採された)したことによる神の天罰だと考える人もいた。この大被害により町は98年2月 現地の市民団体と町が協力してエコシティ宣言を行なった。これはバイーアの町を、環境を配慮した町に変えていく決意であった。<br /><br />エコシティ宣言は、シンガポールのようにゴミが全く落ちていないという意味ではない。町は結構汚い。貧富の差も激しい。もちろんゴミ箱はあちこちにあるし、朝や夜にゴミ拾いをしているおじさんを見つけることが出来る。でも道に散らばっているゴミの量を比べれば、私が住んでいる鎌倉の方がよっぽど少く綺麗だ。「エコ・シティ宣言から6年たったこの街は、少しずつ確実に変わりつつある」と案内をしてくれたニコラは言う。こんな話をしてくれた。「このバスをきれいに保つためにゴミはバスの外に捨ててください。」こんな注意書きが宣言当時あったそうだ。大事なのは結果ではなくその過程。市場や学校ではゴミの分別などの環境教育が行なわれている。これらの教育がこれからバイーヤをエコシティへと導いていくはずである。<br /><br />エコシュリンプ<br />有機エビ池に行くまで、1時間は車で走った。横を見るとずっとエビ池が続いている。エクアドルの主なエビの輸出はアメリカと日本。そう聞かされると、とても気が重い。車から見えていたエビ池は、昔はすべてマングローブの森だった。「エクアドルにはテクノロジーがない、だから私はエビを作る。」あるエビ池で働いている従業員は言っていた。エクアドルでエビは大衆の人たちが食べる大事な食料となっているが、ここに作られたエビ池は輸入のために作られたもの。しかも化学薬品を大量に使うから土地も3年で使えなくってしまう。<br />94年エビ池を持つオーナーであるセサールは環境活動家ニコラ&ダリオと出会ったことで、この状況を変えようとオーガニックなエビを作ることを決めた。これが世界で最初の有機エビである。しかしは現在でも輸出先に苦労している。オーガニックマテリアルで作られたエビは普通のエビよりコストがかかる。そのためどうしても販売コストが高くなってしまう。また見た目には有機とそうでないものの違いがわからないことも大きな原因。私もオーガニックでないシュリンプファームも見学に行ったが、実際一度見学しただけでは、普通のエビとどう違うか見た目には全くわからなかった。エビは日本では安く売られている商品。そんなエビにお金を掛けられないというのが企業側が受け付けない大きな理由。でも絶対にオーガニックの方が私たちの体に良いし、そこをポイントにすれば、消費者だって理解するはず。「安ければそれでいいのか!」まさにそういいたい。理解ある輸入先を見つけ、エクアドルに有機エビを増やして行くためには、輸入先である日本、そして消費者である私がそれを選んでいくことが必要。そうすればエクアドルで有機エビを作ることが普通となる日は近づき、環境は今より改善されるはず。。<br />

エコシティ バイーア・デ・カラケス

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2004/08/14 - 2004/09/14

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ハチドリさん

98年のエルニーニョ現象による大雨、大地震、エビ産業の伝染病による被害、この三大被害により、バイーヤの町は大きな被害を受けた。住民たちの一部は、エビ産業や開発により大量のマングローブを伐採(国土の95%が伐採された)したことによる神の天罰だと考える人もいた。この大被害により町は98年2月 現地の市民団体と町が協力してエコシティ宣言を行なった。これはバイーアの町を、環境を配慮した町に変えていく決意であった。

エコシティ宣言は、シンガポールのようにゴミが全く落ちていないという意味ではない。町は結構汚い。貧富の差も激しい。もちろんゴミ箱はあちこちにあるし、朝や夜にゴミ拾いをしているおじさんを見つけることが出来る。でも道に散らばっているゴミの量を比べれば、私が住んでいる鎌倉の方がよっぽど少く綺麗だ。「エコ・シティ宣言から6年たったこの街は、少しずつ確実に変わりつつある」と案内をしてくれたニコラは言う。こんな話をしてくれた。「このバスをきれいに保つためにゴミはバスの外に捨ててください。」こんな注意書きが宣言当時あったそうだ。大事なのは結果ではなくその過程。市場や学校ではゴミの分別などの環境教育が行なわれている。これらの教育がこれからバイーヤをエコシティへと導いていくはずである。

エコシュリンプ
有機エビ池に行くまで、1時間は車で走った。横を見るとずっとエビ池が続いている。エクアドルの主なエビの輸出はアメリカと日本。そう聞かされると、とても気が重い。車から見えていたエビ池は、昔はすべてマングローブの森だった。「エクアドルにはテクノロジーがない、だから私はエビを作る。」あるエビ池で働いている従業員は言っていた。エクアドルでエビは大衆の人たちが食べる大事な食料となっているが、ここに作られたエビ池は輸入のために作られたもの。しかも化学薬品を大量に使うから土地も3年で使えなくってしまう。
94年エビ池を持つオーナーであるセサールは環境活動家ニコラ&ダリオと出会ったことで、この状況を変えようとオーガニックなエビを作ることを決めた。これが世界で最初の有機エビである。しかしは現在でも輸出先に苦労している。オーガニックマテリアルで作られたエビは普通のエビよりコストがかかる。そのためどうしても販売コストが高くなってしまう。また見た目には有機とそうでないものの違いがわからないことも大きな原因。私もオーガニックでないシュリンプファームも見学に行ったが、実際一度見学しただけでは、普通のエビとどう違うか見た目には全くわからなかった。エビは日本では安く売られている商品。そんなエビにお金を掛けられないというのが企業側が受け付けない大きな理由。でも絶対にオーガニックの方が私たちの体に良いし、そこをポイントにすれば、消費者だって理解するはず。「安ければそれでいいのか!」まさにそういいたい。理解ある輸入先を見つけ、エクアドルに有機エビを増やして行くためには、輸入先である日本、そして消費者である私がそれを選んでいくことが必要。そうすればエクアドルで有機エビを作ることが普通となる日は近づき、環境は今より改善されるはず。。

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