カルテンベルグ騎士祭り

2004/07/17 - 2004/07/18

昨日までのツアーの疲れもなんのその！旦那のお尻をたたきながら、一路家から５００ＫＭ南下しなくてはなりません。
あれほど７時には出発よーと、いっておいたにもかかわらず、どうもテンポは亀ちゃん旦那が、車にエンジンをかけたのはもうすっかり８時半を過ぎておりました。ま、しゃーない、いつものこっちゃ、最終的に、トーナメントがはじまるのは、１５時なんだし、混んでなければ４時間もかからんわい。と思ったのもつかの間、やっぱり、混んでたよ。
シュトットガルトのあたりから、道も間違うし、渋滞にはひっかかるし、暑いし、カルテンベルグに到着したら、うひょ〜〜、何じゃこの車の列。駐車場に入るまでに、３０分以上待たされた。日本じゃ当たり前かと思いつつも、もうすっかりドイツ的になった私には、やっぱり、つらいものがありました。
駐車場は炎天下、会場の近くのほうが、なぜか空きがありました
はやる心を抑えつつ、入り口に向かいます。

トーナメントの切符は、売り切れ！と書いてあり、入り口付近では余った？切符を売っている人もいたような。
中世の市のみを見に来ている人たちも多数なのではないでしょうか？
ともかくすごい人の数。
最終日でもあり、今年のドイツは冷夏か？と思うほど、寒い日が続いていたのですが、本日は晴れ上がり、夏！！。
太陽を求めるドイツ人の大好きな日和でもあるのでしょう。
舞い上がるほこりと、熱気で、私は少々げんなり。
入り口に入る手前にも、ここで醸造されているカルテンベルグのビールの屋台と、うまい具合に,その後ろには簡易トイレも設置されておりました。
到着したのは、１４時近く。
お昼を頂きたかったのですが、人の波に圧倒されて、どこの屋台やレストランで頂いたらよいのでしょう？？
それにしてもこの、埃には少々閉口するなー。
いまいち、生存競争に打ち勝って、埃の中で、食べる気にはなりません。
デモ、旦那はさすが？！ドイツ人。
腹がへっては、機嫌が悪くなるばかりで、持参してきた（さすがでしょ、ドイツ人ですもの）水とオレンジジュースで、ソーセージを買っていただいたのでした。
そうこうするうち、そうなんです！
もう１５時近く、アレーナへと急がなくっちゃ！
会場のいたるところで、舞台があったり、屋台があったり、シンデレラ城も？あったり、するのです。
お手洗いはＷＣという標識が比較的たくさんありますが、女性はどこも長蛇の列でした。
ここの騎士ノトーナメントは、パンフによると、ドイツどころか、世界最大のものらしく、１９８０年からはじまり、のべスタッフ１２００人、観客動員数は１０万人なのだそうです。
アレーナは１万人の観客席があり、屋台のお店は１００を越えるようです。
われわれは開園ぎりぎりに滑り込みましたから、座っている人に迷惑をかけながら、最前列から３番目の一番高い３６ユーロの座席に座ったのでした。(ＡＧＥＮＴ様ありがとう）今日の座席は売り切れごめんだそうで、すごい。
しかしながら、今年最高の３０度以上の炎天下、２時間にわたるスペクタクルでしたけれど、暑さには、参りました。
主催者は、元のバイエルン王国５代目の王様のルードヴィッヒ３世の子孫にあたる、プリンツ　ルイトポルト　フォン　バイエルンと奥様。
あの有名なノイシュヴァンシュタイン城を建てたルードヴィッヒ２世を精神異常とし、摂政になったおじ様ルイトポルト侯の子供がルードヴィッヒ３世なのです。ルードヴィッヒ２世の肖像をラベルとしたカルテンベルグのビールは、ここで醸造されています。
パレードは面白い出し物もありますが、３０分以上も延々続くので、暑いのが先にたって、お尻がうずずとしてきてしまった。

エリア ドイツ

1リッターのBEERでも水でも、ラドラー（ビールのスプライト割り）でも、同じく１０ユーロもするのです！
ぼったくりやん。
ビヤジョッキのリファンドは５−ユーロです画YUKINKOはもらって帰ったので１０ユーロの水を飲んだことに！

中世の楽器を販売中。
このおにいさん、なかなか、美形でございましたよ。

悪魔君たちは、本当に悪いことをするんです。
そのあたりの、地面を蹴っ飛ばして、泥をみんなにひっかけて、遊んでました。

やはり中世の屋台のピザやさんです。
旦那が美味しいからと、すごい行列なんですが、小さな一切れをユーロも出して、買っていました。
食べながら歩いていると、何人かに、どこでそれ買ったの？と、聞かれておりました。
でもほんと、ぼったくるな〜〜。

これ架空の動物なんで、一応、動物の分類にしましたけど、ちょっと、ドラゴンとしては、ちゃっちいーかも。

この旅行記へのコメント （14）

• イーハンさん 2006/12/11 23:41:21

  中世の騎士・・あこがれますね〜

  こんにちはYUKINKOさん、たびたびの御訪問有難うございます、以前よりYUKINKOさんのブログに気にはなっていましたが、やっぱりあの騎士トーナメントには，あこがれますねあの姿が大好きな私であります、ヨーロッパ＝騎士そんな条件反射的な私の心境です、そんなナイトの戦いの祭りがあるとは、楽しいブログを有難うございました、今後とも宜しく。

• noriakiさん 2006/12/06 09:46:53

  解説が素晴らしいです!!

  YUKINKOさん
  
  いつも拝見していますと、自分が実際に言ったかと錯覚しそうな描写に感激しております。
  YUKINKOさんの旅行記は、開設が素晴らしいですね!
  これでは登録失敗したら、いやーーーん!ってことですよね・・・
  よくあることなので、僕は今は写真をアップしてから、後から説明を書くようにしています。(4traの注意をよく見るとそのようにしたほうが良いと書いてありますよね・・・)
  
  noriaki♡♡

• Tedさん 2006/07/11 14:00:07

  こばんは、

  こんばんは、YUKINKOさん、
  
  騎士のお祭りってやっぱりドイツ！日本で言えば、武者行列って感じなのでしょうね。
  ドイツにはずいぶん行っていませんが、また行ってみたいなあ。「南に６００Km]とう事はYukinkoさんは、この町から北に５００Km、３００マイルチョッと。USだと４時間は掛かります(^^;)
  ジョッキのお水もビールも同じ値段というのは面白いですね。
  癒しのスポットも行って見たくなりました。ところで効果は証明されているのかなあ。アリゾナにセドナというヒーリングスポットがあり何度も訪問していますが、私はその手の「超自然現象」は無視しています(^^)
  
  また来ますね
  
  Ted

• さすらいおじさんさん 2006/06/18 14:25:27

  中世の文化を大切にするドイツらしいお祭りですね。

  YUKINKOさん
  6月15日に帰国しました。
  旅先に優しいメッセージをいただきありがとうございます。
  中南米の旅はハードでしたが、何とか予定の国と場所を回ることができました。
  
  
  カルテンベルグ騎士祭り再度拝見しましたが、中世の文化を大切にするドイツらしいお祭りですね。ドイツに住んでいないとなかなか、見る機会を作るのは難しいでしょうね。

• ジュリままさん 2006/05/08 17:49:02

  こんにちは！

  YUKINKOさん、こんにちは
  いつもご訪問ありがとうございます。
  
  それにしても10ユーロのビールは高いですねー
  ボッタクリもしくは、お祭りプライスですね。
  でもこのビール売りのおにーさんはハンサムだからちょっと許そう･･･
  
  他の旅行記のアップもお待ちしてまーす！
  
  
  ジュリまま

• 旅のトランクルームさん 2006/05/07 15:26:16

  ドイツ！！

  こんにちわ(^^♪
  
  
  今年はいよいよドイツに行けそうなので時々覗いてました(*v_v)〃
  主人のほうはひたすら豪快にビールが飲めることを期待してる様子です(*☉☉)ぶっ！　
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　旅々

• bluebonnetさん 2006/03/16 17:56:44

  プリンツ　ルイトポルト　フォン　バイエルン

  フォン、思い出します。
  
  　名前にvonの付いたドイツ人の事業部長の秘書嬢、
  最初に、von は何かと聞いたら、よく、聞いてくれたとそれから自慢の
  解説、社長など職人の出、辟易したとか。

  YUKINKOさん からの返信 2006/03/22 05:44:22

  RE: プリンツ　ルイトポルト　フォン　バイエルン

  そうですね。
  VONがつくと、もとの貴族さま。
  
  ドイツ語圏では、このVONが名前の前にあることによって、日本で言う華族なんだぞ！というのがわかる仕組みです。
  なんだか、イやだなーと、思いますが、まだ上流社会が歴然と残る階級社会だなとここそこで感じられるのがヨーロッパですもの。
  
  ドイツより、私など、フランスのあの自由平等の革命が起こったフランスが一握りのもっともエリートのみによって動かされている国であることに、驚きました。
  

• kaz-ykさん 2006/03/11 10:20:31

  始めまして

  YUKINKOさん　今日は
  小生のｈｍｌに、お越し願い有難うございました。
  
  足跡を辿り、「独・お祭り」を、拝見しました。
  歴史の重みを、感じました。
  
  独は、大好きな国ですが、
  
  １９６９年に初めて、ジュセルドルフ、ハンブルグ、スタットガルトを、
  　　訪問し、某銀行の駐在員から、教えて頂いた話（以下）は、
  　　今でも明瞭に覚えています。
  （１）ドイツ人は、知能程度の高い猿と同程度の日本人が、何故新しい物を
  　　　造る能力あるのか驚きと考えてられていると
  （２）如何に努力しても、外人は外人、独の上級階級には、入れて貰えない
  　　
  　世界に冠たるゲルマンより見て、日本人は、未開人！
  
  　一方白アスパラガスの美味しさは、忘れられません。

  YUKINKOさん からの返信 2006/03/14 07:30:27

  RE: 始めまして

  
  １９６９年に初めて、ジュセルドルフ、ハンブルグ、スタットガルトを、
  　　訪問し、某銀行の駐在員から、教えて頂いた話（以下）は、
  　　今でも明瞭に覚えています。
  （１）ドイツ人は、知能程度の高い猿と同程度の日本人が、何故新しい物を
  　　　造る能力あるのか驚きと考えてられていると
  
  　　　そうですね、かのウィルヘルム2世の黄渦論の国ですから。
  　
  
  （２）如何に努力しても、外人は外人、独の上級階級には、入れて貰えない
  
  　　　外人というよりアルプス以北の白人以外もしくはヨーロッパ人以外？
  　　　かもしれません。
  　　　中産階級や労働者階級等の階級意識が強いですよね。
  　　
  　世界に冠たるゲルマンより見て、日本人は、未開人！
  
  　　ドイツ至上主義もいまや空論だと思います。
  　　あの惨憺たるPISAの結果を見て、なななんと！フィンランドに、このドイ　　ツ人が視察にいったそうです。
  　　日本人の視察団、環境で有名なある町には日本からの年間200組以上の視　　察団が詣でるそうですが、日本人は、視察の名目でお金を使いすぎです。　　でも、ドイツ人が視察なんて、今まで聞いたこともなかったのですけれど　　ね〜。
  
  　一方白アスパラガスの美味しさは、忘れられません。
  　ホント、アスパラが出回ると春です！
  　今年はまだまだ寒いドイツです。
  
  

• とらいもんさん 2006/03/11 09:15:47

  ドイツ！

  yukinkoさんへ
  私の掲示板を見てくださって有難うございます。
  お返しに拝見させていただきました。
  お話がとっても楽しかったです。私の脳は（ドイツは）、昔のドイツが詰まってます。
  ドイツにお住まいのようですね！私は、雪国新潟です。
  いなかものより

  YUKINKOさん からの返信 2006/03/14 06:52:27

  RE: ドイツ！

  掲示板に書き込みをありがとうございます。
  
  スイスがお好きなのですね！
  本当に周りの諸国から比べても、スイスはホスピタリティーの良い国ですよね。
  ハイジホフは私も昨年5年ぶりに訪れてあまりにも俗化してしまいちょっとがっかりでした。
  日本人のツアーのお客様ばかりで、、。
  私が最初に訪れたころは、古い拡張前の建物で、ほとんど個人客しか来ないところでした。サンモリッツからは、ポントレジーナのほうへ抜け、オーストリア周りで帰りました。
  
  新潟には未だいったことがありません。
  旅行記で楽しませていただきます。

• さすらいおじさんさん 2005/04/16 13:27:21

  カルテンベルグ騎士祭り は初めて拝見しました。

  YUKINKOさん ご訪問ありがとうございます。
  
  カルテンベルグ騎士祭り は初めて拝見しました。
  地元の歴史のある祭りを見るのは日本でも海外でも楽しいですね。
  いい旅行記を見せていただきありがとうございました。

  YUKINKOさん からの返信 2006/03/13 06:39:06

  RE: カルテンベルグ騎士祭り は初めて拝見しました。

  カルテンベルグを一度書いたのみで、そのまま、1年半も旅行記を書かなかったドイツ在住のYUKINKOです。
  
  おしかりと、激励を書き込みいただき（ほかの方）大急ぎで、2冊目を書きました。その折に、お礼と、お詫びのために掲示板に寄せていただかなくてはと
  恥を忍んで参りました。
  
  さすらいおじさま、ほんとうに素晴らしいバイタリティーでらっしゃいますね！
  読ませて頂き、私には到底このような勇気がなくてはできない旅行は無理と
  思いました、、、、。
  以前、仕事柄で、発展途上国も参りましたが、ケニア、タンザニアの動物保護区以外は、私はだめでした。（あそこは平和そうで私には天国でした。本当はっ弱肉強食の世界なのでしょうが、、、）
  中国もインドもメキシコも、偉大な遺跡や自然や博物館を見る前に、胸が痛くなってきました。周りに気をつけて観光することは、疲れすぎてだめです。
  それと、私にはやはり30年前中国が開放されてすぐに、垣間見た光景が焼きついて、なんと自分は恵まれた場所にいることができるのか、幸せだと思わないといけないのでしょうが、それとともに、ほんとうに何とかならないのか！と、社会の矛盾のほうが先にたって、腹立たしくなってしまったり、胸が痛くなてしまうのです。
  だから、みざる、というのも、だめなのでしょうけれど、、、。
  
  これからも、なかなかほかのものには到底難しい地域にいらした折の旅行記を
  更新していただけますこと、期待いたします。
  
  1年ぶりにお礼の訪問でございました。
  書き込み本当にありがとうございました。