スペインでの色々なコーヒーの頼み方 - スペインのクチコミ

Cafeteria（カフェテリア）やBar（バール）やレストラン、様々な場面で飲む機会の多いコーヒー。スペインでのコーヒーの頼み方についてまとめます。

コーヒーはスペイン語でCAFÉ カフェ（「フェ」にアクセント）
外で飲むコーヒーはほとんどがエクスプレッソマシーンで入れる濃いコーヒーです。

【CAFÉ CON LECHE カフェ コン レチェ】
大抵は朝に飲む、ミルクたっぷりのコーヒー 。
大きめのカップにコーヒー半分ミルク半分くらい。
Con leche templada? （コン レチェ テンプラーダ？＝ミルクはぬるめにしますか？）と聞かれることがあります。「Sí シー（はい）」と言えば、熱いミルクと常温のままのミルクを混ぜてカップに入れてくれます。
熱いのが良ければ caliente（カリエンテ）、
常温のミルクが良ければ fría（フリア）と頼みます。

【CAFÉ CORTADO カフェ コルタード】
ミルク少なめのミルク コーヒーです。
食後や、ちょっとカフェテリアで休憩という時に最も飲まれるタイプ。
エクスプレッソ（ソロ）が入ったカップに目の前でミルクをチョイっと入れてくれます。
もっとミルクを追加してもらいたければ un poco más, por favor（ウン ポコ マス ポル ファボール＝もう少しお願いします）と言いましょう。

【CAFÉ SOLO カフェ ソロ】
ブラック コーヒーです。　小さめのカップで出てきます。

【CAFÉ CON HIELO カフェ コン イエロ】
hieloとは氷のこと。スペインではアイスコーヒーは自分で作ります。カフェ コン イエロと頼むと、熱いカフェ ソロと氷がたっぷり入ったグラスが出てきます。好みで砂糖をホット コーヒーに入れた後、一気にカップからグラスにコーヒーを注ぎます。即席アイスコーヒーの出来上がり。濃くて冷たくて、夏場はとても美味しいです。

【DESCAFEINADO デスカフェイナド】
カフェインレスコーヒー（デカフェ）。
お腹が弱い人や健康上の理由で、結構多くのスペイン人が飲んでます。
エクスプレッソマシンで入れる descafeinado de máquina（デスカフェイナド デ マキナ）と、ホットミルクに入れて溶かす小袋入りの descafeinado de sobre（デスカフェイナド デ ソブレ）があります。


コーヒー以外

【INFUSIÓN インフシオン】　（紅茶、ハーブティーなど）
紅茶 ＝ TÉ（テ）　
ミルクティー ＝ TÉ CON LECHA（テ コン レチェ）
レモンティー ＝ TÉ CON LIMOÓN（テ コン リモン）
ミントティー = POLEO MENTA（ポレオ メンタ）
カモミールティー = MANZANILLA（マンサニージャ）

【CHOCOLATE チョコラテ】　（濃いココア）
churros con chocolate （チュロス コン チョコラテ）で有名で、スペインの定番朝食として日本では（４トラでも）思われていますが、実はスペイン人はほとんど飲みません。専門店（マドリードのサン ヒネスなど）に行けば別ですが、普通のカフェテリアで朝の一杯として飲んでいるスペイン人はほとんど見かけません。朝食にチュロスを置いているカフェテリアやバールは多いですが、スペイン人はチュロスはカフェ コン レチェと食べます。
チョコラテよりは、colacao（コラカオ）という粉末ココアをホットミルクに溶かして飲む人の方が多いです。
colacaoってメーカー名なのですが、この名称で通っています。



【スペインでの色々なビールの頼み方】もご参考ください。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/spain/tips/11099754/