鳥來温泉(ウーライ) Springpark Urai Spa & Resort【春秋烏来渡暇酒店】 - その他の観光地のクチコミ
- freelysaさん
- 女性 / その他の観光地のクチコミ : 1件
- 旅行時期 : 2007/09(約19年前)
![]()
2007年9月上旬、4泊5日で台湾へ。
以前、雑誌Hanakoで特集されていたアジアのスパ。その中で行ってみたかったのが、鳥來温泉のSpringpark Urai Spa & Resort【春秋烏来渡暇酒店】。
空港からは車で50分ほど。台北市内を経由し山道を抜けて行く。台北市内からなら、バス便でもアクセス可能らしい。
鳥來は山間の温泉地で、川の両岸にホテルや旅館が建ち並ぶ。
自分には箱根(宮の下)あたりに雰囲気が似ているように思えた。
Springpark Urai Spa & Resort【春秋烏来渡暇酒店】は、鳥來温泉の入り口付近に位置し、温泉街までは5分ほどで歩いて行ける。
通されたのは、Grand View Roomというグレードにあたる部屋。
天蓋つきのベッドが置かれ、固さの違うピローが2個用意されている。
大きな窓の外には、ミントグリーン色の川面と対岸に深い緑が広がり、その景色から、ここがリゾートであることを感じさせてくれる。
部屋のバスルームにも大きな窓があり、鳥來山の豊かな自然を眺めながら入浴できる。
アメニティには、ブルガリの入浴剤やシャンプーなどを揃え、「Take me home」とメッセージをつけたクマのぬいぐるみ。(写真)さらに、子供が浴槽で浮かべて遊ぶようなアヒルのおもちゃまでプレゼントに用意されていて、女性客ターゲットにしっかりアピールしている。
残念ながら、自分たちの部屋のバスルームは、隣棟のSoyanというダイニングの真横の位置にあり、双方が丸見え・・・。
ロールカーテンを下ろせば視界をさえぎることができるが、やはり落ち着かないので使うことはなかった。
でも、部屋のバスルームの位置にさほど不満を感じずにすんだのは、満足できる温泉大浴場があったからだ。
大浴場を利用するには、いったんフロントまで行き、入浴したいと告げる。部屋のキーを預け、かわりに大浴場で使うロッカーのキーを渡される。
フロント横の階段を降り、エステを受けられるSerenity Spaの通路を抜け大浴場に着くと、スタッフが笑顔で出迎えてくれる。
浴衣に着替え、タオルを持って、大浴場へ。2つの浴槽は、深めで湯量たっぷり。足を伸ばし、のびのび入れる。水風呂、ドライサウナ、ミストサウナ、そして露天風呂と、まるで日本のスーパー銭湯なみ。ここが台湾であることを忘れてしまいそうだ。
入浴の合間に、休憩できる部屋もある。ここに用意されているハーブティーがさっぱりとして美味しく、それを飲みながら寝転んで窓の外を眺めていると、ゆったりと贅沢な気分になれる。
ホテル内のスパ「Serenity Spa」を利用したいなら、事前に日本から予約を入れておいた方がいいかもしれない。
TAIPEI NAVIから予約できる。
http://www.taipeinavi.com/beauty/este_shop_view.html?id=49&style=1
2泊したため、夕食も2回となり、初日はSoyanでフレンチのコース。
翌日は、Siliq Cafeでチャイニーズ(台湾料理)のコースと内容が変わる。
Soyanのフレンチは、オフィス街のランチメニューのようで、どの皿も見ただけで予測できてしまう味と内容。記憶に残るような品は無く、あまりぱっとしない。
Siliq Cafeのチャイニーズは、メリハリがあり、コース全体が良いリズムでまとまっていて、自分は気に入った。ウーロン茶葉で蒸してからグリルしたという鶏肉が、香ばしくて美味しかった。再びここに訪れ2泊することがあれば、すべてSiliq Cafeをチョイスしたいと思う。
ホテルスタッフは、日本人観光客への対応が手馴れた様子。英語はもちろんだが、日本語が通じるスタッフも数名いるので心強い。
日本から近く、しかも日本人に優しいアジア、台湾。
グルメ目当だけじゃなく、「温泉に入り、本を読んだり昼寝したりと頭を空っぽにする」台湾も、たまにはいいかもしれない。
総合評価は【3.7】としたい。
- 1人1泊予算:
- 30,000円 未満
- コストパフォーマンス
- 3.0
- サービス
- 4.0
- 客室
- 4.0
- バスルーム
- 3.0
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。問題のある投稿を連絡する

