2011年6月1日発からの鉄道切符実名制販売 - 中国のクチコミ
- km45さん
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- 旅行時期 : 2011/06(約15年前)
中国鉄道の切符実名制販売が、6月1日発から実施されました。これは、ダフ屋の買い占め対策を名目に導入されたものです。
外国人は切符購入時に旅券(コピー可)の提示が必要になりました。購入切符には旅券番号(数字部のみ)が印字され、改札時にも旅券を提示し、両者の番号が一致しないと乗車できないことになっています(実際には、現時点ではこの提示は求められいません)。
これは、本年の春節時に一部で試験的に実施され、6月から全国で本実施されました。現時点では高速電車(列車番号の頭にG・D・C)だけですが、将来的には全列車に拡大する予定です。
しかしながら、本措置は外国人にとってははた迷惑なものになりました。というのは、従来からあった、タッチ式自動券売機が、中国人の居民証の読み取りにしか対応しておらず、旅券読み取りができないため、外国人は実質的に自動券売機の利用ができないことになったことです。このため、切符購入には利便性の悪い駅窓口か、手数料(5元)のかかる市内代售窓口での購入となりました。
なお、このほど、北京天津間の城際電車(C)が、『中国鉄路客戸服務中心』http://www.12306.cn/mormhweb/でのネット購入ができるようになったようですが、これに関しては、実際に購入していないので、外国人が問題なく購入できるかは不明です。
- 利用目的:
- 中・長遠距離
- コストパフォーマンス
- 1.0
- 利便性
- 1.0
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