中国深せん民俗文化村　ナイトパレード - 深センのクチコミ

日中は中国の名所・世界遺産などをミニチュアで造った園内や、中国国内の少数民族の生活などを紹介するテーマパークを歩いて回ったり有料トラム？に乗って散策します。（体力と時間のある人のみ。日頃10キロ走って体力有り余ってますってような日本人以外は園内一周するのは無謀なので有料で車乗ったほうがいい）トラムで駆け足で回っても40分ほどかかるので、どれほど園内が広いか。歩いたら一日がかりです。

　
夜、天候なければ入口から歩いて5分ほどの場所にある大きな野外舞台でナイトパレードが始まるのですが、観客はスタンド席でショーを観る形になります。このショーをなんと形容していいのか、現地ガイドの説明によれば「中国の少数民族から背の高い美男美女をスカウトしてきているため非常に美しい楽しいショーです。」とのこと。
実際に美男美女ばかりで、それが豪華絢爛な民族衣装をつけて踊るのですから三国志を演ずる宝塚、、みたいな一面もあれば、少林寺拳法みたいな武術を取り入れた舞踊もあり、目の前をヤギの群れや馬が全力疾走する場面もあり、雑技団のような技を披露する場面もあり。とにかく盛りだくさんで飽きません。
コミカルなパフォーマンスをして中国の飴を客席にばらまく場面もあるので、ラッキーな人は飴のお土産まで出来ます。
　今回、私たちのツアーはスタンドの中央で最前列から5列目あたりでした。男性たちが長い木刀を持って激しく打ち合う場面の時に、隣の方が突然頭を抱えて周囲を急に見回したので「どうかしましたか？」と尋ねたところ、その斜め後ろに座っていた方が「木片が落ちてる」と。なんと、激しく打ち合う小道具の木刀が地面に叩きつけたはずみに、観客席のほうまで飛んできて頭に直撃してたのです。これ、勢いもあるし、もし目にでも当たってたら失明するところだよ....。
お隣の方も幸い怪我なく良かったですが、臨場感はあっても安全面で問題ありなんじゃないか？と思った出来事です。
ただし、内容は本当に素晴らしいし見応えがあるのでオススメです。

3月初旬に行ったのですが天気が悪く寒かったため、ナイトパレード終了直後はトイレが混雑しました。中国といえば割り込みが有名ですが、やっぱりここでも勃発。注意しても、並ばずに中国人割り込もうとします。時間に余裕があり、心に余裕があれば別ですが、どちらにも余裕がない私は割り込みを許しませんでした。団体で行かれる場合は皆で結束して割り込ませないようにしたほうがよいと思います。
　このナイトパレードはビデオ・カメラの撮影禁止を事前に日本語でも説明していますが、長い鑑賞中に一人が撮影しだすと、次々に撮影者が増えてあちこちでフラッシュが光っていました。トイレじゃないけど日本人のマナーの悪さも気になりました。