広東風海鮮料理のすすめ - 深センのクチコミ
- kojichinaさん
- 男性 / 深センのクチコミ : 9件
- 旅行時期 : 2008/09(約18年前)
シンセンは海に面しているので、海鮮料理店が本当に多いです。まあ海鮮といっても水槽の中には淡水魚も泳いでいるので正確にいうとちょっと違うのかも知れせんが。またシンセンは広東省にあるので料理も広東料理風に(というよりそのもの)味付けされています。まず店に入って飲み物なんかを先に注文して、従業員のおねえちゃんに魚選ぶからと言って水槽までついてきてもらいます。*ここで持ち物をうっかり椅子の上なんかに置いとかないこと。携帯やパスポートが抜き取られます。水槽の中で泳ぐ魚を見ていると当然おねえちゃんは高いものを勧めてきます。魚は500g(1斤)いくらと言う風に値段表示されてるので、よく見てください。日本からの旅行者には海の魚をお勧めします。淡水魚は慣れれば大丈夫ですがやはり癖があります。魚を選んだら調理方法を清蒸(チンジェン)と
指定してください。魚を醤油で蒸すだけの単純な料理法なのですが、日本人にはこれが一番口に合います。煮つけともちょっと違うのですが、やさしい味で少しだけ中華の味わいがあります。続いて牡蠣。これは
(カオ)と指定します。焼くという意味なのですが、味付けは殻つきの牡蠣の上にみじん切りのニンニクや
そのほかの薬味、オイルです。絶品です。帆立貝も
注文すると貝柱の上に春雨なんかが乗っかってバターで味付けしています。シャコもいいです。茹でるか蒸すのを選んでください。中国人は油で揚げるほうを勧めてきますが、ガリガリしてて旨みが減ります。
そのほかへんてこな形の貝なんかも炒める(チャオ)で指定すると少しピリ辛の味付けで出てきます。
辛いのが嫌な場合は盛んにブヤオラーと言ってれば、唐辛子を抜いてくれます。後は野菜ですが、まあ空心菜(コンシンツァイ)のニンニク炒めなんかにしとくと間違いがありません。またなぜ海鮮料理店に?と思うのですが、白切鶏という料理があります。ただの蒸し鶏ではないようなのですが、小皿のたれにつけて食べます。たいていの店はオイルにしょうがの摩り下ろしと万能ねぎの刻んだのが出てきます。これも店によりますが絶品です。おそらく日本でこんな旨い鶏料理は食べたことがないと驚かれるでしょう。まだ美味しいものはいっぱいあります。ピータンと豆苗の炒め物、茶碗蒸し(皿で蒸してますが)、いろんな薬膳湯(スープ)......。
香港でも同じものは食べられますが、やはり値段の安さが魅力です。またこれはどこの料理店に行っても同じですが、サービスは基本的に悪い。でもこれで気分を悪くして旅行の楽しい食事のひと時を台無しにしないでください。シンセン旅行は少ししたたかにいった方がいいですよ。
- 予算(一人):
- 1,000円未満
- 料理・味
- 5.0
- サービス
- 2.0
- 雰囲気
- 3.0
- コストパフォーマンス
- 5.0
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