砂漠の中で星空を〜！にご注意を・・・ - 敦煌のクチコミ

　敦煌の夜のオプショナルとして、「砂漠の中でワインを飲みながら星空を眺め・星の話を聞きませんか？」敦煌に住んでいる日本人が行っている企画ですから安心です。
　そんな誘いに参加したのですが、何とお粗末な内容でした。阪急交通社や近畿ツリさん等で参加のお客さん三グループ程が集まりました。
　鳴沙山を遠くに望む荒廃地にビーチで使うパイプ椅子と机、星を眺める望遠鏡も少し大きめの双眼鏡で月のクレータをも確認できないもので、星や月にまつわる話も誰もが知っているような内容で、よく人前でその程度の話をするなあ〜と驚くばかり。
　ワインを飲みながら・・・って、これ以上小さな夜光盃はない程小さな盃に２〜３杯しかなく、これまたびっくりでした。
　主催の日本人は大阪の方で、敦煌が好きで毎年春から秋まで来ていて、是非日本から来られる方に敦煌の素晴らしい夜空を案内したいとのことでしたが、こうした企画はお客様を満足して頂くことが大切です。同じ日本人として「それはないでしょう・・・」と忠告してあげたい気持ちでいっぱいです。
　旅で来られる日本人は、それこそ人生経験豊富な方々です。小中学生を相手にお話しするのとは違います。
　日本の旅行社も、現地ガイドが進めるオプションの内容にも時には状況把握をされた方が良いと思います。
　これから魅力ある星空観察・・・ロマンチックな敦煌の夜をご案内頂けることを期待して・・・