永定賓館 - 厦門のクチコミ
- ゴンザレス中野さん
- 女性 / 厦門のクチコミ : 3件
- 旅行時期 : 2007/01(約19年前)
アモイではなく永定県(永定土楼観光)なのですが、12月31日から2泊しました。
ネットの情報で、予めこのホテルに泊まろうと思ってはいたものの、予約はせず。
長距離バスターミナル前でタクシーを探しましたが見当たらないので(結局永定で流しのタクシーを見かけませんでした)、仕方なくしつこく営業されたバイクタクシー2台に分乗し、5分ほどで丘の上に建つホテルに到着しました。運転手2人は、ホテルから何とリベート(結構大きな紙袋に入った品物)をゲット。私たちをぼった上に(予想はしていましたが)、リベートまでだなんてホント悔しい・・・
スタンダード・ツインで何と268元!。永定でも稀な(もしくは)唯一の3つ星ホテルだそうです。パスポートも見せず、クレジットカードも出さず、「それでいいの?」って感じ。デポジットとして300元取られましたが。
ホテル全体が何だか古臭くてじめじめしていて「ここに2泊もするの・・・」と寒気がしました。実際に部屋のタオル類は心なしか湿っていて、お湯は朝しか出ません。しかも、1日中ちょっと黄色くて、顔を洗う時、歯を磨く時などミネラルウォーターは手放せませんでした。
部屋は冷房が効いていて寒くて寒くて仕方がなかったのですが、暖房のスイッチがなく冷房を切るのがせいぜい。風邪をひくこと必須なので、2日ともシャワーは浴びず(浴槽はありませんでした)。備え付けの湯沸かし器でわかしたお湯にタオルを浸して体を拭き、川沿いのちょっとオシャレな?エリアにあった美容院でシャンプー・ドライしてもらいました(丹念なマッサージ付きで15元です!)
ホテルは3階から6階だか7階までが吹き抜けになっているのですが、最上階にあるディスコ&カラオケの大音響が部屋中に響き渡り、深夜まで大迷惑でした(2夜とも)。
料金に含まれている朝食は朝7時からとのことでしたが、7時20分になっても誰も来ず・・・フロントまで行っても誰もいませんし・・・「まっ、中国の田舎なんてきっとこんなもんだよなぁ」と鷹揚な気持ちでいたので、腹は立ちませんでしたが。
8時に土楼観光にチャーターしたタクシー(360元)が迎えに来ることになっていたので、腹ごしらえをしようとホテル前の坂を下りきった突き当りにあるヌードル屋さんで食べました。ここら辺で唯一空いていたお店です。他の人が食べていた、永定でよく見かける『野菜と肉入の米の麺』を注文し、2人で50円そこそこでした。
ちなみに、ホテルのレストランは8時ごろになって、ようやく従業員がやって来ました・・・
8時少し前にホテルに戻ると、いつもフロントにいるお姉さんが、私たちの顔を確認してからタクシーを呼んでくれました。8時にスタンバイしているはずじゃぁ・・・
チェックアウト日はアモイ行き朝7時半発の長距離バスに乗るため、チェックアウトは6時45分に予定していました。前日は朝8時ごろフロントにようやく従業員が出てきたため不安になり、前夜「明日朝6時45分にチェックアウトしたい」と“筆談”にて告げました。フロントのお姉さんは「わかった」と言ったのですが、当日の朝は誰も居ず・・・そういえば「呼べ」というようなことを言ってたなと思い出し、フロントの後ろにあるラッゲージ・ルームのドアをドンドン鳴らすこと数分後、やっと出てきてくれました・・・今まさに起きたばかりといった姿で。しかし、機嫌は悪くありませんでした。
300元のデポジット。265元の部屋2泊。ミネラルウォーターが3本(9元)。税金とサービス料でどれぐらい加算されるのかわかりませんが、あと250元は精算金が残っているはずです。しかし300元出すと、100元だけ取ってしかも50元も返ってきました。
???「2泊したよ」などと正直モノの私たちは紙で訴えると、割引という意味の中国語が。
「もっと支払う」「いや、要らない」なんて不思議な会話がなされた結果、ここまで言ってそれでいいならいいか、とホテルを後にしました。
設備等で言えば、もう二度と泊まりたくないホテルです。
今年、土楼は世界遺産に登録される予定と耳にしましたが、「ホテル問題を何とかしなくては」と、他人事ながら真剣に思いました。
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