悲恋とホラー映画
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- 旅行時期:2024/06(約2年前)
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by bluejaysさん(男性)
オークランド クチコミ:1件
アレクサンダー・ダンズミュアは、バンクーバー島で生まれた最初の白人である。父は石炭王ロバート・ダンズミュアで、労働組合を弾圧し、クレーグダロック城を築いた。兄はブリティッシュコロンビア州副総督ジェームズ・ダンズミュアで、労働組合を弾圧し、ハトリー城を築いた。
兄がアメリカの陸軍学校にいたため、アレクサンダーはサンフランシスコの事務所に務めたが、下宿先の人妻ジョゼフィンと恋に落ちる。彼女は離婚し、娘とともにアレクサンダーとの新しい生活に入るが、ビクトリア時代の人々はこのような生活を許さなかった。再婚すれば母に勘当され、会社からも追われるのは確実で、周囲の人々に白い眼を向けられ酒に溺れて行く。1989年、長い内縁関係に終止符を打ち、妻となったジョゼフィンのために白亜の豪邸ダンズミュア・ハウスを建てたが、新婚旅行先でアルコール中毒の発作で急死した。結婚生活はわずか40日で、娘は酒乱の父を嫌い、家出して女優となった。ジョゼフィンは部屋数37の豪邸に、一人で暮らした。
家が人を食ってリニューアルされるという1976年のホラー映画「家」のダン・カーチス監督は、ダンズミュア家にまつわる因縁を気に入り、ここを舞台に撮影している。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 駅から遠い
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 無料
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 人はいない
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2024/07/03
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