2世紀から19世紀まで存在した東南アジアの大海洋国家の記憶
- 4.5
- 旅行時期:2023/05(約1年前)
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by arfaさん(男性)
ダナン クチコミ:7件
かつて中国からインド、インドネシアから日本まで交易して栄えたチャンパ王国の遺跡から出土した彫刻の美術館です。チャンパ王国はアンコール朝カンボジアと覇を競い12世紀にはアンコールの都を陥落させ、北の大越国とも競い合いハノイを焼き払うなど存在の大きさの割には歴史上に出てこない不思議な文明でしたがこの博物館を見て文化的には非常に高い国家だったことがわかりました。
なお、日本の古代雅楽の一つ林邑楽(りんゆうがく)は、天平勝宝4 (752) 年に東大寺大仏開眼供養にチャンパ王国からの施設にいた僧仏哲のよって伝えられたといわれている音楽と舞踊で,奈良時代より寺院の供養音楽や朝廷の儀式音楽として採用されました。
このように古くから日本にも影響を与えていた王国の文化を目にすることができました。
およその滞在時間は3時間でした。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- 観光名所ロン橋(龍橋)のすぐ近くです。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 素晴らしい展示内容です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 好きなペースで見学できました。
- 展示内容:
- 5.0
- 素晴らしい展示内容です。
クチコミ投稿日:2023/07/14
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