世界遺産の町タラゴナ
- 5.0
- 旅行時期:2019/09(約6年前)
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by piglet2017さん(非公開)
バルセロナ クチコミ:125件
かつてイベリア半島最古の古代ローマ属州の州都タラコだったタラゴナには、古代ローマ時代の遺跡が残っていて、世界遺産になっています。青く輝く地中海を背景に建てられた円形競技場の眺めが、特に印象に残りました。
タラゴナは、世界無形文化遺産となっている人間の塔の伝承にも熱心な街のようです。本物の人間の塔は時間が間に合わず見られませんでしたが、塔の一番てっぺんに登る世代の子供たちが、市庁舎の前で練習しているのを見かけました。ラベンダー色のユニフォームを着た大人たちも、広場でくつろいでいました。戦車競技場シルク・ローマの前には、人間の塔の練習場らしき建物があり、通りから、誇らしげに展示されている人間の塔の本番写真を見ましたが、万一塔が崩れたら、将棋倒しの心配があるほどの人々の密集ぶりでした。新市街のケーキ屋さんのショーウィンドーには、ラベンダー色のユニフォームの人間の塔のケーキまでありました。新市街のメインストリートには、等身大の人間の塔のモニュメントがあり、本物の人間に混じって、銅像の人間も塔を見上げていました。
またタラゴナは、グエル公園で人気の大階段のドラゴンや蛇のベンチを手がけた建築家ジュジョールの生まれ故郷で、いくつか作品が残されていました。20代最初の作品メトロポール劇場の内部には、バルセロナのカサ・バトリョやカサ・ミラにも引き継がれる、海をイメージしたホールが残されているとのことでしたが、残念ながら休業中で見学できませんでした。
- 施設の満足度
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5.0
- 観光の所要時間:
- 1日
クチコミ投稿日:2021/11/20
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