リスボン大震災から街を守ってくれた神への感謝がこめられた「凱旋広場」
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- 旅行時期:2019/09(約6年前)
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by piglet2017さん(非公開)
セビリア クチコミ:28件
セビリアの3つの世界遺産と14世紀の建物に入った県庁に四方を囲まれた、セビリア観光の中心となる広場で、観光馬車も集まっています。サンタ・クルス街もすぐそばです。
広場の名前は、インディアス古文書館前にある、凱旋の聖母のモニュメントに由来します。凱旋といっても戦争ではなく、1755年のリスボン大震災から町を守護してくれた聖母の勝利を記念するものだそうです。ヒラルダの鐘が勝手に鳴り出す程の揺れで、火災も発生したものの、その数分後に到達した津波のおかげで炎が消え、被害が最小限に抑えられた、これこそ神様のおかげ、自然の脅威に対する神の勝利だ、聖母マリア様への感謝の気持ちを込めたモニュメントを作ろう!ということになったようです。毎年、リスボン大震災発生の11月1日に凱旋広場のモニュメントの前で感謝のミサを行い、今日まで250年以上もの間、震災を語り継ぐ記念碑となっています。
- 施設の満足度
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3.5
クチコミ投稿日:2021/08/07
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