ウディ・アレンの映画『それでも恋するバルセロナ』ロケ地
- 4.0
- 旅行時期:2019/10(約6年前)
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by piglet2017さん(非公開)
バルセロナ クチコミ:125件
ガウディのカサ・バトリョの隣にあるカサ・アマリエの建築家カダファルクが、バルセロナで初めて建てた家です。角にはサン・ジョルディとドラゴンの彫刻があり、パトリアルカ通り側の彫刻も、ふざけた表情をしていました。
ドラゴンのデザインの素敵なランタンが下がっている入口をくぐったところが、カザスの有名な作品が飾られているカフェスペースでした。店内の中世風のシャンデリアや家具もカダファルクがデザインしたもので、代金はブルジョワ出身のカザスが支払ったそうです。こじんまりとしたカフェスペースは、平たい顔族で占拠されていて、我々もその輪の中に入って店内の写真を撮りました。
朝食メニューはあまり充実していませんでした。しかも後でレシートを見ると、料金内訳もメニュー表とは違っていて、メニューよりも高く請求しているもの、安く請求しているものが混在している状態でした。こちらのカフェは、食事内容よりも、カタルーニャを代表するアーティストたちが若き頃に語らったモデルニスモの本拠地を見学する、という意味合いの方が大きいと思います。店名通り、4匹の猫をモチーフとした彫刻や絵画、4匹の猫のモデルになったパリの黒猫のポスター、カザスやピカソの作品も、壁にびっしりと飾られていました。
奥にあるレストランスペースは、映画『それでも恋するバルセロナ』で、ヴィッキーとクリスティーナが夕食を食べていると、フアン・アントニオが現れ、いきなり二人をオビエドに招待する場面の撮影場所です。営業前で誰もいなかったので、室内インテリアや壁に飾られた絵画などを拝見しました。円柱に花が描かれているところは、ムンタネーの影響を受けたのかもしれません。
- 施設の満足度
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4.0
- 一人当たり予算:
- 1,000円未満
- 利用形態:
- 朝食
クチコミ投稿日:2020/04/06
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