ドラゴンが守護するガウディ建築
- 4.0
- 旅行時期:2019/10(約5年前)
-
by piglet2017さん(非公開)
バルセロナ クチコミ:125件
ティビダボ遊園地のある山のふもと、アラゴン王マルティン1世の離宮跡に、ガウディが建てた中世のお城を模した邸宅です。マルティン1世自身がカタルーニャ語で「美しい眺め=ベリェスグアルド」と名付けただけあり、屋上テラスに上がると、360度の絶景が眺められます。サグラダ・ファミリアの向こうには、きらきら光る地中海も見え、日本語オーディオガイドで聞いたばかりの、マルティン王が王位継承者の息子の死を知らせる船が港に入ってくるのをここで眺めたという悲しいドラマを思い出しました。また、屋上の屋根に隠されたドラゴンも見逃せません。窓がドラゴンの目となり、十字架の尖塔はドラゴンのしっぽになっています。中世カタルーニャのお城を再現するガウディの遊び心が感じられる作品でした。
10時に到着して、邸宅内の案内は10時30分から始まりました。他にお客は一人で、ほとんど貸切状態でゆったりと見学できます。ベリェスグアルドは、交通量の少ない住宅街の細い道に面したところにあるので、事前にタクシーアプリを準備して、帰りのタクシーを呼びました。4分ほどでタクシーがやってきました。便利な最寄り駅がないスポットなので、タクシー利用をおすすめします。
- 施設の満足度
-
4.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2020/03/14
いいね!:1票