アール・ヌーヴォー建築の市場
- 3.5
- 旅行時期:2019/10(約5年前)
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by piglet2017さん(非公開)
バルセロナ クチコミ:125件
シウタデリャ公園の散策を終え、ボルン地区に戻ると、19世紀の鋳鉄とガラスでできたモデルニスモ建築の建物が見えてきました。屋根付きの市場の建物としては、ヨーロッパで最大のものだそうです。中に入ると、ガラスの天井の明るい広々とした空間が広がりました。市場の役目を終えた今は、建物修復中に発見、発掘されたスペイン継承戦争で蹂躙される前の1700年代のバルセロナの町の遺構を保存する施設となっていました。
ちなみにボルンとは、「馬上試合」という意味で、中世には、「海の聖母教会の裏に馬上試合広場がつくられて、一騎打ちの槍試合や騎乗合戦が開催された」と、『海のカテドラル』に書かれていました。中世のボルン広場は、地図を見た限りでは現代のボルン通りに該当するのではと思われます。
- 施設の満足度
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3.5
クチコミ投稿日:2020/02/29
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