ミノス時代の雰囲気が味わえる クノッソス宮殿跡
- 4.5
- 旅行時期:2019/05(約5年前)
-
by cloud9さん(非公開)
クレタ島 クチコミ:1件
へラクリオンの港からバスで約30分でクノッソス宮殿跡に到着します。現在見ることの出来る建築物は土台部分を除きほとんどはコンクリートで再現されたものです。また壁画等の本物はイラクリオンの考古学博物館にあり、ここに飾られているのはすべてレプリカです。この地を発掘したエヴァンズの個人的な想像力で大胆に再現されているため建物はかなり怪しい雰囲気です。ただし土台部分だけの荒涼とした廃墟を見せられてもなんだこれってなりそうなのでこれはこれでいいのかもしれません。宮殿の柱は丸太を根の部分を上にして建てられていたそうですが、一本だけ当時のままの柱が発掘されて保存されているのですが3000年前の丸太とは思えないので本当かどうか怪しいです。
エヴァンズの調査によればクノッソス宮殿跡はBC2000より以前のミノス前期、BC2000-BC1500のミノス中期、BC1500-1000のミノス後期に分けられる。クレタ島の政治的中心はクノッソスにあったがBC1700頃にクノッソスとファイストス、グルニアなどの宮殿が破壊されている。原因は不明だそうですが、サントリーニ島の大爆発と時期が重なるため津波が原因の可能性もあるようです。しかしながらその後以前よりも大規模な宮殿を建設して再興を果たしている。クノッソスからは多くの双斧が発掘されていて、ラブリュスと呼ばれていた。双斧が多数発掘されて、その宮殿が複雑怪奇な構造であったことから、クノッソスの宮殿をラブリュントスと呼び、転じて迷宮をラブリュントスと呼ぶに至ったそうです。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2019/11/09
いいね!:1票