SLやディーゼル、トロッコ列車が走っています。貸切もできます。
- 4.0
- 旅行時期:2018/05(約8年前)
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by Dr.鉄路迷さん(男性)
彰化 クチコミ:1件
台湾製糖は大正8年に大和製糖として操業を始めました。
戦後の1946年に台湾製糖となりますが、2002年に操業を停止しました。
製糖工場につきものでサトウキビを輸送する鉄道もありましてサトウキビの輸送の他、従業員や地元の人の旅客輸送も行っていましたが、これも製糖工場の停止とともに路線も廃止になりました。
その廃止路線のうち、渓湖から草埔、濁水までの約3.5kmの王功線に2002年から観光鉄道として列車を走らせています。
製糖鉄道の線路の幅は762mm。
ナローゲージですが、台湾では1435mmの標準軌の約半分の線路の幅なので「五分車」と呼ばれます。
ここでは土休日の10:00、11:00、13:00、14:00、15:00、16:00に1人100元の運賃での定期運転がありますが、平日は20人分の2000元を出せば臨時運転をしてくれます。
土休日の11:00と14:00の列車はSL牽引となって運賃は150元となるようです。
なお、平日の2000元というのはディーゼル機関車牽引のトロッコ列車で、もし、SLをチャーター運転したい場合は20000元かかります。
また予約も必要です。
ディーゼル機関車牽引とSL牽引の列車の他に、ここでは524号というディーゼルカーもあります。
これは普段の運転には就きませんが、これも平日のチャーター運転を行うことができます。
こちらの場合は10000元かかります。
運転は渓湖から濁水までの約3.5kmの王功線を往復してくるものです。
所要時間はディーゼル機関車牽引のトロッコ列車だと片道20分、濁水で10分停まって50分で往復してきます。
私の場合は10000元払って524号の運転を行いました。
1時間のチャーター列車ですから、任意のところで動いたり停まったりを繰り返し、撮影しながら時間いっぱいまで使わせていただきました。
途中は鉄橋もあり、路面電車のような道路との併用区間もあって楽しいです。
渓湖糖廠に戻って来たら、車庫の方にかつての機関車も保存してありますからそちらも見てください。
なお、路線バスではなく、タクシーでここにくる人がいるならば、帰りのタクシーも確保して置いた方がいいです。
台湾の街だったら当たり前のように走っている黄色いタクシーが渓湖ではほとんどいませんでした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 2.0
- 公共の鉄道が無いところなので、最寄駅からバスかタクシー利用になります。
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2018/12/10
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