マーチャーシュ教会 Matyas templom (Matthias Church)

寺院・教会

2階に上ろう

4.5
旅行時期：2017/09（約8年前）

by SATOさん（男性）

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13世紀半ば、ベーラ4世によってゴシック様式の教会として建てられたのが始まりで、15世紀にこの教会を大々的に改装したマーチャーシュ1世を始め、ほとんどのハンガリー国王の戴冠式がこの教会で執り行われてきたという。内部は一面のフレスコ画に覆われていて独特の雰囲気があるものの、それほど古さは感じない。これには理由があって、国土のほとんどをオスマン帝国に奪われた際、この教会も一度モスクに改装されてしまったが、その後再びキリスト教会として蘇った歴史を持つためなのだ。オリジナルのフレスコ画はトルコ軍によって全て漆喰で塗り固められてしまったものを、19世紀になって創建当時の設計図を基にして新しい要素も加えつつ改修されたのが現在の姿になる。階段を上がって2階に上がると、その独特な装飾を間近に見ることができました。