登山経験のない素人でも普段着で標高2200mの巨木森林を散策できる。
- 4.0
- 旅行時期:2017/05(約9年前)
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by 食べ太郎さん(非公開)
阿里山周辺 クチコミ:2件
阿里山森林鉄道が数年前の台風の被害で、嘉義駅発の列車は途中の奮起湖駅までしか行かないので、嘉義駅前からバスで阿里山森林遊園区を日帰り観光して来ました。嘉義駅前→阿里山駅前のバスは、台湾好行の急行バス(実際の運行は嘉義縣公車處が受託)と嘉義縣公車處の路線バスが一日に10便ほどあります。
私が乗ったのは台湾好行のバスで、嘉義駅前のバス停を発車して約2時間で阿里山駅前に到着しました。途中、阿里山国家森林遊園区のゲートを通る時に、乗客は全員降りてゲートで入園料を払います。入園料は200元でしたが、後でネットで調べると台湾人は200元、外国人は300元となっています。地元の乗客の列に紛れて払ったので、外国人と気付かれなかったのかもしれません。
阿里山駅前のバス停は駅の真ん前ではなく、駅前から暫く階段を降った所の駐車場に面したセブンイレブンの前です。このセブンイレブン前のバス停は、帰りの嘉義行きバスの発車地点でもあります。
阿里山森林鉄道は阿里山駅周辺の数駅の間では1時間に2本の頻度で定時運行されており、私は森林鉄道と徒歩で巨木群を観光して来ました。その観光経路は、阿里山駅→鉄道→神木駅、神木駅→徒歩→沼平駅、沼平駅→鉄道→阿里山駅、です。
神木駅から森林の中へ続く「巨木群桟道」は木道が整備されており、運動靴でも歩けます。代表的な巨木はナンバリングされて説明プレートが掲示されていました。森林の中に佇む阿里山博物館は1911年築の木造建築で林業関係の資料を展示しており無料で参観できます。全般的に観光地としてよく整備されており、登山経験の無い素人でも巨木の茂る森林の空気を吸えるのは貴重な体験でした。
私は標高2000mを超える土地は初めてで、計算上は平地より気温が10度は低いはずですが、直射日光は平地より強いので晴れれば暑いです。5月でも半袖で十分でした。私は念のために上着を着ていったのですが、余計な荷物になっただけでした。
しかし、山の天気は変わりやすく、もし雨でも降れば台湾とは思えない寒さになるかもしれません。服装に関しては天気予報も調べた上で、自己責任で慎重に決断して下さい。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1日
- アクセス:
- 3.5
- 嘉義駅前から直行バスあり
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 入園料は外国人300元、阿里山鉄道は一駅100元
- 景観:
- 5.0
- 木道の整備された巨木の森林は貴重
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 阿里山駅前は人混みが多いが森林の中は少ない
クチコミ投稿日:2017/06/14
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