スパオンエアー SPA ON AIR

エステ・スパ・マッサージ

あるだけでありがたい？　空港のスパ

3.0
旅行時期：2016/07（約9年前）

仁川クチコミ：2件

朝７時台の便に乗るため利用…、の予定だったが、予約を受け付けていないようだったので、サウナが満員になどならないだろうと、たかをくくって夜の11時頃に訪問すると、なんと満員！　

スポーツチームの引率の先生が何とか入れないかと交渉していたり、あてがなくなり落胆してフロントに文句を言う人が多数（私を含め、笑）。ずっと空かないのか、何時になったら空くのかと、食い下がると、４時頃になったら空くかもしれないとのこと。３時間ほどロビーの固いベンチで寝て、再び行ってみると入れた。

料金は20000ウォン。靴を脱いで更衣室へ行くと、早朝にもかかわらずたくさんの人。南アジア系のパイロットらしき制服を着ている人も見かけた。

パッと見は日本の小奇麗なスパ、サウナ風だが、中身はちょっぴり異なる。
まず入口の正面にいきなり一人用のトイレ。しかもドアが開けっ放しだったりするので、便器が丸見えで、あまりの意外さに前衛芸術のインテリアかと思うほど。

その先にサウナが２種。これは日本と同じ。その向かいと先に一人用シャワーが並ぶ。日本風の椅子に腰掛ける洗い場らしきものもあるが、南アジア系のパイロットさんが歯磨きしていたりするだけで、ほとんど利用されておらず、身体はシャワーで洗う。

で、浴場。大きな風呂があるが、誰も利用していない。入ってみると、ぬるいというより冷たいプール状態。浸かって疲れを癒すというより、サウナの水風呂として利用するということか？

仮眠スペースには椅子やソファーはあるが数が少なく、すでに占拠されており。あぶれた大勢の人が、床で雑魚寝している。このスペースは男女共用らしかった。早朝なので真っ暗で、売店みたいなものもなく（営業していない？）風呂上りの一杯は楽しめない。

これで2000円かと思うと、日本のサウナのレベルの高さを思い知らされるが、空港にあることを考えればベンチで野宿するより全然いい。早朝便でついたとき、昼まで寝たりするくらいなら使い勝手は良さそう。風呂が熱いともっと良いのだが。