武漢でタクシーに乗る時の心得
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- 旅行時期:2016/08(約9年前)
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by せにょさん(非公開)
武漢 クチコミ:15件
中国は町ごとにタクシーの車両に特色があります。
それは、その町や省に本社や工場を持つ会社の車がタクシーになっている例が多いからです。
北京なら北京現代、上海ならフォルクスワーゲン、そして、武漢ならシトロエンプジョー(東風との合弁)や、東風自動車の現地製車両になります。
最近はBYDの電気自動車タクシーも結構見かけます(緑色タクシー)。
武漢のタクシーは基本的に他の町よりも車両サイズが小さく、トランクの容量も小さいです。大型スーツケースだと、入らない(トランクが閉まらない)というケースもあります。その場合は開放したまま、走りますが、途中で落っこちたりしたところは見たことがありません。
初乗りは、2016年8月現在10元(市内)です。普通はちゃんとメーターを倒して走ります。路上でよびとめて、交渉をもちかけられる、というのは最近はあまり見かけません。
唯一は武漢空港国際便ターミナルです。ここはほぼ交渉になりますので、行きたい場所までの相場を事前におさえておく必要があります。もちろん中国語のみです。
それか、面倒でも国内線ターミナルまで移動して、そこから乗る、という事になります。
言葉は、完全中国語(武漢方言が多い)ですので、目的地を紙に書いておきましょう。中国語が多少できる人でも、「えーっ??? 何? どこ? わからないよ!」と言われるかもしれません。そういう時は、運転手を上回るくらいの大声(四声とかは気にせず)で怒鳴り返してください。そうすると、「おーそうか!わかったわかった!」となるケースが多いので。
耳が悪いのではなく、武漢方言じゃないと、よくわかってくれない人もいるのです。ただ、もともと武漢人はおしゃべりの声が非常に大きく、他の地域の中国人が眉をひそめるレベルですので、驚かないでください。
気になる、ぼったくりですが、まったくないわけではありません。
メーターと違う料金を請求されたことはありませんが、遠回りされることはあります。
車内には運転手の名前など書かれたカードが貼ってありますので、いざと言う時にはそれの写真を撮った上で、交渉してみるのも手ですが、多少の金額なら払ってしまった方が、面倒がなくてよいです。
注意事項が一つあります。
時間帯により、捕まえるのが非常に難しくなる場合があります。
午後3時~5時の間は、運転手の交代時間にあたり、路上で捕まえるのが非常に難しくなります。暫停 の表示を出したタクシーがたくさん見受けられ、また、運よく止まってくれても目的地を聞いたとたん、「行かない」と言われることがあります。自分が戻らねばならない方向と合わないと乗せてくれません。
最後に、最近結構見かける緑色タクシー(EVタクシー)の乗り心地は、かなり良いです。料金は同じと思われます。EVは加速も良く、静かなので、偶然あたると、他のタクシーと比べてなんとなくラッキーな気がします。
尚、最近は地下鉄網拡充が進んでおり、地下鉄でも結構あちこち行けるようになっています。タクシーに比べて料金が非常に安いのと、到着時間が読める、面倒なコミュニケーションが不要、というメリットがあり、私はちょくちょく利用しています。
では、みなさん、気合を入れて武漢TAXIでGO!
- 施設の満足度
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2.0
- 利用目的:
- 市内・近距離
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 日本よりはずっと安い
- 支払額の安心度:
- 3.0
- 利便性:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/08/27
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